Yuhiの読書日記+α

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不機嫌な赤いバラ

2009年03月24日 00時45分31秒 | 映画(は行)
元大統領夫人とシークレット・サービスの丁々発止のやりとりをユーモラスに綴った、ハート・ウォーミングなヒューマン・ドラマ。監督はヒュー・ウィルソン、キャストはシャーリー・マクレーン、ニコラス・ケイジ、オースティン・ペンドルトン、エドワード・アルバート他。

<あらすじ>
元大統領夫人のテスは、夫に先立たれ、使用人たちやシークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。その窮屈さにテスはいつも癇癪を起こし、これまで何人もの係官が更迭されていた。が、大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。現警護主任のダグも手を焼いて退職を大統領に直訴するが認められない。互いに反目しつつも彼女は自分を手放さないのだ。そしてある日、ダグが目を離したスキに彼女が何者かにさらわれてしまう……。(yahoo!映画より)

キャストがいいので見てみました。あまり期待していなかったのですが、思っていた以上に心が温まる、いい作品でした。

ニコラス・ケイジって、人情味があって、人の良さが自然とにじみ出てる気がするので、ほのぼのとしたヒューマン・ドラマにはうってつけですね。
今回の役柄も、まさにぴたっとはまっていて、彼じゃなければこうはいかなかったんじゃないかなーと思わせてくれるほどでした。

また、シャーリー・マクレーンもさすがの貫録で、年老いて我儘になった元大統領夫人役がものすごく似合っていました。元大統領夫人だけあって、誇り高く威厳があって、でも子供っぽいところがあったりする難しい役柄なんですが、それをすごくキュートに違和感なく演じていて、さすがでした!

この二人の掛け合い漫才っぽいやり取りが見ていてすごく楽しかったー。これもキャストがはまっているからでしょうね。
ストーリー的にはさほど盛り上がる場面はないし、結末はある程度想像できるのですが、ゆったりと身を任せて見ていられるのが良かったです。


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