Yuhiの読書日記+α

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25時

2009年03月08日 20時44分15秒 | 映画(な行)
25時間後に刑務所へ収監される男の一日を描いたドラマ。監督はスパイク・リー、主なキャストはエドワード・ノートン、フィリップ・シーモア・ホフマン、バリー・ペッパー、ロザリオ・ドーソン他。

<あらすじ>
ニューヨーク。ドラッグ・ディーラーだったモンティは、何者かの密告で麻薬捜査局に逮捕され、保釈中の身だった。そして、25時間後には7年の服役のために収監される。その現実に打ちひしがれる彼は、馴染みの店で最後の夜を明かそうと2人の親友、高校教師のジェイコブと株式ブローカーのフランクを誘う。また一方で、恋人ナチュレルが密告者ではないかと疑惑を募らせるモンティ。こうして、彼のシャバでの最後の夜が始まるが…。 (yahoo!映画より)


逮捕されたら、即刑務所へ行くものかと思っていたら、アメリカではそうじゃないんですねー。自分で25時間後に出頭しないといけないとは・・・。その間に逃げたりする可能性もあるわけだし、そこは犯罪者を信用してるってことになるのか・・・。
とにもかくにも、そういう制度のせいで、今作のような刑務所に入る前の犯人の1日を追う映画ができあがったわけです。

正直言って、モンティは自業自得だと思うし、それくらい苦悩してもらわないと、彼の売ったドラッグのせいで人生がメチャクチャになった人たちも浮かばれないと思うのですが、モンティの周りの人の気持ちを考えると、すごくツライものがありました。
モンティが犯罪に手を染めるのを防げなかったという怒り・悲しみ・苦しみ、というものが、胸にせまってきて、色々と考えさせられました。
役者さんがみんな芸達者な方ばかりだったのも大きいと思います。特に最後の方の、バリー・ペッパー演じるフランクとの殴り合いのシーンは鬼気迫るものがあって、泣けてきました。究極の友情の形を見た気がしましたね。こんなに思ってくれる人がいるモンティは、何だかんだ言っても恵まれてるなぁ・・・。



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