サスペンス・ミステリ物が大好きなので、そういう本を読むことがどうしても多くなってしまうのですが、同じような系統の本ばかり読んでいると、どうしても次はこうくるかな~と予想がついてしまいがち。
ところがこの方の作品は、あっと驚かせてくれる事ばかりで、ついつい楽しみにしてしまいます。中でも一番好きなのがこの作品です。
自ら「私は長編には向かない探偵」と豪語する銘探偵(名探偵じゃないところがミソ)メルカトルとその友人(?)美袋のやりとりが楽しい短編集です。
あまり短編が好きではない私ですが、この作品は別格です。あちこちに小技が効いてるのと、メルカトルのスゴイ性格についつい惹きこまれてしまうんですよねー。
これまでいろんな作家さんの推理小説を読んできましたが、これほど極悪非道な探偵にはお目にかかったことがありません(笑)。ブラックな要素たっぷりなんですが、どこかユーモラスなところも感じられて、一度読んだら病みつきになります。
読んだことのない方は、ぜひ読んでもらいたいなー。カタルシスの崩壊を味わえますよ!
どうでもいいことですが、麻耶さんの作品って、登場人物の名前が変なのばっかりなんですよね~。これも作者の計算のうちだと思いますが、ホントよく考えつくよな~といつも思ってます。「メルカトル鮎」や「美袋三条」なんて名前、普通はつけないよ・・・。
麻耶雄嵩さんは、寡作な作家さんなので、次の作品が出るのを首を長くして待たないといけないのが難点ですが、それだけに期待が高まりますね!
ところがこの方の作品は、あっと驚かせてくれる事ばかりで、ついつい楽しみにしてしまいます。中でも一番好きなのがこの作品です。
自ら「私は長編には向かない探偵」と豪語する銘探偵(名探偵じゃないところがミソ)メルカトルとその友人(?)美袋のやりとりが楽しい短編集です。
あまり短編が好きではない私ですが、この作品は別格です。あちこちに小技が効いてるのと、メルカトルのスゴイ性格についつい惹きこまれてしまうんですよねー。
これまでいろんな作家さんの推理小説を読んできましたが、これほど極悪非道な探偵にはお目にかかったことがありません(笑)。ブラックな要素たっぷりなんですが、どこかユーモラスなところも感じられて、一度読んだら病みつきになります。
読んだことのない方は、ぜひ読んでもらいたいなー。カタルシスの崩壊を味わえますよ!
どうでもいいことですが、麻耶さんの作品って、登場人物の名前が変なのばっかりなんですよね~。これも作者の計算のうちだと思いますが、ホントよく考えつくよな~といつも思ってます。「メルカトル鮎」や「美袋三条」なんて名前、普通はつけないよ・・・。
麻耶雄嵩さんは、寡作な作家さんなので、次の作品が出るのを首を長くして待たないといけないのが難点ですが、それだけに期待が高まりますね!
この作品は随分前に読んだから、内容はちょっと忘れたんですが、いい短編作品集だった様な…。
麻耶さんは、本格ミステリに真っ向から、挑んでる感じの作品が多いから いいです。
麻耶作品で一番面白かったのは「あいにくの雨で」です。
はなちゃん様も、麻耶さんの作品を読まれているんですねー。私も結構好きで読んでいるんですよ。
この作品は、なんといっても、メルカトルの極悪非道な性格が最高で、いつ読んでも笑えます。こんなヒドイ探偵って、見たことありませんが、相棒の美袋さんとのやり取りも最高です。
「あいにくの雨で」もいいですよねー。あれも大好きな作品です。青春もののような部分と、麻耶さんらしいブラックさがうまく合わさっていて、これまた大好きな作品です♪