Yuhiの読書日記+α

TB、コメント大歓迎です♪
但し、記事内容と関係ないものは削除させて頂く場合もありますので、
ご了承下さいませ。

ラストゲーム

2008年03月18日 23時05分32秒 | 映画(ら行)
スパイク・リー監督が、製作・脚本も手がけた父と息子の絆を描いた作品。キャストは、デンゼル・ワシントン、レイ・アレン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ビル・ナン、ゼルダ・ハリスなど。またバスケットボールを題材にしているため、マイケル・ジョーダンなどMBAのスター選手たちもゲスト出演しています。

<あらすじ>
刑務所で服役中のジェイク(デンゼル・ワシントン)には、バスケットボールの天才プレーヤーとして注目を集める息子ジーザス(レイ・アレン)がいた。ジーザスはMBAか大学進学かの決断を1週間後に発表することになっていた。そんなジーザスを知事の母校であるビッグ・ステート大に入学させることに成功すれば刑期を軽くしてやるという裏取引を持ちかけられたジェイクは、1週間の期限付きで特別に出所することになったが・・・。


天才プレーヤーって、いろんなところから良い条件を提示され、どこでも希望するところに行けて単純に羨ましいなーと思ってたけど、この映画を見てると人間不信になっちゃいそうですね。信じていた周囲の人間が、実はみんな彼がこれから得るだろうお金が目当てだったなんて・・・。
お金・車・家・時計・女・・・。ありとあらゆる物でつろうとしてくる様子は人間の浅ましさを感じて、ぞっとしました。
日本でもスポーツ推薦とかありますが、こんな感じなのでしょうか???
まだ若いのに、こんなことに巻き込まれたら、大変だろうなぁ・・・。

子供の頃から、自分の夢を息子にかなえて欲しいがために、付きっ切りでバスケの英才教育を施して、でも、それがあまりにも行き過ぎて、結果ジーザスの母を死なせることになってしまったという。やり切れませんよね。
父と息子の間にできた大きな溝を埋めるのは、やはりバスケットだったわけで。バスケでできた溝をバスケで埋める。バスケがこの親子の一番の絆であり象徴なんだろうな・・・。
ラストの方で行われる父と息子の1対1のゲームは、言葉にしない分、何か伝わってくるものがありました。

熱血な父親役をデンゼル・ワシントンが好演してましたけど、この当時(1998年)のデンゼルって、細くて若い~!
つい先日も「アメリカン・ギャングスター」で見たばっかりですが、一瞬誰かわかりませんでしたよ。彼って、かなり色んな作品で見かけますが、そんなに変わった感じはしてなかったんですが・・・。役作りのせいもあるのかな。イメージが違います。

ちなみに、ミラ・ジョヴォヴィッチが演じていた女性に関するストーリーは特に必要なかったのでは?
父と息子だけでは、華がないってことかもしれませんが、いまいちストーリーにはまってなかった気がします。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿