つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

地球は青かった。~ユーリ・ガガーリン。

2017年04月12日 23時45分34秒 | 手すさびにて候。
ほんの手すさび、手慰み。
不定期イラスト連載第三十九弾は「ユーリ・ガガーリン」。

本日・4月12日は宇宙飛行にゆかりのある、3つの出来事が起こった日。

1.昭和30年(1955年)
  日本初のロケット、長さ23センチあまりの「ペンシルロケット」が、
  東京・国分寺で水平発射の公開実験に成功。

2.昭和56年(1981年)
  スペースシャトル「コロンビア号」が初飛行に成功。

3.昭和36年(1961年)
  人類が史上初めて大気圏の外に飛び出した。
  この偉業を記念して「世界宇宙飛行の日」が制定されている。

宇宙飛行士第1号「ユーリ・ガガーリン」は、昭和9年(1934年)、
ソビエト連邦スモンレスク州で農場労働者の両親のもとに生まれまれた。
モスクワ近郊の職業学校を卒業後、航空クラブで学びパイロットを目指すが、
彼には大きな悩みがあった。
身長が低く体格も小柄で、コクピットの空間にマッチしなかったのだ。
しかし、航空機でのハンデが、逆に宇宙船ではアドバンテージに。
スペースが非常に限られた乗り物に、打ってつけのサイズだったのだ。

9ヶ月間の訓練を経て、ついにその時がやって来た。
4月12日午前9時7分。
「ガガーリン」はバイコヌール宇宙基地から宙(そら)へと旅立ち、
108分間で地球を1周し無事帰還。
あの名台詞を残す。

地球はかった。

そして、無名の青年は、一躍、冷たい戦争の英雄に祀りあげられた。

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