災害時、家の中で過ごすことが可能な場合、数日間をどう凌ぐか。
《非常食など》
私みたいなずぼらでも上手に備蓄する方法はないかなあと、あれこれ情報を集めていたら、
「ローリングストック」という方法を知りました。
いつも買うもので賞味期限が長いもの(お菓子類やカップラーメンなど)を、
多目に買っておいて、ある程度の量をストック用に確保しておくやり方です。
飲み物も、ペットボトルの水やお茶、ジュースでも
普段飲むものがあれば、同じようにできます。
減った分買い足せば、賞味期限切れも気にしなくて済みます。
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《食料以外で、必要なもの》
それからトイレに困ったという被災経験者の声があるそうなので、
携帯トイレは二種類準備してあります。
家のトイレにかぶせて使うものと、持ち歩くための「モバイルトイレ」です。
あとは、カセットコンロ(予備のカセットガスも!)、ラジオや懐中電灯、手動の携帯電話の充電器など。
懐中電灯は、両手が空くので頭につけるタイプがいいという声があります。(ナルホド...)
それからヘルメット?
それで思い出したのが「防災頭巾」です。
母の手作りのもの二つ(なぜか弟のも私が持っている)と、娘用の既製品。

座布団にもなるし防寒にも使えます!
自分はどこで被災するのか、
自宅か、外出先か、移動中か・・・
予測が付かないので、何を用意したらいいか迷います。
あれこれ考えるとどんどん多くなっちゃうし。
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《靴とメガネ》
家の中がガラスの破片などで危険な状態になり、
靴が必要だという被災経験者の声もありますね。
なので、寝室に靴を置くことに。
それから私は目が悪いので、予備のメガネ。
どちらも持ち出し袋に入れましたが、それが正しいかどうか。
枕元のほうがいいのかな。
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《非常時のご飯の炊き方》
キャンプなどではよく知られている方法かもしれません。
ポリ袋に米と分量の水を入れてきっちり口を閉め、
袋ごと鍋などのお湯に入れて「茹でる」のです。
お湯を沸かすことが出来れば、鍋で炊くより簡単です。
試しにやってみました。
専用の袋も売られていますが、市販のフリーザーバッグでやってみたら、
上手に炊けました!
研いだ米とやや多目の水を入れて空気を抜き、
口を閉めて、煮立ったお湯で約30分茹で、
火を止めて15分蒸らしました。
非常用に、無洗米があると良いかもしれません。
研ぐ手間と水も節約できますね。
自治体によっては、非常時に「炊飯袋」を配布するところもあるようです。
市原市災害ボランティアネットワーク<ハイゼックス炊飯>
・・・実践の報告です。
レトルトカレーやふりかけもあるといいですね。
食欲が出ない時のために、ゼリー状のドリンクや飴などもあるといいのかなあ。
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誰だって、避難所で過ごしたいとは思わないでしょうけど、
我が家は障害のある息子がいるのでできるだけ自宅で過ごしたいのです。
ただ、避難所にいるより、情報や救援物資が
手に入りにくいというデメリットもあるようです。
参考>>
「必ずくる」災害に備えて 非常食の備蓄を考える:めいきん生協(名古屋勤労市民生活協同組合)
防災に応用できるアウトドアテクニック - キャンプでエコをはじめよう- 環境goo
・・・ビニール袋で炊飯する方法が書かれています。
食料備蓄のポイント - 地震情報サイトJIS「防災マニュアル 準備編」
(サイトより)
首都直下地震におけるガス供給の復旧想定 |
各事業者による復旧目標 | 55日 |
阪神・淡路大震災時の復旧実績 | 85日 |
首都直下地震における電力供給の復旧想定 |
各事業者による復旧目標 | 6日 |
阪神・淡路大震災時の復旧実績 | 6日 |
※この日数は、全ての地域が復旧する目安です。
政府中央防災会議「首都直下地震対策専門調査会」より