溝蕎麦に茎おりふしや朱の濃し
身ぞ傍にくき折り伏しや明け残し
拙宅東側は隣家の壁近く、境界線を挟んで隙間ぎりぎり。その北よりはもうスギナ土筆の天国。水道ボックスに近いせいか、地虫も元気。西側は建物が無いから日当たりを好むススキや葛が生える。
溝蕎麦は湿地のもの。建物の南面から東側へとまわる角、ヒバの日陰から伸びる。春は苧環、夏は蛍袋が生えるあたり。
たわむ稲藁や折れる麦藁とはまた違う、節々の枝と角度をつくり幹を曲げる草は面白い。遺伝子や養分レベルでデザインやサイズが決まる植物の不思議。溝蕎麦は蕎麦よりずっと小さいもの。
木の紅葉より早い赤、蜻蛉の赤木の実の赤。薊が全草白み、褐色に酸葉が沈む。
秋山吾は。
身ぞ傍にくき折り伏しや明け残し
拙宅東側は隣家の壁近く、境界線を挟んで隙間ぎりぎり。その北よりはもうスギナ土筆の天国。水道ボックスに近いせいか、地虫も元気。西側は建物が無いから日当たりを好むススキや葛が生える。
溝蕎麦は湿地のもの。建物の南面から東側へとまわる角、ヒバの日陰から伸びる。春は苧環、夏は蛍袋が生えるあたり。
たわむ稲藁や折れる麦藁とはまた違う、節々の枝と角度をつくり幹を曲げる草は面白い。遺伝子や養分レベルでデザインやサイズが決まる植物の不思議。溝蕎麦は蕎麦よりずっと小さいもの。
木の紅葉より早い赤、蜻蛉の赤木の実の赤。薊が全草白み、褐色に酸葉が沈む。
秋山吾は。
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