手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2299号♪どんがらがった

2016-11-20 19:45:40 | 作品写真
ちょいと野暮用で出た日曜の昼、帰りのバスを待ってると「きゃっ」と通りすがりの女性が叫んだ。
買物袋をカラスにつつかれ、まだそばにいる。「怖い」としばらくそばにいらっしゃいました。しかしカラスも動かず、狙ってる。
女性はずっといる訳にもいかない、と焦りだした。俺も自信はなかった。追い払うにも、攻撃ととれば反撃されかねない。とりあえず(カラスは)「見張ってみますから、お帰りになって下さい」カラスが狙っているのは俺かもしれない。女性はゆっくり離れる形で無事帰宅。
さてバス停の俺、隣接の植え込みのカラスとにらみ合い。位置関係は変わらず。この昼食どきに人が持ち歩く買物袋を狙うのは余程ひもじいらしい。植え込みの小枝をつまみあげ土を掘り返しても食物は無い。
ぴょん、と来て遂に俺のエコバッグもつつかれた。叱ったがやはり離れない。
バス停にもうひとり年配のご婦人が来て、二人で近いカラスを見張る羽目になった。こちらのご婦人は食物など持たず、カラスが随分近くにいるわという認識。
―ひもじいらしいです、とつい説明。買物をつついて来ました。(お気をつけて)
あら、誰も食物くれないのかしら。
―うーん、エサやっちゃうのは…後々が…。
そうねえゴミ収集所のゴミも昔ずいぶん荒らされてましたよねえ。
―そうですねえ。
親は食物をあげないのかしら。
―小さくて幼い、当歳かも知れませんね。一緒だと親が先に食べさせたりしますが巣離れするともう遣らないようですよ。
厳しいのねえ。てもさっきから一羽きりでいるからそうよねえ。

野生のカラスの寿命はせいぜい10年とか。若いうちに死ぬ割合が高く平均は2〜3年らしい。この子は冬を越せるのか?

優しいご婦人は、
食べられる実はないのかしら・ねぐらはどこかしらと不憫がりました。しかしご婦人も俺も自転車籠からカラスに肉や刺身を盗まれたことがある。
君にはうっかりパンとかあげられない、と逡巡するうちバスが来た。一度ストラップを振り回し追い払おうとしたら声をあげ怒りました。あまり怒らせて通行人に無茶をさせてもいけない。
♪カァカァカラスの勘三郎
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