振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

2部屋予約していたのに1部屋しかなかったルアンプラバーンの宿

2017-07-06 14:30:55 | 日記
ルアンプラバーンの空港に着いて市内まで行くため、空港ビル内のタクシーカウンターに行った。市内まで50000キップで3人までと書いてある。宿のゲストハウスの名前を告げて50000キップ払うとすぐにドライバーが来てワンボックスカーに乗せてくれた。

我々二人だけかと思っているとしばらくして欧米人のファミリーが4人乗ってきた。4歳くらいの可愛い女の子と父親、そして祖父母のようだ。我々が先に中央の良い席に座っていたので女の子は運転席の横の席に父親と一緒に座ったが窮屈そうだったので連れのK氏が余裕のある自分の横の席においでと誘ったが彼女ははっきりと「NO!」

15分くらい走って我々の宿に到着したのが10時半頃。カウンターに若い男性スタッフがいたのでできるのであればチェックインしようとして予約サイトのアゴダのバウチャーとパスポートを出し「ツールーム」と言うと彼は急にあわてだした。1部屋しかないと言う。

(左端の玄関が緑の木で囲まれた家が宿泊先のゲストハウス)

アゴダからの予約情報が届いていないのか、誤って1部屋しか準備していなかったのかよくわからないが2部屋分の代金は既にクレジットカードで決済されている。そこによくしゃべる年配の女性スタッフが出て来たがそれでも理由がわからない。宿のオーナーがカンボジアに行っていて不在のため理由はわからないと言っているようだ。

その内に明日は2部屋準備できるから今夜だけは別の宿に1部屋確保すると言う。しかたないので下見をさせろと言って男性スタッフと3人で100m離れた裏通りにある宿を2軒下見した。途中で彼に先ほどの女性スタッフは君のママか?と質問すると「違う、ボスだ」と言う。

どちらの代替宿も部屋は小奇麗でまずまずだが観光シーズン以外は客をとっていない感じだ。K氏と相談してツインベッドの部屋があれば1部屋で妥協して1部屋分をディスカウントさせようと、そのことをスタッフに提案した。しかし彼はWベッドの部屋しか空いていないと言い、ジェスチャーで男二人で抱き合って寝たらどうだと、冗談を飛ばしてきた。



しかたないので一晩だけ私が代替宿に泊まることになった。しかしながらトラブルはあったもの大きな声でスタッフを呼ぶボスとよく働く若い男性スタッフ、宿の前の道路を渡るとメコン川が眺められる宿のオープンレストラン。毎晩そこでメコン川を眺めながらビアラオを飲んでいるとトラブルのことは忘れてしまった。