振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

紅葉の北海道で600kmのドライブ(4)紫竹ガーデンと池田ワイン城

2020-10-30 21:06:45 | 旅行
星野リゾートトマムに連泊した中日、帯広にある紫竹ガーデンに行った。トマムから高速道路で山を超えて十勝平野に出ると、広大な農園地帯に真っ直ぐ伸びる道路を延々と走ってたどり着いた。



約30年前に、おばあちゃんが始めたフラワーガーデンとして有名らしい。

入園しようとしたら「今朝の初霜でメインのダリアが全部駄目になったのですが、よろしいですか?」と言われたが、遠路やって来てここで帰る訳にはいかない。昨日は晴れたり時雨れたりの天気だったが、夜は快晴で冷え込んだようだ。今日は目いっぱいの青空だ。








なるほど、ダリアはほとんどが霜にやられていた。自分が生まれた田舎の家にもダリアが沢山あったので、今でも好きな花の一つなのだが、これは少し残念だ。






しかし、園内の紅葉した木々をバックに咲いている花もいくつかあった。快晴の中、落ち葉を踏みしめて園内を散策しても気持ち良かった。



ガーデンを後にして池田町にある池田ワイン城に向かった。十勝平野の東側の丘陵地帯に立つ建物は、遠くからでも視認できる。



実は大学4年生の夏、友人と二人で道内をドライブ旅行した際に来たことがあり、4階のレストランで昼食をとった覚えがある。実に46年前のことだ。スタッフの人にこの建物が完成した年をたずねると、何と46年前の7月とのこと。つまりオープンして1ヵ月後くらいに来ていたことになる。

道内を回りながら民宿やユースホステルに泊まっている内に、恐らくどこかで口コミでここのオープンを知り、それで立ち寄ったのだと思う。

今年になってリニュアルオープンしたようだが、外観はあまり変わっていないように思う。ショッピングエリアではGOTOトラベルキャンペーンの地域共通クーポンが使えたので、ワインやお菓子を購入した。






裏にはワインの醸造工場があり、表側には広大な十勝平野が広がっている。景色を見ながら46年前が懐かしく思い出された。






紅葉の北海道で600kmのドライブ(3)トマムリゾートで2連泊

2020-10-28 21:25:25 | 旅行
2泊目は星野リゾートトマムのタワーに2連泊。実は1泊目の旭川のホテルも星野の経営だった。



7年前と8年前にも泊まったことがあるので、これで3回目か。





タワーを遠くから見ていると、先月行った韮山の反射炉に似てなくもない。



22階の部屋から見下ろすと駐車場には宿泊者の車が一杯。レンタカーが9割以上を占めている。別の場所に大型バスも何台か並んでいた。GOTOキャンペーンがあればこその集客だろう。

大阪から府立高校の修学旅行も来ていた。おかげで夕食のレストランは混雑していたが、昼食を抜いていた我々は早めにと5時くらいに行ったので待ち時間はなかった。しかし7時前にレストランを出ると行列ができていた。



画像は2泊目の夕食に食べたラム肉のチャンチャン焼き。1人¥5500の食事券付きだったので目一杯注文したら食べ過ぎたようで、翌日は胃腸薬キャベジンの世話になった。

朝食は2ヶ所のレストランでブッフェの提供があり、1泊目の朝食の時、レストランの中国人スタッフからウェルカムケーキ?をいただいた。



うちのヨメがスタッフに話しかけられて、トマムリゾートは今回で3回目ですと言うと、わざわざケーキを持って来てくれたようだ。ありがたく食べさせていただいた。


ここの温泉は宿泊棟にはないので、リゾート内の循環バスに乗らなければならないのが少し不便だが、なかなか良い露天風呂がある。星空の下にエゾシカでも現れそうな森林がライトアップされ、それを眺めながら湯に浸かっていると気持ちが良い。

男風呂は混雑していなかったが、ヨメに聞くと女風呂は混雑して大変だったようだ。確かにトマムリゾートには女性客の方が多そうだ。

今回初めて2連泊したが、トマムリゾートのような施設は1泊だけではもったいなく、なるべく連泊して滞在したい。若いころならスキーを楽しみながらの滞在もあっただろうが、今なら北海道の自然やガーデンを眺めながらの滞在も良いかもしれない。

但し、GOTOのような補助がないと長い滞在は無理だな。

紅葉の北海道で600kmのドライブ(2)旭川の上野ファームへ

2020-10-23 16:45:30 | 旅行
上野ファームに行くためにホテルを出発したのは午前10時ころ。バスで回るツアーだと、とっくに出発している時間になる。集合時間が厳守で食事がゆっくりできず、バスの車中でも何かと気を使うツアー旅行は苦手で、国内旅行をする場合は大概が自作のフリープランだ。

ところが今回は旅行社のフリープランを使うことで、ホテル代だけでなく飛行機やレンタカーの料金までGOTOキャンペーンによる割引などの特典があるので利用した。



郊外に向かって30分ほど走行して上野ファームに近づいた時、てっぺんに何か建物のようなものが見える小高い丘が見えた。路肩に車を停めて写真を撮ったが、ひょっとしてこれは上野ファームの一部かも知れないと思ったら、そのとおりだった。





山の反対側に駐車場と入口があった。この週末で今年の開園期間が終了するためか、お客さんも少なめだ。









園内に植えられている花はシーズンも晩期のため少しさみしいが、紅葉した木々が目を楽しませてくれる。時々雨がパラついたり、一時は霰が降ったりもしたが、それも演出だと思えば景色が微妙に変化することを楽しめる。







到着前に見えた小高い丘は「射的山」と呼ばれ、明治の屯田兵たちの射撃演習の場所だったらしい。頂上から見渡すながめも北海道らしくて良かった。









園内のショップで買物をした後、同じく園内にあるNAYA cafeで昼食代わりにソフトクリームとミネストローネをいただいた。小さな子供を連れたママ友たちがランチをしていたが、おそらくシーズン券を購入してここを利用しているのだろう。近くにこのようなガーデンがあることがうらやましい。

旭川→富良野→帯広と移動すればこのようなガーデンが沢山あって、最近はガーデン街道と呼ばれていることを知った。明日は帯広にあるガーデンにゆくつもりだが、北海道らしい観光スポットとしてガーデンはオススメできる。

紅葉の北海道で600kmのドライブ(1)

2020-10-20 13:25:12 | 旅行
GOTOトラベルを利用した旅行会社のパッケージで北海道に行ってきた。往復の飛行機代にレンタカーとホテル(3泊)が付いたフリープランで、旅行社には約¥38000(一人)を支払ったが、本来なら約¥55000くらいだった。



関西空港から新千歳空港まではピーチアビエーション。関西空港まではマイカーを使って来たが、ピーチが発着する第2ターミナル用の駐車場はターミナルビルの真ん前にあるので、第1ターミナルに比べて大変便利だ。



新型コロナのために国際線が飛んでいないので、ビル内がスカスカだ。ビル内の旅行社のカウンターで地域共通クーポンを受け取ったが、¥1000券が17枚(二人分)あった。北海道内と青森県内の登録店で使え、今日から帰途につく4日間の有効期限が記入されている。

新千歳空港に到着後はレンタカーを受け取り、今晩の宿泊地の旭川に向かうが、途中で予め調べておいた地元の回転ずしチェーン店に入って遅めの昼食となった。帰りに支払をする時、レジ横に「地域共通クーポン使えます」の貼り紙を見つけ、早速使わせてもらった。

その後、20分ほどの場所にあるアウトレットモールに立ち寄った。買いたい物があるわけでもないが、このまま旭川に直行しても夕方になり、見るような場所もないので、時間潰しみたいなものだ。地域共通クーポンが使える店が無印良品、マツキヨ、その他いくつかはあるが多くはない。道外から来る客は少ないから当たり前か。

道草を食った上に、節約のため三笠まで一般道を走ったので、旭川の宿に着いたのは21時前だった。



チェックインをすると、フロントで「旭川飲食おもてなしクーポン」なるものを、¥4000分(二人分)いただいた。新型コロナ禍での地域経済活性策なのだろう。市内にある対象店舗のマップももらったので、遅い晩飯になるが旭川ラーメンを食べるために外出した。







自分の食べた味噌チャーシューは特段というほどではないが、ビールを飲みながら美味しく食べた。一方、ヨメの食べた野菜スープのラーメンは期待と違ったようで、口直しにソフトクリームを食べていた。クーポンのおかげでタダで晩飯をいただいたのはありがたかった。







ホテルの内部と、ブッフェの朝食。GOTOキャンペーンのおかげか宿泊者が多く、席が空くまで待たされた。





ホテルの玄関とレンタカーのトヨタシエンタ。旅行社のパッケージに含まれるレンタカーは、通常はSクラスのコンパクトカーになるが、申込時点で予定数を上回ったためか、¥3500の追加料金を払ってランクアップ車になった。

ホテルを出発して旭川近郊にあるイングリッシュガーデン、「上野ファーム」に向かった。






虫に泣かされる秋のキュウリ(水耕栽培)

2020-10-14 05:31:11 | 日記


新型コロナによるステイホームをきっかけに始めた水耕栽培。夏には130本のキュウリを収穫して嬉しくなり、秋栽培のキュウリにもチャレンジした。

8月の20日過ぎにはホームセンターで秋栽培のキュウリの苗を見かけたが、猛暑が続いていたので②種の苗を購入したのは8月の末、植えたのは28日だった。しかしながらまだまだ暑く、午後になると2本の苗は葉を垂らすようにしていて心配したが、どうやら乗り切れた。

順調に成育して9月の末には初収穫もあったが、その頃から夏にはなかった異変が始まった。



葉が虫に食われたような穴が開き、最初は新しい葉が狙われていたようだが、しばらくすると全体に広がってきた。注意深く虫を探すのだが見つからず、虫が出す糞も見当たらない。

NETで虫に食われたり病気になったキュウリの葉の画像を探したが、どうも似たものが見つからない。その内に葉の裏側に黒いハダニが発生してきた。



マラソン乳剤を薄めて散布してみたが、効果がない。その内に葉だけでなく花やキュウリの実にも群がり始めた。

夏に栽培したキュウリには両方とも全く見られなかった現象だ。黒いハダニは近くのプランターに植えたネギに発生したので、仕方なくネギを処分したが、新たに伸び始めた現在のネギにはハダニはいない。

気候の変化によるものか、苗の種類によるものか?

おかげで収穫もヨロシク無く、2週間で30本(2株で)にとどまっている。夏ほどには獲れないと思ってはいたが、苗と液肥のコストをやっと帳消しにするくらいだろう。



友人から教わって、キューちゃんを作ってみた。比較的簡単にでき、浅漬けにするのも良いが、味の濃いキューちゃんは酒のサカナにもなる。作った後、数日間冷蔵庫で寝かせたほうが、より旨くなるようだ。