年齢計算
昨日は敬老の日でした。
報道によれば、平成26年の65歳以上の高齢者は前年に比べ111万人増の3296万人だったそうです。
総人口に占める割合は25・9%で、ほぼ4人に1人が高齢者の計算になり、人数、割合とも過去最高を更新したということです。
また、75歳以上の高齢者も1590万人で、総人口に占める割合が12.5%と、初めて8人に1人が75歳以上となったそうです。
ところで、皆さんは日本には「年齢計算に関する法律」があるのをご存知でしょうか?
年齢計算はこれに基づいて計算されます。
この法律によれば、日本では誕生日の前日に1歳年を取ることになります。
小学校入学の場合、学校の新学期は4月1日に始まり、翌3月31日に終了しますが、小学校に入学できるのは、6歳になった次の日以降の4月1日からの新学期となります。
例えば、2000年4月1日生まれの人は2006年3月31日に6歳となるため、翌日である2006年4月1日からの新学期に入学しますが、2000年4月2日生まれの人は、20006年4月1日に6歳となるため、翌日以降となると2007年4月1日開始の新学期に入学することとなります。
誕生日が1日遅れることによって学年は1年遅れることになります。
この年齢計算は選挙権についても同じです。
日本で選挙権を持てるのは基本的に20歳以上の国民ですが、選挙日の翌日が20歳の誕生日になる場合、選挙当日が19歳であっても投票権があると定められています。
例えば、2000年4月1日生まれの人は、2020年3月31日の満了時に20歳になりますので、3月31日時点で20歳となり、誕生日の応答日の前日、即ち、2020年3月31日に投票日の選挙があれば、19歳でも投票することができることとなっています。
法律上は、誕生日の応答日に年齢が1歳繰り上がるのではなく、誕生日の前日に1歳年を取るということです。
何故このような、わかりにくい制度の法律を作ったかというと、「うるう年」対策の為なのです。
前日に誕生日を向かえるという数え方をしないと、うるう年の2月29日産まれの人は4年に一度しか歳をとらない計算になってしまいます。
前日に歳をとるならば「うるう年」産まれの人でも毎年歳を重ねることが出来ます。この法律のお陰で、うるう年の2月29日産まれの人も、他の方々一緒に小学校に入学出来る事になります。そうでないと20才過ぎ無いと小学校に入学出来ませんからね。(笑)
予断ですが、私の同級生の姉は役所から4歳で入学通知を貰い、親は慌てて入学させました。
入学式でも飛びぬけて小さかったそうですが、勉強の方は何とか問題なく付いて行き、二十歳前に大学を卒業したそうです。珍しいケースでしたので、女性の家庭雑誌にも実名で載りました。
彼女は「うるう年」の2月29日生まれでした。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=h4IuejKZIoY
http://hagedounews.ldblog.jp/archives/36191035.html
確かにこの法律が無ければ4年に1歳しか年をとりませんよね。
>予断ですが、私の同級生の姉は役所から4歳で入学通知を貰い、親は慌てて入学させました。
これは実際の話なのでしょうか?
2月29日生れは分かりますが、4歳で小学校に入学とはどのような計算になるのでしょうね。
でも、外国には飛び入学や飛び級制度があって、アメリカでは11歳で大学を卒業した子供もいるそうです。
このような子供の頭脳はどのようになっているのでしょうね。
「数え年」は生まれた時を1歳とし、元旦を迎えた時に1歳を追える数え方で、「満年齢」は生まれた時を0歳とし、
誕生日を迎えた時に1歳を加える数え方でした。
寿命は、命がある間の長さのことであり、生まれてから死ぬまでの時間のことですから、「生きる力」ともいえそう
です。
一方、「死力」という考え方もあります。死神様に魅入られたくないものの、「死力を尽くす」の死力ではなく確率論
です。 専門的ではありすが、次にご案内します。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/669584a1297f3b6b72964ccd4190538d