ペットボトル

2017-04-13 15:21:44 | 日記
ポリエチレン・テレフタレート(PET)を原料に成型されたプラスチック製容器。清涼飲料、調味料などの使い捨て容器として広く使用されている。
日本での生産は1977年に始まるが、1990年代に入ると、軽く透明で割れにくく使い勝手が良い、リキャップが自由で衛生的など、他の容器にはない魅力が受け入れられて急速に需要が伸びた。
ほとんどの自治体では、それまで不燃ごみとして埋め立てていたが、容積比が大きく収集・埋立コストが膨大化するため、再生利用による減量が課題となり、容器包装リサイクル法(1995)が制定された。
2004年度、容リ法による収集量は238千トン、回収率46.4%、参加市町村数2,796。
再製品市場は、繊維・シート・ボトル・成形品等である。
なお、容リ法の対象とならない事業系の発生物は、産廃としての取り扱いを受ける。

ETC

2017-04-13 15:20:42 | 日記
ノンストップ自動料金収受システムあるいは愛称としてイーテックとも言う。有料道路の料金所において一旦停車することなくゲートと通行者との間の無線通信により自動的に料金の支払いを行うシステム。
日本では、1993年の道路技術5カ年計画に盛り込まれITSを構成する主要な技術のひとつとして位置付けられている。導入目的、効果については、(1)料金所のノンストップ通行による料金所通過時間の短縮やキャッシュレス化を実現し利用者の利便性を向上させること、(2)料金所の処理能力を大幅に向上させ(2~4倍)料金所渋滞を解消させること、(3)料金所での発進・加速に伴う騒音や大気汚染物質排出を軽減し、また、二酸化炭素排出も抑制できること、(4)コンピュータシステムで課金が行われるので、乗り継ぎ割引、夜間割引、環境対策のためのルートによる料金変更など二ーズに対応した複雑なきめ細かな料金制度の導入が可能となること、(5)コンパクトな料金所の構造が可能となり地域活性化の観点からインターチェンジ設置の要望にこたえる可能性も出てくることなどが挙げられている。
2003年12月末現在のETC利用可能料金所は、日本道路公団で856カ所、首都高速道路公団で162カ所、阪神高速道路公団で132カ所の合計1,150カ所となっている。

ラニーニャ現象

2017-04-13 15:18:59 | 日記
太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近)から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて低い状態が続く現象。逆に、海面水温が平年より高い状態が続く場合、エルニーニョ現象と呼ばれる。スペイン語で「神の子」を意味する(ラニーニャは女性形)。太平洋全域の海水温分布が変化し、これが気圧配置に影響を及ぼし、世界各地でさまざまな気候影響が現れることから、注目される