ミネラル

2016-07-30 10:47:58 | 日記
ミネラルとはカルシウム、マグネシウムをはじめナトリウム、カリウム、塩素、リン、カルシウム、マグネシウム、硫黄(以上を生体必須ミネラルという)の他、亜鉛、鉄、銅、マンガン、コバルト、クロム、ヨウ素、モリブデン、セレン(以上を生体必須微量元素という)等の総称である。
おいしい水にはこれらが適度に含まれている(水質項目にある硬度とはカルシウムとマグネシウムのことを指す)。
地下水は土壌や地層を浸透あるいは通過しているうちに自然に浄化され、さらに炭酸ガスや土壌中の多くのミネラルが溶け込こんでいる。
また、ミネラルは水の味を左右するだけではなく、ビタミンなどと同様に栄養素としても重要な働きを持っている。例えばカルシウムを摂取しないと骨の発育に影響が現れる。亜鉛やヨウ素が欠乏すると味覚障害や甲状腺の機能低下が起こる。従って、健康を維持するためにはミネラルや微量元素を食物や水から必ず摂取しなければならない。

アルキル水銀

2016-07-30 10:46:07 | 日記
 水銀原子にアルキル基(メタン系炭化水素から水素原子1個を除いた残りの原子団の総称。一般式 -CnH2n+1)が共有結合した化合物の総称。メチル水銀、エチル水銀などがあり、メチル水銀は水俣病(みなまたびょう)の原因物質とされている。

化石燃料

2016-07-30 10:44:42 | 日記
石油、石炭、天然ガスなど地中に埋蔵されている再生産のできない有限性の燃料資源。石油はプランクトンなどが高圧によって変化したもの、石炭は数百万年以上前の植物が地中に埋没して炭化したもの、天然ガスは古代の動植物が土中に堆積して生成されたものというのが定説である。
現在、人間活動に必要なエネルギーの約85%は化石燃料から得ている。化石燃料は、輸送や貯蔵が容易であることや大量のエネルギーが取り出せることなどから使用量が急増している。
しかし、化石燃料の燃焼にともなって発生する硫黄酸化物や窒素酸化物は大気汚染や酸性雨の主な原因となっているほか、二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因となっており、資源の有限性の観点からも、環境問題解決の観点からも、化石燃料使用量の削減、化石燃料に頼らないエネルギーの確保が大きな課題となっている。
なお、石油については少なくともその一部はマントル内のガスが沁みだした非生物起源のものであり、化石燃料ではないという説が近年話題になっている。