アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

あ゛~、難しいぃぃ~…♪

2018-06-03 09:57:05 | Weblog
ご近所のあちらこちらで、あじさいが今を盛りと咲き誇っています。
色も花型も色々な種類がありますよね。
アナベルに白の一場が浮かぶ宵
繊細な白いアナベルが揺れているのを見ていて、思い浮かんだのは…。
胡桃割人形の雪の景やレ・シルフィード、ジゼル第2幕のウィリたちの踊り、そんなコール・ドゥ・バレエの美しいシーンです
でも、バレエを俳句にするのは難しい
バレエのパやアンシェヌマンの表記って専門用語だから、そのまま使ったら理解してもらえない…たぶん…。
アラベスクくらいならわかる人もいるだろうけど、それ以外はね…。
レッスン中にふと生徒が美しい動きを見せる。
本人は無自覚なんだろうけど、無自覚だからこその美しさがある。
そんなとき、その様を詠んでみたくなる。
でもね…。
パドゥバスク、パドゥブーレ、ピルエット、アントルシャ、グランジュテ、…etc.…、これだけで5音だものねぇぇ…
でも、パの名前を明確にしないとバレエのレッスンだって分からないでしょ
爪立ちて汗もしとどに舞稽古
と詠んでもさ…
舞の稽古=バレエのレッスン、爪立ち=シュル・レ・ポワント、とは理解してもらえないだろうからね。
日本舞踊か仕舞か地唄舞か…ってことになりかねない。
日本舞踊にだって爪先立ちの所作はあるから。
バレエのレッスンを普遍的な日本語になんとか置き換えられないものかねぇぇぇ…、と苦慮しては挫折する、その繰り返し。
アラベスク、その5音を置き換えられない。
脚あげる
脚は前にも横にも後にも上げる。
腕のばすアームスだとそれだけで4音なので…)
前に伸ばしてんのか頭上に伸ばしてんのか、両腕揃えてんのか、左右それぞれの方向なのか…。
真横を向いてんのか正面を向いてんのか、クロワゼなのかエファセなのか…。
さらにはポゼなのか一瞬なのか…。
うわぁぁぁぁ…
ってことの繰り返し。
アラベスクすら置き換えられないのに、グラン・パ・ドゥ・シャなんてどうするんだ…って…
パの表記を使わずにバレエのレッスンを詠めるようになりたいものじゃなぁぁ…。
クロワゼとエファセを迷う背の汗
あ、これはダメだ…、クロワゼとエファセはバレエを習ってる人でないと分からない…。
あ~…、でも…、ま、いいか、生徒のみなさんが分かってくれれば…
コメント
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