アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― 今週もストゥーニュを丁寧に…♪

2024-02-29 10:56:15 | Weblog
先週はピケ-ア・ラ・スゴンドから5番ポワントでのストゥーニュを練習しましたが、今週はポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚を5番ドゥミ・ポワントに引き付けてからのストゥーニュを練習しました。
まずはアン・ドゥダーン。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右前5番ドゥミ・ポワント→左方向に1回転→左前5番プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左前5番ドゥミ・ポワント→右方向に1回転→右前5番プリエ→…………
つぎにアン・ドゥオール。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右後ろ5番ドゥミ・ポワント→右方向に1回転→右前5番プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左後ろ5番ドゥミ・ポワント→左方向に1回転→左前5番プリエ→…………
先週練習したピケする脚の方に重心を移動する動き方と、軸脚のルルヴェにポワン・タンジュの脚を引き付ける動き方、この二つが基本の≪基≫です。
でね、アン・ドゥオールの場合はプリエしてる軸脚がルルヴェしてその軸の方にポワン・タンジュの脚を引き付けるけど、この動き、ふたりとも普段から練習してるわよ…、ほら、ポワントレッスンのときのアッサンブレ・シュル・レ・ポワント、あの動きですよ
「それからね、5番ドゥミ・ポワントに立ったら“後ろ側の脚の方に回転する”と覚えておいて。たとえば左前5番なら右に回転するからアン・ドゥダーン、左後ろ5番なら左に回転するからアン・ドゥオールってこと」
「…右前で…後ろ側の脚の方…アン・ドゥダーン……、左前で後ろ側…も…アン・ドゥダーン……、左後ろで後ろ側に…だとアン・ドゥオール……おぉ
そうそう、ソコをきちんと理解してれば混乱することはないからね。
それじゃポワントに履き替えて、アンシェヌマンに組み込んで練習してみましょうか
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毎度のことです…♪

2024-02-26 10:57:18 | Weblog
9月に開催予定のアンシャンテの発表会で水曜日クラスの皆さんが披露するのはそれぞれのソロ・ヴァリエーションとネオ・クラシックのアンサンブル作品です。
アンサンブル作品は私のオリジナルですから振り付けに掛かるまでに準備しておきたいこと、それはちょっとしたアンシェヌマンやパを練習しておくことで、私の得意な切り返しとかアレグロ風のプティ・ソテなどで足踏みしなくても大丈夫なようにね。
先週水曜日のクラスではストゥーニュの練習をしました、それは私のアタマの中に夢の記憶が幽か~~~に残っていたから。
夢のなかではヒメさんマリさんが私の指示どおりにテンポよく動いていて、夢を見ている私の意識は、
うん、今の切り返しはいいねぇ…
おぉ、そのフォーメーションは活かせる…
なんて肯定的で、満足してるようでした。
がっ…、そこで目覚ましが…
ぁたぁぁぁ…っ、全っ部忘れたぁ…
アタマの中で曲を流して思い出そうとしても何も浮かんでこない…、さっきまでのあのテンポのいいバランスのとれたアンシェヌマンはどこ行った…っ、ヒメさんマリさんの呼吸の合った掛け合いはどうなった…
ま、まぁ、いつものことだわなぁ…振り付けを考えているときに必ずといっていいほど見る夢ですよ
夢のなかで動いてたふたりがカッコ良かったってことは覚えてる…
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電気ケトルが故障…♪

2024-02-25 09:53:42 | Weblog
今朝のこと、起床して早々に朝食の支度をしようと電気ケトルをセットしてスイッチを入れると、アレ…点かない…、一旦コンセントからプラグを抜いて改めてセットしスイッチを、おりょ…やっぱり点かない…、しばらくそうやってああかなこうかなと試したけど……しぃ~ん……あらぁ…
このケトル、気に入ってるのよねぇ…、なんといっても蓋を外すと口が広いので中を洗うのが楽だし、お湯を沸かすという一つの機能しかないっていうシンプルさがいい、そしてそのフォルムもずどぉ~んとただの筒丈で曲線美とか可愛らしさの気配なんて0.1ミリもないの
朝食後、いつ買ったんだっけと保証書を取り出してみたら……こりゃぁ保証期間の1年なんてとっくのとうに切れている…、毎日毎日数年間朝昼晩と十分活躍してくれました、ありがとう
まぁ、潮時ってことでしょうね
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ミニバラ…♪

2024-02-24 09:31:25 | Weblog
いつもの花屋さんの前を通りかかったらミニバラの小さな鉢植えが沢山並んでいました。
おぉ、深みのある赤い花が素敵
ミニバラ、ずぅ~っとずぅ~っと以前のことですけどミニバラの世話を楽しんだこともありました。
きちんと手入れをすると次から次に花が咲いて、それが楽しみで、一回り大きな鉢に植え替えたりもして、そうやって手入れを続けていたらミニバラがミニとはいえないバラになっちゃったり…
店頭ではお洒落な鉢カバーを付けてディスプレイテーブルの上に並べられたものと、業務用コンテナのようなケースに並べられて隅っこの方に置かれたものとがあって、隅っこに置かれてる方はちょっと元気がないような感じで寂しいお値段がつけられていました。
スタッフの方に訊いてみたら店頭に出す前の置き場所があまりよくなかったとのこと。
バラを育てたことはありますか?
あります
手入れの仕方とか経験があってご存じならアチラの方がお得だと思うんですけど…
ん、わかった、そうしましょう
ってことで寂しいお値段=嬉しいお値段が付いた方を購入しました

               

申し訳程度に頑張って咲いていた花が萎れる前にお別れして、少し枝を整理してやると、

               

元気な新しい芽が沢山出てきました
これからが楽しみです
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水曜日のアンシャンテ ― ストゥーニュを組み合わせると…♪

2024-02-22 10:46:05 | Weblog
ポワントレッスンはいつものように両手バーで軽い足慣らしから、エシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなアンシェヌマンまで一通り練習。
そのあとストゥーニュ・アン・トゥールナンの基本の≪基≫を。
右後ろ5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚ピケ-左前5番ポワント→右に1回転→右前5番ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→左脚ピケ-右前5番ポワント→左に1回転→左前5番ポワント→…………
これがアン・ドゥダーンです、と見本を見せながら説明。
少しゆっくりのテンポで、確認しながら動いてみましょう、どうぞ

お、いいねぇ、きちんと5番ポワントになってから回転してるから ですよ。
「で、今やったのがアン・ドゥダーンてことはよ、当然、アン・ドゥオールがあるってことよね
「…あ…、 …」
右前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚ピケ→左後ろ5番ポワント→左に1回転→左前5番ポワント→左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→左脚ピケ-右後ろ5番ポワント→右に1回転→右前5番ポワント→…………
ってことですと見本を見せながら説明。
ピケしたら前か後かどっちに脚を引き付けるのか、引き付けたあとどちらに回転するのか、確認しながらやってみましょう、どうぞ

あら、いいんじゃなぁい…、そうやって落ち着いてやれば、正確に動けてるわよ
「でね、いまのはポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚にピケしてっていう動き方だったでしょ…、ってことはね、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚をプリエしてる脚に引き付けてルルヴェしてから回転っていう動き方もあるのよ、それにももちろんアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンがあるわけ
「… …」
だぁいじょうぶよぉ、基本のアン・ドゥオールとアン・ドゥダーンをきちんと理解して動ければ、ちょっとした変化でもスグに動けるわよ
センターレッスンではいつものタン・リエにストゥーニュを組み合わせてみました…、ちょっと変則的なアンシェヌマンになりましたけど。
右前5番プリエ・クロワゼ→タン・リエ・アン・ナヴァン→5番ルルヴェ→右前5番プリエ・アン・ファス→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚ピケ-左前5番ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥダーン→右前5番ポワント・クロワゼ→プリエ→タン・リエ・アン・ナヴァン→5番ルルヴェ→右前5番プリエ・アン・ファス→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚ピケ-左後ろ5番ポワント→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→左前5番ポワント・クロワゼ→プリエ➡…………
普段練習してるタン・リエのアンシェヌマンとどこが違うか確認してね。
ストゥーニュをどこで終わるかがカギ ですよ。
はい、どうぞ

おぉぉ…、びみょ~なところが無きにしも非ずだったけど、もちこたえたねぇ
その調子です






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毛玉取り器を新調しようかな…♪

2024-02-20 10:32:59 | Weblog
様々な生活家電の中で毛玉取り器は炊飯器やトースターのように毎日使う日常生活に必須のものではないと思うけど、それでもないとちょっと困る。
これまで長年愛用してきた毛玉取り器のメーカーはNationalです
2008年にNationalからパナソニックに名称変更してるから、それ以前に購入したもので当時は普通だった乾電池式。
先月T-falのショップの前を通りかかったら毛玉取り器をPRしてまして、近寄って手に取ってみたら持ちやすくて切れ味も良さそうでした
即購入には至らなかったのですが、帰宅してつらつら考えるに、
手元にあるものはそろそろ切れ味が鈍ってきてるかも…。
いまはもう充電式の時代よねぇ…。
なんてことが浮かんで、気持ちが少~し買い替えの方を向き始めました。
毛玉取り器っていうのは季節家電でもあるのかな…、もしまだ店頭にあったら買い替えようと思って先週、T-falのショップに脚を向けました。
店頭にはたしかに毛玉取り器が展示されていましたが、以前は2種類あったのに1種類しかない。
残っているのは乾電池式の方で、充電式の方は売り切れてしまったとのこと
そうかぁ、そりゃぁそうよねぇ、充電式を選ぶ人の方が多いわよね。
スタッフの方によると毛玉取り器は通年扱っているから入荷はするけど、“いつ”というお約束が出来ないってことでした。
ま、手元のものは使えるんだし急ぐわけでもないからそのうちにと思いなおして書店に向かいました。
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部屋干し…♪

2024-02-19 11:25:44 | Weblog
昭和の人間だからなぁと自嘲しなくもないんだけど、洗濯物の部屋干しがちょっと苦手でした。
洗濯物はお日様のもとサラっと乾く感じが好き、あの“お日様の匂い”とも言えそうな清潔な匂いが好いなぁって…もっとも今は柔軟剤を使ってますけど。
乾燥機を持っていないからお天気が思わしくない時にはどうしても部屋干しってことになるのは仕方のないことで…。
ただ、お洗濯のプロみたいな人たちが薦めるのは部屋干し。
その理由は、昔と違っていまは空気中の有害物質も増えているし花粉などの付着とか繊維の色褪せや劣化などを考えると部屋干しが安全なんですって。
うん、それは分かる、たしかにそうでしょうとも、と納得はしてるんですけどね。
気のせいかもしれないけど、何となぁくどことなぁくあの部屋干しのにおいがねぇって思っちゃうんですよ…、もちろん部屋干しのにおいを防ぐ洗剤や柔軟剤も数々売られてますからそぉんなに気にすることないんだとは思います。
ずっとそんな風に思ってたのがちょっと前から気分に変化があって、部屋干しも気にならなくなってきました。
それはね、空気を浄化するフレグランスランプを使うようになったからです。
普段行きつけのオーガニック専門店で扱っているもので、見るたびによさそうだなと気になってたので思い切って去年購入しました。
100年余り前にフランスで生まれた「触媒燃焼システム」によって室内の空気を除菌・消臭するもので、無臭のオイルと香りづけされたオイルがあって、オイルの香りづけに使用されているのは100%植物由来の素材ですから、わざとらしいとってつけたような鼻に付くカオリではありません。
オーガニック専門店の店長にアドバイスを頂いて、無臭のオイルとフレグランスオイルをブレンドして自分好みに香りを加減して使っています。
コレを使うようになってから部屋干しに抵抗がなくなりました、今朝も雨模様でしたが洗濯してフレグランスランプを焚いて部屋干ししています

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金曜日のアンシャンテ ― ピケ−ルルヴェに気を付けて…♪

2024-02-18 11:12:09 | Weblog
両手バーで足慣らしをしたあとピケやピケ-ルルヴェを組み合わせたパを
右前5番→左にピケ-ルティレ→右脚プリエ、左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ピケ-ルルヴェ、右脚デガージェ・ア・ラ・スゴンド→左脚プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール➡右にピケ-ルティレ→…………
大事なポイントは
ルティレはドゥヴァンに
ク・ドゥ・ピエ・デリエールの足でピケ-ルルヴェするときは膝をしっかり伸ばす
デガージェ・ア・ラ・スゴンドの脚を1度ク・ドゥ・ピエ・デリエールに引き付けてから、改めてア・ラ・スゴンドにピケ
慌てないで、一つ一つの動きをきちんと切り替えてね。
どうぞ

お、いいねぇ、ふたりともピケ-ルルヴェがしっかり出来てるね
んじゃちょいと、短いアンシェヌマンにしてみようか
右前5番→左にピケ-ルティレ→右脚プリエ、左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左脚ピケ-ルルヴェ、右脚デガージェ・ア・ラ・スゴンド→左脚プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ➡右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左脚プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にピケ-ルティレ→左脚プリエ、右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚ピケ-ルルヴェ、左脚デガージェ・ア・ラ・スゴンド→右脚プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール…………
左にピケ-ルティレするところから始めて左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケするところまでをサイドAとするとサイドBは右へのパ・ドゥ・ブーレ・ピケから始めて右にピケ-ルティレするパで終わる。
「ね…っ
「… …」
あ、あら……、じゃぁ一緒にやってみましょう

おぉ、いいですよぉ…、切り返しが上手に出来たねぇ
センターレッスンではまずピケ-アンボワテを

おりょぉぉ…
なぁんかふたりとも、おみやを提げてる酔っ払いみたいじゃん…新橋あたりにいそう…
「… …」
ピケ-アンボワテは1本の線上を真っ直ぐ、ア・ラ・スゴンドの脚を引き込んだ瞬間に反対側の脚が弾き出されるイメージで、ポン→パン→ポン→とリズミカルに。
重心をしっかり吊り上げて、その重心の下に脚を引き込むんですよ。
もう一度どうぞ

うん、よろしいでしょう
それからピケ-ルティレをアン・ナヴァンで練習したり、グリッサード→ピケ-アラベスクの練習をしたり。
Aさんはピケ-ルティレのとき、先週はピケする脚の膝が緩んでたけど今週はソコが修正されてた
ヒメさんはピケ-アラベスクの重心の位置を修正したらアラベスクの脚がちょっと上がるようになりました
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金曜日のアンシャンテ ― センターレッスンは踊る練習…♪

2024-02-17 10:15:37 | Weblog
センターレッスンはバットマン・タンジュから…、その中盤で
右脚ポワン・タンジュ・エカルテ・ドゥヴァン×3回→2番ドゥミ・プリエ→重心移動して左脚ポワン・タンジュ・エカルテ・デリエール→…………
この2番プリエからの重心移動が大事。
移動と同時にエカルテ・デリエールの脚をヒョン とバットマンしてもグラつかないくらいに重心を移し切らないとね。
それからタン・ルヴェやエシャッペ・ソテのシンプルなアンシェヌマンを練習してから、少し雰囲気を変えてピケ-アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを
右脚アティチュード・ア・テール→右にグリッサード→右脚ピケ-アラベスク→左脚前5番プリエ→ルルヴェ→右脚プリエ-左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→左脚ピケ-右脚アラベスクで方向転換→アラベスク-プリエ→右後ろ5番ドゥミ・ポワントに引き上げてパ・ドゥ・ブーレ・ドゥス→左脚アティチュード・ア・テール➡左にグリッサード→…………
アラベスクは1番アラベスクで
アラベスク-プリエのあときちんと5番ドゥミ・ポワントに引き上げること
ではどうぞ

う~ん…さて…ねぇ……。
「あの…っ、パ・ドゥ・ブーレのあとアティチュード・ア・テールに下りるところは、2番ドゥミ・ポワンに開いたところから直接クロワゼに脚を出して下りていいんですか?」
「いいや、パ・ドゥ・ブーレを5番に収めてから、その前側の脚を1歩踏み出してア・テールに下りる、もちろんそこは通過するだけで止まらなくていいけどね、5番を通過ってことを大事に
もう一度、どうぞ

う~ん…ふたりとも間違ってはいない、間違ってはいないが、しかし…。
「あのね、あくまでも私の捉え方なんだけど、単純に分けるとバーレッスンは“動かせる身体を作るための筋トレ”でセンターレッスンは“踊り方の練習”なの。ふたりとも、もっと踊るために動くってことを考えないと
「… …」
「ヒメさんさぁ、ピケ…5番プリエ…ルルヴェ……アラベスク-プリエ…5番ルルヴェによいしょっ…みたいにいちいち考えてたでしょ」
「… …、ちゃんと5番に下りたかとかピケに乗れたかとか確認してました…
だよねぇ…、それが悪いとは言わないけど、もっと踊るってことも考えてごらん、ふたりとも。
「音楽が踊らせてくれるから、もっと音楽の中に溶けているようなイメージで…
はい、もう一度どうぞ

おぉぉ、いいじゃない、いいですよぉ
さぁ、それではポワントレッスンに突入~
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水曜日のアンシャンテ ― ここからすべては始まる…♪

2024-02-16 10:18:06 | Weblog
ポワントレッスンはいつもと同じ、両手バーで軽い足慣らしから。
ルルヴェは1番×4回→2番×4回→5番×3回→エシャッペ→5番×3回→エシャッペの順番で。
つぎはエシャッペとピケ-ルティレのシンプルなアンシェヌマン、
右前5番→エシャッペ→エシャッペ→右脚ルティレ-パッセ→右後ろ5番ルルヴェ→エシャッペ→エシャッペ→左脚ルティレ-パッセ→左後ろ5番ルルヴェ→……
はい、どうぞ

ふたりともなかなか快調に動いている……けど…、
「ゴン って…
パッセして5番プリエに下りたときの足音が…。
「… …」
まぁ、自覚があるなら良しとしましょうか
横方向にゆっくり1歩ずつブーレやスウィヴィをしたり、横方向にピケ-ルティレをしたり。
それからパ・ドゥ・ブーレ-ピケのシンプルなアンシェヌマンを。
右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→左脚プリエ-右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→左にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→左前5番プリエ→エシャッペ→エシャッペ→左脚プリエ-右足ク・ドゥ・ピエ・デリエール⇒左にパ・ドゥ・ブーレ-ピケ→右脚プリエ-左足ク・ドゥ・ピエ・デリエール→…………
ふたりともク・ドゥ・ピエからのピケ-ルルヴェで真っ直ぐにしっかり立てるようになったねぇ、いいですよぉ
あ、ヒメさん、初めのルティレからア・ラ・スゴンドにピケするタイミングが違う、急ぎすぎ、もっときちんとルティレを見せてから。
スピーディーに動くこととカウントを無視することとは違うよ
センターではタン・リエやピケ-アンボワテ、ピケ-アラベスクの練習を
ふたりとも真っ直ぐに立つ=トウ先の上に重心を乗せるってことが理解出来たみたいで、オン・ポワントのときの足元に不安がなくなってきた。
すべては正確に真っ直ぐ美しく立つことから始まる…なんちゃって…
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水曜日のアンシャンテ ― 跳び上がれるようになってきた…♪

2024-02-15 10:08:48 | Weblog
バーレッスン後半のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール、年明けからグラン・フェッテ・アン・トゥールナンの基本の基の《基》を練習しています。
先週まではデヴロッペ・ドゥヴァン-プリエ→ドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオールのところも軸脚はア・テールのままだったのですが、昨日からドゥミ・ロン・ドゥしてア・ラ・スゴンドに達したときには軸脚がドゥミ・ポワントにルルヴェするという練習を…、ただし計4セットのうち前半の2回だけ、後半は先週までと同じようにア・テールでよろしいですよてことで…。
「2回でいいんですね」
「だって4セット全部って言ったら、きっと後半2回はヨレヨレになるよ だからまずはきちんと2回、少しずつ増やしていくから」
「まぁ、それは…
ということで、ふたりとも一応はやりきったね
「まぁコレを4回余裕で出来るようになったら、グラン・フェッテを1回回れるかもなぁ…」
グラン・バットマンのあと最後に両手バーでタン・ルヴェの練習を。
1番ポジシオン・タン・ルヴェ×4回→2番タン・ルヴェ×4回→右前5番タン・ルヴェ×3回→シャンジュマン→左前5番タン・ルヴェ×3回→シャンジュマン
はい、どうぞ

おぉ、ちゃぁんと腰が上がるようになってきたじゃない
それに足指もきちんと伸ばせて足先の伸びがいいわね
その調子その調子
センターレッスンではバットマン・タンジュのアンシェヌマンのあと、方向転換切り返しのアンシェヌマンにピルエットを組み合わせて
アン・ドゥダーンで90度方向転換→大きい4番→ピルエット・アン・ドゥダーン→アン・ドゥオールにフェッテで270度方向転換→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→アン・ドゥオールにフェッテで270度方向転換→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→アン・ドゥダーンで90度方向転換→大きい4番→ピルエット・アン・ドゥダーン
大事なポイントは
大きい4番は骨盤が横を向かないように、きっちりドゥ・ファスに向ける
4番プリエはきちんと仕切り直すこと、間違っても“4番と大きい4番のあいだ”みたいな中途半端なポジシオニングをしないこと
ではどうぞ

わぉ、ヒメさんがあさっての方を向いた…っ、わわっ、またあさっての方を……ひぇぇぇぇ…
マリさんはところどころ、4番と大きい4番を行ったり来たりしてんじゃん……ひょぉぉぉ…
ま、まぁ、じっくりやっていきましょうね
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輪が繋がって大きな輪に…♪

2024-02-13 12:11:08 | Weblog
相槌 <神田職人えにし譚>』を読んでいて今回も思ったのは、神狐の化身と思われる“しろ”“ましろ”がほんとにカワイイってこと。
今作では真冬だから二人は紺色の袷と濃紺の綿入れを着ているけど、その綿入れの下でふさふさのしっぽが動いているような気がする…、あるいは、咲さんはじめ人間の目には見えないけどもしっぽは出ているのかもしれない、そんな風に想像しちゃいます
で、ふたりが腰に付けている守り袋の紋印から伏見稲荷に所縁があろうと咲さんは見当をつけていて、二人がお遣い・お仕事と称しているのは縁結びかもしれないと考えているわけ。
シリーズ第1作目『飛燕の簪』の初めの方で稲荷神社にお参りした咲さんが“なにかおもしろいことはないかねぇ”と呟いたことから物語が始まる。
立ち寄った小間物屋で見かけた1本の簪をめぐっての錺師修次さんとの出会い。
ある老婆に声をかけたことから長い間離れ離れになっていた高齢の姉妹が再会する一翼をになうことになり、その縁で料理屋の女将に相応しい帯を拵える、その帯を見た能役者から腰帯の注文を受け、さらにはその能役者の娘が許嫁への返礼にと半襟を注文してくれて……、まるでわらしべ長者のお話のように人から人へと繋がっていくんですよね。
シリーズ初めの頃に咲さんが手掛けた七草柄の財布を買った粋人もその友人も咲さんの贔屓となってて、その友人は錺師修次さんの贔屓でもあり戯作者狐魅九之助の支援者でもあり……、この狐魅九之助が引き起こした騒動をきっかけに咲さんは髪結いのお伊麻さんと知り合い、そのお伊麻さんは瑞香堂の主と好い仲に……。
シリーズ第1作目から第5作目までの間に広がった咲さんの作品の愛好者たち、彼らは咲さんの知らないところでも繋がりを持っていて、第6作目でついに師匠の工房に入った大仕事に力を貸すことに。
小さな輪がいくつもいくつも鎖のように繋がって大きな輪を作ってるみたいですが、それが咲さんのいう“縁結び”なんでしょうし、第6作目には春日大社所縁の神鹿の化身かと思われる少女も登場しましたから、さらに輪が大きくなっていきそうですよね。
そして修次さんと咲さんの仲はなかなか進展しないけど、職人仲間として、他に替え難い相槌として、このままでもいいんじゃないかねぇなんて思ってます。
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『相槌』 ― 神田職人えにし譚…♪

2024-02-12 14:36:10 | Weblog
いよぉっ、待ってましたぁの新巻が出ました
シリーズ5作目の『瑞香』から1年振りでしょうかね。

             

『相槌<神田職人えにし譚>知野みさき著 ハルキ文庫
三話目で咲さんの師匠である先代親方から助っ人を頼まれます。
親方のところに注文が入った能装束のうち着付(=上衣や袴などの下に着ける小袖のようなもの)の仕立てを任せたいということで、その意匠を決めるところから関わり立派な着付を仕上げます。
能装束や武家の着物は本来男仕立て(男性の仕立て屋が手掛けるもの)が良しとされ女性が手掛けることには否定的だったことから、咲さんは着物の仕立てを夢見ていましたが、このたび着付を手掛けてみて自分は何が好きなのか何が自分に合っているのかに思い至るのです。
さらに錺師修次さんと簪と簪入れを拵える予定だったのが紆余曲折を経て櫛と櫛入れを拵えることとなり、その意匠をあれこれと話し合っている二人の楽しそうなこと、“相槌”とは正にこのことなのね
稲荷神社の神狐の化身であるらしき双子の“しろ“ましろも元気でお役を務めたり咲さん修次さんと一緒に出掛けたり、そして新たに“しろ”“ましろ”の幼馴染として登場した少女、咲さんの見立てによると少女の着物の背紋は春日大社の下り藤、ゆえに神鹿🦌の化身ではないかと…
ほかにも男女を問わず咲さんの周りの人間関係が豊かに広がって行ってますし、日本橋の小間物屋桝田屋を通して人手に渡った咲さんの作品は持ち主の自慢の品になっていて、そのことはまた先代親方の自慢にもなっているようです
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金曜日のアンシャンテ ― ピケでは膝は緩めません…♪

2024-02-11 11:33:38 | Weblog
ポワントに履き替えてまずは両手バーで軽く足馴らし。
1歩ずつゆっくり横方向にブーレをどうぞ

お、Aさん、重心の位置がちょっと違うのとトルソーに余計な力が入ってる。
まず両手バーで5番ポジシオン・ポワントに立ってみて…。
「いいですか、重心を置く割合は前側のポワントに51%、後ろ側のポワントに49%ってイメージして…、そしてね、肋骨の上部が上がって反り気味になってるからアンダーバストを下しましょう…、あとはお臍を背骨にくっつけるイメージで…、それならバーから手を離しても余裕で立ってられるわよ
手を添えてコントロールをサポートしてあげると…、フッと両手を離せたね
「はぁぁぁ…、重心は後ろ側のトウに置くもんだと思ってました
おりょぉぉぉ…
センターではまずタン・リエに5番プリエからのルルヴェを組み合わせて練習。
それからピケ-ク・ドゥ・ピエをアン・ナヴァンで。
はい、どうぞ

お、ヒメさん、トルソーがク・ドゥ・ピエする脚のほうに開いてるよ、両方の腰骨と肩を正面に向けてね。
Aさん、ピケする脚のお膝を曲げてはいけません、ポワン・タンジュした脚の膝を曲げてトウを立ててからその上に乗ろうとしてるけど、それは ですよ。
「ポワン・タンジュの脚を立てるためにプリエの反発力を利用して押し上げるの。ポワン・タンジュのときの脚のラインとピケで立つまでの脚のラインに変化はないんですよ
最後にポール・ドゥ・ブラとパ・ドゥ・ブーレ・スウィヴィでレッスン終了~
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金曜日のアンシャンテ ― プリエを修正…♪

2024-02-10 11:07:46 | Weblog
昨日はヒメさんともう一人Aさん
一番はじめのプリエのときにAさんの動きを見て“…んと思った…、そして5番からのバットマン・タンジュのア・ラ・スゴンドのところでヒメさんが2番プリエをするのを見たとき“おりょぉと思った…。
どちらもきっちり修正しなければ…。
まずヒメさんから。
…→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番プリエ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→……
で2番プリエに移行するとき、まぁ思い切りよくズム と沈みに行っている…、それは違うだろぉ…。
「あのね、2番プリエに座り込みに行くんじゃなくて、2番プリエになった瞬間にぱぁん とタン・ルヴェ出来るように、動きのベクトルは上向き に」
「深くプリエしない方がいいんですか?」
「いや、深い浅いの問題じゃなくて反発力があるかどうかが問題なの」
ん~、大事なことだから別のやり方で試してみようか。
両足を肩幅よりもちょっと狭いくらいに離してパラレルで立つ→カカトを床から離さずに膝を曲げた瞬間に弾き返されるように膝を伸ばす
これをリズミカルにふぉん ふぉん ふぉん… …と繰り返す。
曲げる→伸ばす→の繰り返しではなく、曲げたら反動で押し返されるの
「う~ん… 難しい…」
この反発する=バウンスの感覚を掴めればもっとラクに高く跳べるようになるわよ。
つぎ、Aさん
プリエのしかたを勘違いしてるね。
1番ポジシオンでこれ以上骨盤を下げたらカカトが上がるっていう限界まで膝を曲げる、それがドゥミ・プリエ
ドゥミ・プリエからさらに骨盤を下げようとするとカカトが床を離れはじめて、グラン・プリエまできたときには必要最低限の分しかカカトは上がっていない
グラン・プリエから戻るときはまずカカトを床に下していく、それにつれて必然的にトルソーは上がっていく
この3点を守らないとね。
ドゥミ・プリエではない適当なところまで膝を曲げたら先にカカトを上げるとか、カカトを下さないで膝を伸ばそうとするとか、そういうことしてると脹脛に可笑しな筋肉がついちゃうし、いろいろなパに必要なバネ=反発力を貯められないわよ
はい、ゆっくりでいいから1番プリエをどうぞ

おぉ、そうだね、そうだね
「あれぇ…いつもみたいに脚がつらくない…、ちゃんと使うべきところを使ってるって感じがする…お腹とか内腿とか…
はい、それがAさんの正しいプリエです
そのあたりをきちんと修正すれば二人とももっとラクに跳べるようになるし動けるようになるわよ
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