アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

8か月ぶりに…♪

2019-10-31 09:32:12 | Weblog
手元の文房具や辞書などを並べている小さなラック。
24色の色鉛筆のセットやペン立、電卓、メモパッド、etc.etc. 日常よく使うものを纏めています。
そこにA5サイズのレポートパッドがあって、半分ほど残っていました。
これ、百人一首を書きだして覚えるのに使っていたんです。
百人一首を覚えようと決めた頃は、1日おきに書きだしていました。
それが3日おきとなり、週1となり、2週に1回となり、やがて月1となり、2か月に1回となり…。
少しずつ覚えられたという自信を持つようになったんでしょうね。
最後に書きだしたのはいつだっけ…?
半年…?
いや、違う、もう8か月ほど書きだしていない…
うぅわぁぁ…、大丈夫かぁ…、記憶に残ってるのかぁ…
一番初めのころは
むすめふさほせは1枚ずつ、うつしもゆは2枚ずつ、いちひきは3枚ずつ、……と覚えるようにしてました。
そのつぎは、あいうえお順に書きだすようにして、さらに紅葉括りとか月括りとか季節括りのように主題ごとにまとめて書きだしたり、ま、いろいろと試みはしたんです。
そして、そろそろ1首“秋の田の”から100首“ももしきや”まで、きちんと順番に覚えなきゃねぇ、と思ったところで止まっちゃったんですね
それから早8か月とは…
1首から順にどころか、100首憶えているかどうかもあやしいもんだ…。
うわぁ…、気になるぅ…、気になってきたぁ…。
よ、よし…、書きだしてみよう
“むすめふさほせ”は問題ないけど、2枚札、3枚札…それぞれまとめてってのはすでに無理…じゃないかな…。
紅葉括りは問題ないが、あとはあやしい…ような気がする。
もう仕方がない、思い出すままにってことにしよう。
まず出たのは人麻呂の“やまどり”の和歌、…ひとりかも寝む。
ひとりかも寝む、ひとりかも寝む…、ひとりかも…、あ、“きりぎりす”だ…。
“恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ”…、名こそ惜しけれ…、名こそ惜し…、あ、“春の夜の”だ…。
こんな風に、少しずつ少しずつなんとか思い出して書きだすことができました……。
96首しか思い出せませんでした
つまり、完全に覚えられたというわけではなかったってことでしょうね
はぁぁ…、悔しいなぁぁ…。
でも、百首憶えるってのは、加齢にともなって低下する記憶力を刺激するにはちょうどいいかも。
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見た目より軽い…♪

2019-10-29 09:08:38 | Weblog
このところようやく気温が下がってきたとはいえ、まだニットを着るほどではないかな。
一応冬物の準備はしてるんですけどね。
ふとタートルネックのニットを着るときには大振りのネックレスがあるといいかも、と思いつきました。
そうだ、購入してから1年余り使わずに寝かせていた手芸材料があるから、あれを使って作ってみよう。
ほかに必要な材料は改めて買い足さなくても手持ちの分で間に合いそうだし。

                

チェーンの代わりに竹ビーズと丸小ビーズを編んで、ボールを通す、ただそれだけの作業です。
このボールが仕舞い込んでいた材料です。
象牙色に金で模様が彫ってある、もちろんプラスティックですよ。
鳩尾に届くくらいの長さにしました。
8個のうち7個をつかったので1個余り。
揃いのイヤリングを作るには1個買い足さなきゃならないけど、2個1セットで売られているので、買い足したところで1個は余る
それならいっそのこと…。

               


太目のネックレス用テグスに左右を透明の丸大ビーズで挟んで…、こんなのも有りかな…
ビーズアクセサリーのいいところは、軽いから首に負担がかからないところですね
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盛り沢山の夜…♪

2019-10-28 09:19:40 | Weblog
昨日はテレビの前を離れづらい夜でした。
17時45分からラグビー・ワールド・カップの準決勝、ウェールズVS南アフリカ戦。
両チームともなかなかトライに結びつかず、ペナルティーキックで3点を積み重ねる展開。
重戦車級の選手たちのまさに肉弾戦
そして最後の最後までどちらが勝つのかわからないシーソーゲームでしたよね。
結果、南アフリカが勝って決勝進出
決勝はイングランドVS南アフリカ。
いまだにルールも分からないニワカファンのままだけど、楽しみ。
ラグビーのあと、1時間ほど空きがあるから、この間に食事を
21時からはフィギュア・スケート・グランプリ・シリーズのカナダ戦、男女フリースケーティング。
女子は紀平梨花選手と本田真凛選手が、男子は羽生結弦選手と田中刑事選手が出場。
本田選手は大会前に交通事故にあって、ショートプログラムでは調子がよくなかったようだったけど、フリーでは大きなミスもなく滑りきって、6位と健闘しましたよね。
紀平選手は2位。
1位トルソワ選手との差はやはり4回転だそうです。
そして男子。
田中選手も調子よかったみたいですね。
いよいよ羽生選手、昨シーズンから滑っている『オリジン』、今シーズンはお衣装が紫色に変わりました。
いやぁ、凄い、美しい~…
ショートプログラムでは1箇所、コンビネーションジャンプのあとの着氷が乱れたところもありましたが、フリーではほぼ完璧な演技
自己ベストを6ポイントも更新し、2位に60ポイントもの差を付けてぶっちぎりの優勝でした
ラグビーは日テレ、スケートはテレ朝、スケートのあとチャンネルをNHKのEテレに替えてみた。
ぎやぁぁぁ…っ、ば、ば、坂東玉三郎丈が舞っている…っ
裾を引いた黒紋付きに金の帯、女方での舞。
鳴り物の演奏家たちも同じ舞台の上に居並んでいる。
あぁぁ~、美し~…
幕が下りて、字幕が出る。
な、なに…っ、 『石橋』…っ
え…、親獅子が二人…、そうか、能と狂言から一人ずつってことね。
わお、子獅子が市川海老蔵丈ですって
幕が上がると二つの伏籠のようなものがあり、その中から親獅子が。
ん…、衣装や面、被り物(白い毛の鬘)が能と狂言では微妙に違ってるのね。
いよいよ子獅子登場、こちらは衣裳も被り物の毛も歌舞伎で見慣れた姿。
能・狂言・歌舞伎の揃い踏みって凄い。
毛振りは海老蔵さんだけなのね、能と狂言では毛振りはないのかも。
海老蔵さんの大見得でズバン と決まって幕
ラグビーにはじまってフィギュア・スケート、玉三郎丈の舞と『石橋』で〆って、なんとも盛り沢山な夜でした
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トルソーを引き上げる…♪

2019-10-27 10:48:43 | Weblog
バー・レッスン。
1番ポジシオンでスロー・タンジュ、その2セット目。
1番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→フレックス→ポワン・タンジュ→1番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フレックス→ポワン・タンジュ→1番→…………
アン・クロワで2セット。

後ろから見ていると、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドからフレックスする瞬間に、ヨウさんのトルソーがバーの方にグッと傾く。
そうすることで釣り合いをとろうとしてるワケよね。
でもね、それは
左手バーで左が軸脚、右を動作脚としましょうね。
右脚をポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに出すとき、同時にトルソーも上に引きあげります
ポワン・タンジュした脚にはまったく重心が載っていないので、フレックスしてもトルソーに影響はありません
「ひょえぇぇぇ…
一番初めのポワン・タンジュするときのコントロールが大事なの。
トルソーは に、動作脚は に、このふたつのベクトルの引き合いが大事なんですよん
「あぁ、ベクトルの引き合い… グラっていっちゃうのはどうしてでしょう…
「体幹の筋力不足
「あ、やっぱり…
「あのね、トルソーを引き上げるってことの私なりのイメージなんだけどね」
左右それぞれの爪先からカカト、そこからふくらはぎ→内腿を通って丹田にエナジーが集まる
丹田で一つになったエナジーは身体の中心軸を通って上昇し、頭頂を抜けて無限に上昇を続ける
中心軸を通るエナジーが分散しないように、丹田を背骨に向けて引きつけ肋骨を閉じて蓋をする
肋骨をきちんと閉じていれば重心は後ろに落ちない
「…ってことなのよ。エナジーってのは大地のエナジーって感じかな
「あぁ、そうですねぇ、肋骨をちゃんと閉じるとお腹も緩まないというか…
そうそう。
ひとつの動作、たとえば片方の脚を動かすときにその1本の脚だけが動いてるんじゃなくて、その脚が楽に動くようにトルソーにも動きが生じてるってこと。
トルソーの場合は“動き・動作”として見えないだけで、停止してるわけじゃないってことよ。
「トルソーの中心に上向きのベクトルがあるとイメージしたらいいんじゃないかな
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初めてなのに上出来…♪

2019-10-26 09:30:07 | Weblog
バー・レッスンのあと、両手バーでまずは軽い動きから。
1番ポジシオン→ドゥミ・プリエ→ア・テール→ドゥミ・ポワント→ア・テール×4→ドゥミ・ポワント→ア・テール×8
ドゥミ・プリエをしっかり。
ドゥミ・ポワントに上がるときと下りるときにお膝が緩まないように。
ではどうぞ

お…っ
ドゥミ・ポワントからア・テールに下りるとき、脱力してカカトをゴツンとおとしてはいけません
1番ポジシオンでもう一度練習したあと、同じ順番を2番ポジシオンで
さて、新しいパを練習しましょう。
エシャッペの基本の≪基≫です。
右脚前5番→ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→左前5番ドゥミ・プリエ→2番ドゥミ・ポワント→右前5番ドゥミ・プリエ→…………
気を付けることは
両脚を同時に開いて立つ、ドゥミ・ポワントになった瞬間に膝が緩まないように
5番ドゥミ・プリエに下りる前に膝を緩めて反動をつけたり、カカトを下げて反動をつけたりしないこと
5番ドゥミ・プリエに下りたらプリエをしっかり抑えて浮き上がらないように
まずはカウントでゆっくり練習しましょう。
→8 ドゥミ・プリエ→1 2番ドゥミ・ポワント→2 →3 ドゥミ・プリエ→4 →5 2番ドゥミ・ポワント→6 →7 ドゥミ・プリエ→8 →…………
「…んっく…っ、反動をつけちゃう……、あ、また……
うん、その自覚があるんだから大丈夫よ。
気を付けて練習していけば、ちゃんと修正できるから
じゃ、音楽でどうぞ

ふ…ん、初めてにしてはなかなか良いじゃない
初めてなのにドゥミ・プリエに下りる前に膝が曲がらないなんて滅多にないことなのよ。
確かにカカトを下げて反動をつけてはいるけど、それだってほんの少しだしね。
一番いいところは、プリエに下りたあとしっかり抑えているところ、プリエの深さが揃っているところよ
ヨウさん、上出来よぉ
「そ…そうですかぁ…出来てますかぁ…?」
うん、なんにも心配ないわね。
それだけ出来るなら、もう少し先に進んでも大丈夫でしょ
いきますよぉ。
右脚前5番ドゥミ・プリエ→ →1 2番ドゥミ・ポワント→2 →3 左前5番ドゥミ・プリエ→4 →5 2番ドゥミ・ポワント→6 右前5番ドゥミ・プリエ→8 →1 右脚ルティレ、左脚ルルヴェ→2 →3 右後5番ドゥミ・プリエ→4 →5 左前5番ルルヴェ→6 →7 左前5番ドゥミ・プリエ→8 ⇒…………
5番ポジシオンの前側の脚をルティレに引き上げるのと同時に後ろ側の脚はルルヴェ
ルティレした脚を5ポジシオンの後ろ側に下ろしてドゥミ・プリエ
では音楽でどうぞ

おぉぉ…、初めてなのによく出来た
「ヨウさん、いいよ、いい。ちゃんと出来たじゃない、花丸だよ
「ほんとですかぁ…
うん、いいよ、いい
これからが楽しみだねぇぇ
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シリーズ化するといいな…♪

2019-10-25 10:45:06 | Weblog
おぉ…っ、このカバー・イラストの中央は真さんで隣は大介だわね。
二人連れだって“中”へでも足を向けたところかしら。
浅草を舞台にした時代物、去年楽しんだ作品の2作目が出ました。

               

『江戸は浅草2 盗人探し』 知野みさき箸 講談社文庫

1話完結の4本立て。
まずは、大介の馴染の妓楼尾張屋で遊女たちの小間物が頻繁になくなるので、その犯人を突き止めてくれという話から。
調べを進めるにつれて様々な人間模様が明らかになってくる。
遊女たちと間夫との関係、遊女たちの妬み、悲哀…。
尾張屋の遊女冬青(そよご)の間夫である大介の、冬青への思い。
盗人探しのなかで関わることになった死に瀕した遊女の、最後の始末をつける真一郎。
真さん、好い漢だねぇ…
憂愁を抱えそうになった真さんの前にひょいとお多香さんが現れる、姐さん、相変わらず好い女だよねぇ
第二話では、長屋仲間のお鈴ちゃんが絡む。
お多香さんが真さんの目の前で暴漢二人を捕り抑えるというシーンも
お多香さん、現在は“貴弥”という名の面打ち師であり矢場の矢取り女をしてるけど、元々何者だったんだろうねぇ。
いちばんに思いつくのは“くの一”だけど、それだとあまりにもベタだしねぇ。
婀娜で気風が良くて面が打ててそのうえ腕っぷしもとなるとねぇ…、謎だ…
第三話では真面目な商家の手代の恋模様が絡む。
そして第四話。
辻斬りならぬ辻射りが出たというところから話が始まります。
弓矢が絡むから元は矢師だった真さんの出番。
クライマックスで真さんと矢場の主と、弓師の武士二人との的当て勝負が行われます。
これには真さんの目論みが隠されています。
もちろん真さんの弓の腕のほども明らかになりますが…
長屋のみなさんは真さんの勝ちに賭けて大儲け、真さんにも矢の注文がたくさんはいったみたい。
真さんは相変わらず久兵衛さんの用心棒兼雑用係で、たまに又平親分に下っ引き代わりに使われたりもしてる。
お多香さんとの仲はなかなか進展しないけど、その関係は悪くないよね、大人の関係って感じで。
ま、真さんはマジみたいだけど…?
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黄葉が進んでいませんね…♪

2019-10-24 08:49:45 | Weblog
昨日、朝カーテンを開けたら遠くに冠雪した富士山 がくっきりと鮮やかに望まれました
そういえば前夜のニュースで平年より22日遅い冠雪だと報じてました。
秋の訪れ、秋の深まりが年々遅くなってるんですね。
去年も今頃、街路樹の黄葉が進んでないって話をしてたように思います。
原宿駅の竹下口改札を出てスタジオまで歩いていく歩道には銀杏の並木があります。
黄葉の気配などないままに、なんとなくくすんだ緑になって縁のところが枯れたようになってます。
このまま十分に黄葉しないまま力尽きて落ちるんだろうなと、少し物悲しくなります。
ほんの2~3年前は、積もった落ち番の上を歩くときの微かにふんわりした感触が楽しかったり、濡れた枯葉で足を滑らせないようにと気を付けながら歩いたりしたものですけれど…。
黄葉した葉っぱが風に吹き散らされて 足元には枯葉の絨毯、なんてのは期待できそうにありませんね
もう十数年も前のことですけど…。
とある神社の境内に大きな銀杏の木があって、鮮やかな黄葉がお昼の陽光を浴びていました。
陽光を透かして目に染みるような黄色は、まるでインペリアル・トパーズのようだと思ったものでした。
そんな風に美しい黄葉や紅葉を近場ではなかなか見られなくなっちゃいましたね
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こんな忠臣蔵もあるのね…♪

2019-10-22 09:25:53 | Weblog
いきなりですが、私は“忠臣蔵”が好きです、ん~日本人だなぁと思ってます
行きつけの書店の文庫本新刊紹介の棚で、この1冊がやけに目をひいていた。
映画の宣伝を兼ねた特別なカバーがかけてあります。
よく見ると大石内蔵助に扮しているのは堤真一。
キャッチコピーは『こんな予算で討ち入りできるかって…
東京大学史料編纂所の山本博文教授が書かれた『「忠臣蔵」の決算書』を原作とした映画原作の小説です。

               

『決算!忠臣蔵』 中村義弘著 新潮文庫
テレビの時代劇や映画で数々の忠臣蔵ものがありましたよね。
もちろん歌舞伎でも“仮名手本忠臣蔵”とか“元禄忠臣蔵”などが上演されてます。
で、いずれの媒体であれ、大石以下登場人物たちの台詞は“武家言葉擬きの標準語”です。
しかぁし…、この小説では大石以下みな関西弁です…
そりゃぁね、江戸定府の家臣たちは江戸言葉だったかもしれないけど、地元は今でいう兵庫県赤穂市なわけだから、関西弁で当たり前よね。
小説の冒頭、内匠頭刃傷の知らせがもたらされたときの内蔵助のひとことが、
「なんでやねん」
ですもん
内匠頭の弟からの書状もある、と言うと
「先に出さんかい」
だしね
時代劇や映画、歌舞伎において大石内蔵助という人は、武士の鑑、知略にすぐれ胆力もある人物として描かれますが、この小説での大石は“ぼんくら”です。
大石の嫡男主税くんも、ちょっとアホちゃうか、って感じです。
若き日の七代目市川染五郎丈(現十代目松本幸四郎)と九代目松本幸四郎丈(現二代目松本白鸚)との美しい美しい大石親子を念頭において読むと、道を踏み外します
表面的にはちゃらんぽらんなコメディ色が強いですが、実は極めて真面目なお話なんですよ
城を明け渡すにあたっての財務整理とか、お家断絶以降の浪士たちの活動に伴う費用とかについて事細かに書かれているの。
山科と江戸の往復の旅費とか、江戸で家を借りるときの店賃とか、食費とか…etc.etc
いよいよ吉良上野介在宅の日時が判明、討ち入るにあたっての最終評定の場でもちゃんと算盤をはじいている人がいる。
こんな風に経済的な面から忠臣蔵に切り込んだ作品てなかったから、とにかく面白い
だいたい巻頭の目次からして、軍資金の残高だもの
ほかには、そうね…、時代劇では沈着冷静理知的なイメージで描かれる大高源吾がちゃら男に描かれてたり、美しい悲劇のヒロインであるはずの瑶泉院(内匠頭の正室)がなぁんかおばちゃんだったり…。
とにかく面白い。
11月下旬に映画が公開されるそうだけどね。
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テレビ観戦しました…♪

2019-10-21 09:27:47 | Weblog
ラグビー・ワールド・カップ2019、日本VS南アフリカ戦、テレビで観ました。
ルールも何も分からないニワカファンのままなんですけどね
テレビ画面の左下に“ボール支配率”とか“地域支配率”とか、赤と緑に色分けされたグラフみたいなものがときどき表示されて、それを見ると日本はよくボールに絡んでいて、善戦してるなって感じでした。
でも南アフリカの壁をなかなか崩せない。
日本がボールを持って走り出して
ああっ、惜しい…っ
ってことも多々ありましたよね。
日本が善戦するから、南アフリカは焦ってるようにも見えるシーンも何度もあったし。
結果、3:26で負けてしまいましたけど凄い試合だったな
日本チームに喝采を送りたい
それにしても、と毎回驚かされるのは選手の身体能力ね。
ダブルフェラーリと称される松島選手と福岡選手は、チームのなかではスレンダーな体型。
それでも80kg前後はあるでしょう
ほかの選手も大抵100kg前後、選手によっては100kgオーヴァーの巨漢。
それなのにあんなスピードで走る!
ゴールに飛び込むときには文字通り宙に浮いてる!
タックルされて倒れ込むときには受け身がとれてるってことよね。
瞬発力・持久力・柔軟性、どれをとってもちょっと人間離れしてる感じ
スコットランド戦だったかしら、日本がゴールを決めたとき控えにいる選手たちが映し出された。
中島イシレリ選手が歓んでビョンっ て跳び上がったのよね、軽々と。
その高さといったら…すげぇ跳躍力…
みんな極限まで鍛え上げた鋼の身体なんですね。
これから準決勝、決勝と試合があります。
なんとなくですけど、日本に勝った南アフリカが優勝するといいなぁって気もしないでもないって感じです。
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青い花の名前がわかりません…♪

2019-10-20 10:30:43 | Weblog
線路脇の植栽、いまはオシロイバナが咲き乱れています。
マゼンタ、ピンク、白、黄色、赤、斑など、様々な色合い入り混じって華やかですね。
買い物の帰り道、眺めるともなく眺めながら歩いていたとき、目を引かれたのは

          

スッとこの1本だけが立っていたんです。
周りに同じ物は見当たらないの。
笹のように細い葉っぱと細く真っ直ぐな茎、鮮やかな空色の小さな花。
ツユクサではないですね。
時期が違うし、葉っぱの形も花の形も違います。
書店に行って草花図鑑で調べてみようかな…
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ポワント・レッスンも…♪

2019-10-19 10:27:59 | Weblog
アンサンブル・ド・ミューズでは毎月第3金曜日はポワント・レッスンの日です。
バー・レッスンのあとポワントに履き替えて、足馴らしから。
両手バーで両足をパラレルに。
片足ずつドゥミ・ポワント→ポワント→プリエ→ドゥミ・ポワント→ア・テール→の繰り返し。
それから、両足一緒に同じこと、さらにロール・アップの練習と1番ポジシオンでのロール・アップの練習。
ポワント初心者の場合はこの後、1番ポジシオンでもパラレルと同じことを繰り返したり、ルルヴェの練習をしたり、片足でのルルヴェの練習をしたりと、バーを使った練習に時間をかけます。
でも、アイさんはパラレルでの と1番ポジシオンのロール・アップだけで大丈夫でしょ
はい、センターでゆっくりブーレをどうぞ、1歩ずつしっかり重心を乗せて丁寧にね。
つぎはピケ-ルティレをドゥ・コーテで、アームスはエファセの3番。
バットマン・タンジュの練習をしたあと、パ・ドゥ・ブーレ・ピケのシンプルなアンシェヌマンを
右脚前5番クロワゼ→右脚を擦り出して4番アラベスク・ア・テール→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→右にパ・ドゥ・ブーレ・ピケ→左脚を擦り出して4番アラベスク・ア・テール→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→…………
順番は大丈夫でしょ。
じゃ、どうぞ

おぉ、そこは修正しなくちゃねぇ。
3拍目のク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエに下りるところだけどね…。
ルティレの脚を軸脚より1歩前に落としてはいけません。
軸脚を伝うように5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントにおろし、シュル・レ・ポワントになった瞬間にク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエに下りる、というイメージで。
「パ・ドゥ・ブーレ・ピケでは左右の移動だけで、前への移動はしないの
それともう一つ、4番アラベスク・ア・テール。
「左脚アラベスク・ア・テールにしてアームスをア・ラ・スゴンドにしてごらんなさい」
後からアイさんの両腕をサポートしながら、グリィ~ン とトルソーをツイストさせて4番アラベスクのポジシオンに。
「ひてててて…っ……ひたたたた…
後側の肩が上がらないように気を付けましょう
前のアームスのアウトラインを伝わって人差し指の先に視線を向けるように
トルソーを傾けたり、軸脚側のトルソーが縮んではいけません
「…っと…よよよ…
4番アラベスクのポジシオンは難しいけど、美しいポゼになるからしっかり身につけましょうね。
そのあともピケ・アラベスクの練習をしたり、いろいろ。
最後に移動を伴うポール・ドゥ・ブラを
「もう覚えた?一人で出来る?」
「いやぁ…にひひひ…
わかりました、一緒にやりましょうね。
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ちょちょら…♪

2019-10-17 10:48:56 | Weblog
書店に行ったら、『新潮文庫の歴史・時代小説』という帯が付いた文庫本のコーナーができていて、その中にこの1冊も並んでいました。
あ、読んだことある、楽しい佳いお話なんだよねぇ
そう思ったら久しぶりに読みたくなりました。
手元の読書記録を辿ってみたら、コレを読んだのはもう6年前のことでした。

               

『ちょちょら』 畠中恵著 新潮文庫
多々良木藩江戸留守居役を務めていた兄の急死により、半ば押し付けられるようにその役目を引き継ぐことになった間野新之助クン。
周知のとおり、江戸時代の日本は封建制度。
御三家・御三卿・親藩・譜代・外様の260余藩あって、それを取り纏めて政を行っているのが徳川幕府。
江戸留守居役というのは、幕府からの通達事項や命令を自藩に伝えたり、また藩からの嘆願書などを幕閣に提出したり、さらには他藩との交流を図ったりする役目もあり、ま、外交官のようなものですな。
そしてこの留守居役がもっとも注力しているのが情報収集。
対幕府、対他藩の情報戦を行っているわけです。
情報戦に負けてしまえば、幕府から手に余るような仕事を押し付けられたり、他藩に出し抜かれてワリを食わされたりするからです。
そうならないように留守居役たちは高官を接待したり付け届けを欠かさなかったりetc.etc.
物語の始まりの部分で、多々良木藩は1年余りこの付け届けや接待などを疎かにしていたことが判明します。
新之助クンの留守居役としてのスタートはゼロどころかマイナスからのスタートです。
しかし、彼は挫けることなくイジケルことなく、先輩留守居役たちに鍛えられながら自分に出来ることを全力でやり抜きます。
結果、大仕事を成し遂げて、多々良木藩江戸留守居役間野新之助の名は他藩の藩主にまで知れ渡ることになるのです。
今は亡き兄上は容姿端麗、文武両道に秀でた優秀な御仁だったようで、その兄に引き比べて自分は…、と新之助クンは自分を並みの人間に過ぎないと思っているようです。
江戸家老の本庄氏は新之助クンのことを“平々々凡々々”と評しています(ひでぇ…)
でも、物語を読んでいるとわかるけど、決して平凡な並みの人間じゃないんだよね、彼は。
容姿こそ並みかもしれないけど、亡兄とは違った意味で優秀な魅力ある男だと思いますよ
登場人物も多いんだけど、ダントツはやはり久居藩江戸留守居役岩崎殿でしょうね。
美形で腕がたち、喧嘩っ早くて目端がきき、遊び上手で三味線まで弾きこなす、と…
そして老中水野忠成様、このお方も、まぁねぇ、煮ても焼いても炒めても食えないような…
この二人の眼鏡に叶い気に入られて、新之助クンの人生は新たな展開を迎えることになるのです…、というところで物語は終わりです。
続編を期待してたのですが、6年経っても出ないってことはあれで完結ってことなんでしょうね。
う~ん、残念
新之助クンと岩崎さんを真似て、ちょいと狐拳をやってみたくなっちゃいましたよ
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ちいさなワッペン二つ…♪

2019-10-15 10:25:00 | Weblog
書店出かけた帰りに同じショッピングモールにある雑貨店に立ち寄りました。
そこはデスク周りの雑貨や収納用品、ラッピンググッズほか輸入物のちょっと気の利いた品を扱っています。
ちょっとしたプレゼントの品を選ぶのにも丁度いいんです。
カラフルなマスキングテープやカード類は見ていて楽しいですよね。
デコレーション用のチロリアンテープとかイニシャルのワッペンとか…。
刺繍のワッペンも可愛いものから美しいものまで様々。
手芸用品店で扱っている、どちらかというと子供向きのものとはちょっとニュアンスが違う
コットンローンの真っ白なハンカチにイニシャルのワッペンとお花のワッペンを組み合わせて、ちょっと畏まった場で持つハンカチを作ろうかなと考えていたところです。
イニシャルのワッペンをひとつピックアップしたあと、お花のワッペンを選んでいたときふと目についたのがコレです。

               

あららぁ…、こぉれは当然買いだよね
ほかにはないのかな…。

               

もちろんこれも買いです
どちらもかなりリアルな出来ね。
ふたつとも7cm×5cmくらいの大きさです。
ときどきバレリーナとかトゥシューズとかをモチーフにした図柄やチャームのヘッドなどを見かけますが、どれも
バレエを観たことない人が考えたんだろうなぁ…
って感じの中途半端なものが多い。
でもこの二つはそんな物とはちょっと違う。
何に使うかはまだ思いつかないのですけどね
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初めてテレビ観戦を…♪

2019-10-14 12:55:29 | Weblog
ラグビーワールドカップ、日本チームベスト8進出おめでとうございます。
昨日の対スコットランド戦、凄い試合でした
私はもともとラグビーのことをよく知らなくて…
アーモンド型のボールを使う格闘技のようなスポーツ、ぐらいの認識しかありませんでした。
ルールを知らないのはもちろんのこと、ほとんど情報ももっていません。
でも先月20日の対ロシア戦を日本が制してから、情報番組で日本チームがとりあげられると耳を傾けるようになりました。
選手の顔と名前を少し覚えたり、タックルとかタッチダウンとかスクラムとか、それがなんなのかを覚えたり。
それから、そう、上位2チームはどうやって決まるのか、とか。
私の知識量はなかなか増えないけど、日本は快進撃を続けましたよね。
そしていよいよ対スコットランド戦間近というとき、台風19号の影響で場合によっては試合中止かも、と聞きました。
中止なら引き分け扱い、両チームに2点ずつ入り日本は決勝トーナメントに進出、スコットランドは予選敗退だって。
ん~、試合させてあげたいなぁ、と思いました。
日本チームにしてみれば、実力で勝って決勝トーナメントに臨みたいだろうし、スコットランドにしてみれば予選敗退は同じでも思う存分戦っての敗退なら納得がいくと思うし。
そして昨日、テレビで試合観戦しました、初めてです。
何がどう上手いかとか凄いかとか分からないけど、凄い
福岡堅樹選手、松島幸太郎選手、まるで陸上選手のように脚が早い
稲垣選手、堀江選手、中島イシレリ選手、まるで重戦車みたいなのに俊敏
姫野選手はジャッカルの名手なのかぁ。
田中選手の素早い采配。
タックルされて潰されても潰されても立ち向かっていく強さ。
観ていると知らず知らずのうちに身体に力が入ります、なぜか拳を握っていたりして…
後半戦も終盤に近づくにつれ、後がないスコットランドからは狂気のようなものも感じる。
文字通り死闘って感じかな。
ボールを奪われないよう身を挺して守る選手を庇って折り重なる日本選手たち、その選手の脚を持ってひっくり返すスコットランド
競技場内でのカウントダウンが聞こえてきて、試合終了。
日本は予選リーグ4戦全勝で決勝トーナメントへ
まだまだルールもなにもろくに分かっていないけど、日本対南アフリカ戦、日本の勝利を信じてまたテレビ観戦しようと思ってます
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求めている物は…♪

2019-10-13 10:34:17 | Weblog
手元に1枚の中古のCDがあります。
バレエ音楽のCDで、2作品のダイジェストです。
中古のCDを扱っているところで見つけて購入したものです。
2作品、仮にダイジェストAとダイジェストBとしておきましょうか。
購入したときはAの方に用があったというか、求めていた曲がAの方にはいっていたから購入したのでした。
状況が変わり、Aに入っていた曲も使わずじまいでした
今年の発表会が無事に終わって一段落すると、次はどんな作品を創ろうかなと漠然と考え始めるようになります。
頭に曲が浮かぶに任せて過ごしたり、逆にドラマを考えてみたり…。
イメージを色で考えてみたり…。
曲と動きがひとつになって頭に浮かぶこともあります。
あぁ、でもそれはねぇ…、どろどろの情念て場にそぐわないんだわねぇ…
と諦めることも…。
発表会という場に相応しい作品ってあると思うんです。
やりたいこと、やってみたいことと、やっていいこととは違う、よね
とかね、いろいろと考えている。
で、その中古CDです。
ダイジェストBの方が気になった。
改めて聞いてみると、素敵な曲が多い。
でも、問題なのは、私はそのバレエを観たことがない、って点です。
ストリーや構成については調べがつく。
でも実際に踊りを見てみないとねぇ…。
DVDがないか検索してみたけどヒットしなかった。
YouTubeでも検索したけど、わずかに1~2シーンのみ。
やはり全幕を見てみたいわけで…。
ん~、どこぞの中古CD店でポコッと見つからないかなぁ、なんて僥倖を期待しても無理かなぁ…
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