アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

Riequeです ―10―新作…♪

2015-10-31 09:15:51 | Weblog
がま口。
Riequeの定番は角をきちんと作ったボックス型のポーチやバッグ。
問屋さんで在庫切れになっていた口金の入荷を待って、ポーチやバッグの本体を作っておきました。
口金が届いたので早速仕上げを…

               

定番のティッシュ入れ付きメイクポーチ。
縦12cm×横15cm×マチ幅4cm。
白地の花柄にゴールドの口金で華やかでしょ

               

色違いで作ってみました。
口金はブラックニッケル。
ちょっと個性的ね

               

そして定番のバッグインバッグ。
持ち手と本体を小判カンで繋ぎました。
ちょいとゴシック風の柄だけど、シックな印象ですかね
この3点、近日中にdクリエイターズにアップしますので、そちらのほうも見て頂けたら嬉しいです
dクリエイターズdocomoが運営するハンドメイドのサイトです


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『百寺巡礼』のその後…♪

2015-10-30 08:56:28 | Weblog
『百寺巡礼』
著者とともに境内にいるような気分になったり、穏やかな語りに心惹かれたりしながら、ようやく第4巻を読み終えた。
第4巻までに巡った四十箇寺。
千年以上の歴史を刻む古刹もあれば、幾多の戦火を潜り抜けてきたところ、道場として孤高を保っているところなど様々だ。
それぞれのお寺に、教科書では学べない歴史がある。
そのお寺だけのドラマがある。
著者はそれを≪物語≫と表現する。
一人の人間の思い、現世利益を求める思いや極楽往生を願う思いが祈りとなり、その祈りがいくつもいくつも集まって民衆の思いとなり、その思いが一人の宗教者を慕う心となり、その心が伝説を生んでいく。
どこのお寺にもある、ご由緒や縁起は決して単なる作り話ではなく、民衆の思いが結晶し転化した、物語である、と。
それは人の心に訴えかけてくるものであり、人の心を動かすものである。
そんな風に著者の言葉を聞き、ときには著者の回想を聞きながら進んでいくと、わずかながらも頭のなかの靄が晴れていく。
学校の教科書で一応習ったことは、それは知識ではなく活字であるのだ、活字でしかないのだと思える。
最澄、空海、法然、親鸞、蓮如、…という活字が、人の姿、宗教者の姿となって現れてくる。
同時に、天台宗、浄土宗、浄土真宗、…という活字も、宗教という無限の世界であることが分かるようになる。
それらが活字ではない、質量のある知識となったような気がする。
第4巻の最後に著者はいう。
「深い信仰心をもたない人が物見遊山で寺へいってもいっこうにかまわないと思うのだ。バスに乗って観光ツアーで行ってもいい。
とにかく、寺に行って、どこか自分が惹かれる場所を探してみる。その場所で、ちょっと目を閉じて合掌してみればいいと思うのだ。
そうすれば、天から降りてきたかすかな気配が、頭から足の裏へと抜けていく感覚を感じることがあるだろう。逆に、地面からわき上がってくる空気を、かすかに味わえるかもしれない。寺社をめぐる楽しみというのは、じつはそういう感覚を味わうことではないか」

著者は実際に、なんどもそうした感覚を体感しているのだ。
それは
わぁ~い、パワースポットだぁ~
スピリチュアルだぁ~
と浮かれ騒ぐような安直なものとは違う。
大きく深く暖かい何かに触れるような感覚、…だろうかと想像するしかないが…
これから開く第5巻で巡るのは関東・信州のお寺だ。
実際に1度は行ったことのあるお寺や名前だけは知っているお寺がほとんどである。
でも、行った見たと思っているのはその表面だけだ。
向こう側になにがあるのか、楽しみである。
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Riequeです ―9―ハンドバッグ…♪

2015-10-29 13:28:25 | Weblog
がま口作りのことで私の背中を押して下さった方が、またいいヒントになるお話を聞かせて下さった。
だからちょっと頑張ってみた

               

ハンドバッグ。
24cmの口金を使って、高さ24cm×幅30cm×マチ幅12cm。
この大きさだと、いつも使っているコットンプリントというわけにはいかないので、ファブリック用のキャンバス地を使いました。
初めて作る大きさだったのと、キャンバスという厚地を扱うのも初めてだったので、ちょっと戸惑ったけど楽しかった

               

外側にフラップ・ポケットを付けなかった分、内ポケットを両サイドに作りました。
大きいのを1つと、スマホを入れられるサイズ2つ。
見た目以上にたっぷり入るバッグですよ
自分用に、もう一つ作っちゃおうかなぁぁ


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第4火曜日のウォーキング…♪

2015-10-28 09:19:28 | Weblog
第4火曜日のスタイル・メイク エクササイズは、後半にウォーキング・レッスン。
昨日はストレッチや筋トレが終わったあと、まず重心移動のチェック。
パンプスを履く前の足袋裸足(=ソックスのみで靴を履かない状態)で。
脚の動きは
膝を緩めることなくカカトから着地、拇指と第2指の間に向かって重心を移す。
カカトをついたあと、小指側に重心が落ちたり、小指側から迂回しないこと。
後ろに残った足に重心を残さない。
腕の動きは
両腕を頭上に引き上げて。
右足を踏み出すときは左腕を前に、左足を踏み出すときは右腕を前に。
これを繰り返します。
両足を揃えた状態から→1 両腕を上げて右足を軽く上げる→2 右足踏み込み&左腕前→3 両腕アップ&重心を左足に戻して右足を軽く上げる→4 右足を左足に揃えて腕を下す⇒5 両腕アップ&左足を軽く上げる→6 左足踏み込み&右腕前→7 両腕アップ&重心を右足に戻して左足を軽く上げる→8 左足を右足に揃えて腕を下す⇒…………
1セット=8回。
この動きで重心を移しきれなかったり、踏み込んだときに膝が曲がったりするようではキレイに正しく歩くことは出来ない。
軽く足を上げるだけでも脚の筋肉や腹筋を使うし、重心を移してグラグラしないために体幹の筋肉を使う。
だから正しく歩くということそのものが体幹トレーニングにもなるの。
きちんと足を上げて歩くことで躓いたりもしにくくなるわね
では、パンプスに履き替えて歩いてみましょう
はい、メグちゃん、どうぞ

うん、うん。
随分よくなったねぇ。
脚の内側をしっかり意識できるようになったじゃない、いいわよぉ
「ん~…。あのですね…、下向きに踏み下ろすんじゃなくて、上に引っ張り上げられるような歩き方が出来るようになりたいんですよね…
ほぉ…?
「重心のベクトルが下向きっていうイメージじゃなくていつも上向きで…、こう重力を感じさせない歩き方というか…
ほぉぉぉん
イメージはしっかり出来ているわけだ。
ただ、これだって感じられるところにまだ届いてないってことね。
よし。
バレエのレッスンをはじめる前に上体を吊り上げるでしょ、アレやってごらん。
「両腕を上に伸ばして…伸ばして…肩が耳につくまで…上げて…上げて…はい、バスト・トップを下げずに腕を下して……、ホレ、歩いてごらん」

「…あ…
うん、そういうことですね
「ん~、あとは…。ん~、歩幅が広い方がカッコイイんだけど…、ちょっと狭くしてみようかな…。引き上げたまま重心移動するほうを優先するというか…」
うん、そうだね。
重心移動しやすい歩幅っていうのを見つけるといいわね。

おお、いいねぇ。
ちょっとテンポ・アップしてごらん。
それで乱れなければ、その歩幅が正解だ。

よぉし、キレイだ
全体に無理してないからバランスもいいわよ。
ハイヒールが似合うキレイな歩き方をしてる
今年は久しぶりにハイヒールらしいハイヒールやピンヒールが流行っているから、楽しみよね
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シソンヌとファィイ…♪

2015-10-27 09:09:39 | Weblog
あ~、そうだ、そうだ。
一昨日のレッスンのときにフサさんが気にしてた、シソンヌファィイの違いについて、改めて説明しておくね。
まず、シソンヌ
シソンヌとは、両足で跳び上がって片足で着地するパです。
大きく分けると、2つのシソンヌがあります。
シソンヌ・ウーヴェルト ⇒ 片方の脚を上げたまま着地します
シソンヌ・フェルメ ⇒ 着地と同時に5番ポジシオンに脚を閉じます
、それぞれに3つの移動方向があります。
アン・ナヴァン ⇒ 前方にシソンヌをする
アン・ナリエール ⇒ 後方にシソンヌをする
ドゥ・コテ ⇒横方向にシソンヌをします。
たとえば、右足前5番から、シソンヌ・フェルメ・アン・ナヴァンと指定されたら、
両足で前方に向かって跳び上がり、右足ドゥミ・プリエで着地して、すぐに左足を5番に引きつける
という動きをします。
次に、ファィイ
ファィイの語源であるfaillir(ファイィール)は、危うく~する、もう少しで~しそうになる、という意味です。
それは、ファィイの構成を理解すればなるほど、と思えます。
右脚前5番クロワゼ→ 真っ直ぐに跳び上がる→ 空中でエファッセに向きを変えて左脚アラベスク→ 右脚ドゥミ・プリエで着地
という動きをしますね。
つまり、クロワゼのままのスーブルソーかと思いきや危ういところで向きとポーズを変えて 着地する。
というわけです。
向きを変えるタイミングは、あくまでも空中でです。
ですから私は、生徒のみなさんには
クロワゼに進んでくると見せかけて、フェイントをかける
イメージで、と説明しています。
フサさんが勘違いしていたように、右脚前5番クロワゼで、はじめからストレートにエファッセの方向に飛び出すのはファィイではありません
あえていうならシソンヌ・フェッテです
ファィイは、必ずスーブルソーを跳ぶように真っ直ぐ跳び上がってから空中で向きを変えなければなりません
勘違いして覚えてしまいがちなパですから、丁寧に練習しましょうね


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基本の《基》、アン・ファス…♪

2015-10-26 09:10:23 | Weblog
はい、お疲れ様でした
あ、ブログで改めて説明しておいてほしいコト、なにかありますか?
「アンボワテのアンシェヌマン」
メグちゃん
フサさん
「パ・ドゥ・ブーレとプレパラシオンのこと」
なるほど。
アンボワテのことは金曜日のブログで説明したから、見てみてね。
では、パ・ドゥ・ブーレからプレパラシオンへ、そしてピルエットへ、の説明をしましょう。
パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット
という呼び方で定番化している動きについて、厳密に分けると3つの動き方がある、と先週のレッスンで説明したわよね。
さらに
パ・ドゥ・ブーレはアン・ファスで、4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)はクロワゼで
という動き方がある。
ただ、この動き方は、4番ドゥミ・プリエに下りるときにきちんと重心を前側の足に載せる、ということが出来るようになってからでないと、正確な動きは出来ない。
パ・ドゥ・ブーレから4番ドゥミ・プリエまでの脚の動きを分解してみると、
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→ 右脚前5番ドゥミ・ポワント→ 右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→ 左脚を右脚の前に踏み込んで4番ドゥミ・プリエ
という構成になっているわね。
肝心なのは のところ。
2番ドゥミ・ポワントの状態から左脚を移動する間、右脚のドゥミ・ポワントを崩してはいけない
少し大げさな言い方をするなら、前に踏み込んだ左足の上に重心が載りきるまで、右脚のカカトを床に下してはいけない
先に右足が床に下りてしまうと、その上に重心が落ちるから後重心になってしまって、前に下す左足は単なる添え物みたいになる。
左足前4番ドゥミ・プリエからピルエット・アン・ドゥオールする場合
ルティレに引き上げるのは右脚
軸になるのは左脚
でしょ。
その引き上げなきゃいけない脚のほうに重心を載せて、軸になるハズの脚が添え物になってる、なんてオカシイと思わない?
クロワゼに方向を変えて4番ドゥミ・プリエ(=プレパラシオン)をするときに、大抵は後ろ側になる足に先に重心を落っことしがちなのよ。
後ろ側の足に重心を落っことして前側の足をちょっと添えた、大げさにいえば椅子に座ったような格好になる。
それでは正確なルティレ‐ルルヴェには立ち上がれない、つまりスムーズにピルエットに移行できない。
だから、アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、いちいち考えなくても前側の足にしっかり重心を載せられるようになるまでは4番ドゥミ・プリエもアン・ファスで。なぜそこを大事にしているかというと、前側になる足を踏み込む間の重心を支えていられる強さが後ろ側になる足には必要だからなの。それだけの強さがなければどのみち正確なピルエットは回れない
考えなくても自然に前側の足に重心を載せられるようになれば、クロワゼに向きを変えようが、エファセに向きを変えることになろうが重心が後ろ落ちすることはないからね
なんとなくバレエっぽい動きに惑わされることなく、基本の≪基≫を大切に

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鮭のそぼろ…♪

2015-10-25 10:46:33 | Weblog
先日、テレビで取り上げられていたのが
アスタキサンチン
抗酸化力がビタミンEの数倍あるという。
番組の終盤あたりから見たので詳細はわからないが、ちょうどアスタキサンチンを効率良く摂取するための料理を紹介していた。
ひとつは鮭の炊き込みご飯、もう一つは鮭のそぼろ。
どちらも鮭缶を使うのがいい、とのことでね。
なぜ缶詰がいいのかというと、鮭を水揚げしてすぐに加工しているので酸化の程度が極めて低いから、ということだった。
缶詰になってしまえばその後酸化は進まないし、と。
なぁるほどねぇぇ。
鮭の水煮缶を、その煮汁ごと使う。
というわけで、作ってみました、鮭のそぼろ
フライパンに水煮缶をあけて、へらで解しながら加熱していく。
中骨もへらで細かく潰す。
最後に油をちょっとまわしかけ、塩少々で味を調え、擦りごまを混ぜ合わせる。
番組では黒胡椒も使っていたけど、それはパス。
出来上がり~
いろいろ使えるなぁ。
そのまま御飯のお供にはもちろん、サンドイッチの具とか。
番組ではアスタキサンチンはリコピンと一緒に摂ると吸収力が高まるっていってた。
それなら、シンプルなトマトソースのパスタにこのそぼろをトッピングすればいいわよね。
それから…。
バゲットを薄く切って鮭そぼろを載せ、チーズをかけて焼いてみた。
んふっ、美味しい、おつまみにもなるな
あ、薄切りバゲットにトマトソースを塗ってからそぼろを載せればもっといいわね。
よし、今度はトマトソースを作らねばな
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来週のお楽しみ…♪

2015-10-24 10:26:11 | Weblog
これを見るのは2回目かな?3回目かな?
『るろうに剣心』
学生時代からの友人が面白いマンガがあると教えてくれたのは、20年近くも前のこと。
少年まんがに興味がなかった私はほどなく忘れてしまっていた。
それから10年近くたって、私のクラスの生徒だった方から面白いマンガがあると聞いた。
それが『るろうに剣心』で、その方はコミックスを全巻貸してくれた。
舞台は幕末。
うん、そこは好いんじゃない…
ん?この主人公。
人斬り抜刀斎などという物騒な異名をもっているわりに、カワユイお顔じゃなぁ…
というわけで、一気に全巻読み通し…、気に入ったぁ
でもまさか実写化、映画になるとは思ってもみなかった。
原作に勝る映像作品はない、原作を損なうことなく映像で再現するのは不可能、と思い込んでいる私は映画が公開されても観には行かなかった。
ただ、まったく関心がなかったわけではないので、テレビで放送されたときに観た。
あぁらぁぁ、好いんじゃなぁぁい…
うぅわぁぁ、武田観柳役の香川照之、まるで原作そのまんまじゃない
ほんっとにどんな役を演ってもその役柄そのものになってみせちゃう役者よねぇ
へぇぇぇぇ、高荷恵役の蒼井優、メイクが上手い。
ほぉぉぉぉ、齋藤一は江口洋介、ん~、ま、そうなのかな。
とかなんとか思いながら観て、観終わって、結構満足した。
原作ファンの方はどう思ったか知らないが、がっかりさせられる部分がなかったな、と思った。
もう一回観たいなぁなんて思っていたら、去年だか一昨年だか続編が製作されるとのニュースを目にした。
おぉぉっ!
志々雄真実役に藤原竜也
おぉぉ、そうでしょうとも、そうでしょうとも、そうでなくちゃ
私は志々雄真実がキライではない、どちらかといえば悪の華だと思っている。
彼が選んだ道も手段も間違っているし悪そのもだが、その元となっている思考には否定できないものがある。
そういうある種の狂気を演じきれて魅せることが出来るのは藤原竜也しかいないと思う。
楽しみだなぁ~、と思いながらも映画館に足を運ぶことはせず、テレビ放送待ち
でっ、来週と再来週にテレビで観られるんですね~
四乃森蒼紫役は伊勢谷友介だし、こちらもちょっと楽しみ。
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アンボワテと…♪

2015-10-23 08:56:36 | Weblog
先週練習した、アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンの方向転換。
ユキさんは先週やったけど、マユミさんたちははじめてだから、説明するわね。
右脚前5番クロワゼからポワン・タンジュ・ドゥヴァン、アームスはアン・オー…、と見本を見せながら順番の説明。
音のテンポはどうかな、とみんなで軽く動いてみる。
はい、音楽でどうぞ

ふむ、順調、順調。
ただ、ユキさんマユミさん、ちょいと惜しい。
方向転換後のポゼのところ、エポールマンをもっとはっきり。
客席に近い方のアームスをアン・オーにしたポジシオンのときは、上げたアームスの陰から空を見上げるイメージで。
客席に遠い方のアームスをアン・オーにしたポジシオンのときは、反対側の肩の方に顔を向けて視線をあげましょう。
はい、もう一度。

よし、結構です
エシャッペのアンシェヌマン、アッサンブレとジュテのシンプルなアンシェヌマン、スーブルソーの練習。
それから、パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット・アン・ドゥオールの練習。
パ・ドゥ・ブーレと4番プレパラシオンはアン・ファス。
ピルエットのあとは大きい4番クロワゼ。
大きい4番クロワゼのときのアームスは…
1回目はア・ラ・スゴンド
2回目はクロワゼの3番
3回目はチェケッティの3番
4回目はアン・オー
はい、一人ずつね

ん~、ユキさん、最後のアン・オーに上げるタイミングがね、ちょっと遅いのよ。
「回転が残り4分の1くらいまできたところでシュッ とアン・オーに引き上げる。そうすると、大きい4番に着地したときにはアームスが決まっている、というわけ」
アームスをアン・オーに引き上げるタイミングが決まれば、プラス1回転回れるよ
マユミさん、そのバランスならドゥー・トゥール回れるハズだがなぁ…
キムラさんはね、4番ドゥミ・プリエ=プレパラシオンに足を下したとき、前側の足と後ろ側の足の位置が捻じれないように気を付けましょう。
顔もトルソーも骨盤も、足も、全部アン・ファスです。
ではもう一度

うん、もうちょっとだね、自分のタイミングさえ見つかれば、キレイにポゼに移行できるよ
では最後に…。
アン・ファスで右脚アティチュード・ア・テールから。
アンボワテ→アンボワテ→アンボワテ→4番プレパラシオン→ピルエット・アン・ドゥオール→5番⇒アンボワテ→…………
アン・ボワテのときのアームスは右アン・オーの3番です。
右脚アティチュード・ア・テールから軽く跳び上がって足を踏みかえて左脚アティチュード・ドゥヴァン。
3回目の左脚アティチュード・ドゥヴァンのまま軽く跳んで左脚前の4番ドゥミ・プリエに着地。
右にピルエット・アン・ドゥオール、右後5番に着地。
右後5番から軽く跳び上がて足を踏みかえずに左脚アティチュード・ドゥヴァン。
片側のみのアンシェヌマンです。
はい、音楽でどうぞ

「…あ゛、アレ…?…?」
お、ユキさん、3回目のあとは足を踏みかえずに4番よ。
アン・オーのアームスをそのままアン・ナヴァンにおろせば4番ドゥミ・プリエのプレパラシオンになります。
アンボワテを交互に繰り返すことに慣れているから、途中にほかのパをはさむとちょっと戸惑うんだわね。
次回は左側から練習しますからね、解決しておいてね~

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物との関わり…♪

2015-10-22 10:19:37 | Weblog
毎回ではないにしても興味をもってよく見ているテレビ番組がある。
火曜夜10時~、テレビ東京の『日経スペシャル ガイアの夜明け』です。
どういうカテゴリーに分類すればいいのか、私にはよくわからないけれど、ビジネスマン向けの番組なんでしょうかね。
20日に放送されたのはMADE IN JAPAN復活を期して、生産拠点を日本国内に戻す、というもの。
スタイリッシュな加湿器のメーカーと腕時計のメーカーがモデルケースとして取り上げられていました。
加湿器のほうは…。
中国の工場では35人で1日200台を生産しているものを、日本国内では15人で1日200台の生産を目指すという。
メーカーと下請けの会社とが協力した結果、それは見事に達成できた。
さらに部品のクオリティも検査技術も組み立ての技術もすべて日本国内の工場の方が勝っている。
腕時計のほうは…。
生産量を増やしたいが、なかなか思い通りには増やせない。
それはなぜか。
精密作業をこなせる技術者が不足しているから、とのこと。
かつて時計といえば日本というほどに高い技術力を誇っていたのに、生産拠点の海外流出に伴って国内での技術の継承が十分に行われなくなったことがその原因だと。
一旦廃れたものを復活させるのは容易なことではない
そんなナレーションが流れた。
それはいろいろな分野に関しても当てはまることだろうな、と思った。
日本の伝統工芸や民芸に限らず様々な技術が、後継者不足ということで消えつつあるのが現状でしょう。
いちど消えてしまったら復活させるのは不可能に近いといえる技術も多々あるんじゃないでしょうか。
それを惜しむ気持ちは誰にでもあると思う。
でも、スポンサーになれるわけでもないし、技術の継承者になれるわけでもないし、誰かに押し付けることも出来ないし。
だからせめて、いいな、と思ったものに出会ったら買って使う、あるいは着る。
その買うというささやかな行為が支えることに繋がるんじゃないかと思った。
もちろん、一人の人間の購買力など砂丘の砂粒1つ分くらいでしかないんだけど、それでも、何かしてみることは大事なことかもしれない。
使い捨てが当たり前になってしまっているから、受け継いで次に繋いで残す、という考えにはなかなか至らないんだけどね
ふと、昔近所にいた修理屋のおじいちゃんのことを思い出した。
傘のホネが折れちゃった、と持っていくと、はいよっ、と直してくれた。
靴のヒールが傷んじゃった、と持っていくと、どれどれ、と直してくれた。
バッグの金具がね、ブルゾンのファスナーがね、ベルトの穴がね、と持って行くと、いつでもはいはい、と直してくれた。
ひとつひとつの料金はとても安価だった。
そうやってかつては物を大事に使っていたのよね、とちょっと反省した夜でした






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サラダ…♪

2015-10-21 09:42:10 | Weblog
しっかりグリーンサラダを食したいなぁ、と思った。
ちょっと野菜不足気味だったのかな
で、ベビーリーフのほかに3種類ほどの野菜を合わせ、ツナも盛り付けてイタリアン・ドレッシンッグをかける。
おぉ、好いねぇ、と一昨日の夜はそれで満足したような…。
で、昨日になってまたまた、しっかり野菜サラダを食したいなぁ…と。
ツナじゃないんだよ
と脳ミソさまが囁く。
ほぉぉぉん…
シーザー・サラダみたいなのを食べたいんだよねぇぇ。
メイン・ディッシュみたいなサラダを食べたいんだよねぇぇ。
ほぉぉぉん…
レッスンの帰りにメグちゃんにそのことを話してみた。
「シーザー・サラダ、こってり系のドレッシングねぇ…。センセイ、油が足りてないんじゃないんですか?」
はて、そんなことはないと思うけどぉ
「糖分が足りてないとか?」
ん~、それもないと思うがなぁ
ご飯もパスタも食べてるよん。
「痩せちゃいますかねぇ…」
そぉれはイヤでしょ
なんというのかねぇ、葉っぱを沢山、そしてどっしり、って感じなのよ。
「あぁ、コブ・サラダみたいなのがいいんじゃないですかね。ゆで卵なんかも盛って
お、そうか、そうね
あ、パンチェッタなんかもいいよね、ベーコンビッツとかも。
というわけで昨夜はツナに替えてパンチェッタを盛り合わせシーザー・ドレッシングをかけたサラダ。
おぉ、好いねぇ。
そして今朝、
今夜はしっかり野菜サラダを食したいよね、ゆで卵いりで
と脳ミソさまがおっしゃった…
分かりましたよ。
完全な生野菜不足になってるんだね…。
早急に改善しなくっちゃ
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カカトの下に槍…♪

2015-10-20 10:27:25 | Weblog
日曜日のクラスの続き。
センター・レッスン。
「先週注意して頂いたパ・ドゥ・ブーレですけど…、横に進んでから正面を向いて4番プリエでいいんでしょうか?」
フサさん
そうですよ。
まずきちんと横方向に移動することと、きちんと正面をむいてピルエットのプレパラシオンをすることが大事なの。
パ・ドゥ・ブーレ‐4番‐ピルエットで通じるアンシェヌマンだけど、その動きは一つじゃないのよ。
パ・ドゥ・ブーレで横方向に移動して4番ドゥミ・プリエでプレパラシオンをする。
パ・ドゥ・ブーレ・アン・ナヴァンから4番ドゥミ・プリエ。
パ・ドゥ・ブーレの進行方向を途中で変えて4番ドゥミ・プリエ。
大きく分けるとこの3つ。
「メグちゃんには前に説明したよね?」
「いいえ、いま初めて見せていただきました…」
え゛…
そ、そうなの…
あらあら…
それじゃぁ好い機会だから、きちんと説明するわね。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド‐ドゥミ・プリエ→右脚前5番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・ポワント→左脚を一歩前に踏み込んで左脚前4番ドゥミ・プリエ。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚前5番ドゥミ・ポワント→右脚前4番ドゥミ・ポワント→左脚が1番ドゥミ・ポワントを通過して一歩前に→左脚前番ドゥミ・プリエ。
右脚前5番→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐ドゥミ・プリエ→右脚前5番ドゥミ・ポワント→2番ドゥミ・ポワント→左脚を一歩前に踏み込んで左脚前4番ドゥミ・プリエ。
どうですか?
こうやって見れば違いがはっきりわかるでしょ。
「アン・ナヴァンのときは1番を通過するんだぁ…
そうよ。
でもね、1番を通過する代わりにバットマン・ジュテ・ア・ラ・スゴンドをして一歩踏み出す動き方もある。
「…はぁぁ、そうかぁぁ…
のどの動き方をするにしても、一歩踏み込んで4番ドゥミ・プリエをしたとき、
前側の足と後ろ側の足の位置が必ず平行になっていること。
前に踏み込んだ足の上にしっかり重心を載せること。
この二つが大事なの
「あ゛、だから、一歩踏み込んだ前側の足に重心を載せてから後ろ側の足のカカトを下せ、って…
そう、そのとおりです
「なぁるほどぉぉぉ
はい、それではエシャッペのアンシェヌマン。
メグちゃんは以前から練習してるけどフサさんははじめてだから、ちょっと説明するね。
右脚前5番ドゥミ・プリエから→エシャッペ→右後5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→右前5番ドゥミ・プリエ→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左前5番シュス・スー→左前5番ドゥミ・プリエ⇒エシャッペ→左後5番ドゥミ・プリエ→…………
2番ドゥミ・プリエのときにアームスはアン・バ。
シュス・スーでアームスはアン・オー。
はい、音楽でどうぞ

うぅぅ~、ふたりとも、2番ドゥミ・プリエがぁぁ…
「あのねぇぇ、2番プリエは脱力するところじゃないよぉぉ」
あのさぁ、キッズクラスむけのイメージだけどさぁ。
2番プリエするときカカトの真下から鋭い槍の穂先が狙っているとする。その穂先にグサッ っと突き刺さらないようにプリエするんだよん。
はい、もう一度どうぞ
メグちゃんがググッと両腕を上に引き伸ばしてからスタンバイ。

うん、いいじゃないのぉ、それが正しい2番プリエよぉ
「た、ただいまのは、槍に刺さらないプリエが出来たと思うんですけど…
はい、ふたりともよくできました
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引き上げる…♪

2015-10-19 10:49:31 | Weblog
バー・レッスン。
終盤のロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
5番ポジシオン→ルティレ→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド→ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール→5番ポジシオン
アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンを交互に、全部で8回。
右側が終わったところでメグちゃんが、何か納得いかないような微妙な表情をしている。
ん?どした?
「引き上げるってイメージはあるんですけど…、5番に脚をおろすとトルソーも下がる…
そうか。そこに気付いたというわけね
はい、それじゃぁサポートするからゆっくり脚を動かしながら、感じてください。
右脚前5番から右脚をルティレに引き上げるとき、左側のトルソーも同時に引き上げる。
ルティレからデブロッペ・ア・ラ・スゴンドをするとき、左側のトルソーを引き上げます。
5番ポジシオンに脚をおろすときの力のベクトルは、脚は下に、左側のトルソーは上に、です。
メグちゃんの左のウエストよりちょっと上に手を添えて、脚の動きに合わせてトルソーに“上へ”の合図を送ってあげる。
「…っへぇぇ…、こぉいうことが引き上げるってことなんだぁぁ…
そういうことです
「んじゃ、センセイはいっつもこうやって脚と一緒に身体も動かしてるってこと?」
そう。
いちいちアタマで考えてはいないけど、そのコントロールが身に付いてる。
「はぁぁぁぁ…、引き上げるってそういうことかぁぁぁ…はぁぁぁ…
ふぅん。
ソコに関心が向いている今が良いチャンスだな
それならば、理屈やイメージで理解しようとするより現実的に直接的に理解する方が早いな
「あのね、ちょっと私の肋骨の下のところに軽く手を置いて…」
いい?
5番ポジシオンで立っているけど、これは引きあがっていない状態なの。
引き上げるっていうのはね、こういうことよ、とコントロールを変える。
んっふぁぁぁっ…
フサさんも、同じように私の肋骨のところに手を置いてみて…。
…、こうですよ…
「あぁ、ほんとだ、上がってる…
ね、わかったでしょ?
脚の動きとソレが常に連動するのよ。
「そんなコト出来るようになるのかな…、自分でわかるようになるのかな…
うん、それは大丈夫よ、スグに出来る。
足元はポジシオニングしなくていいから重心を土踏まずの上に置きましょう。
両腕を上に伸ばして、肩が耳に付くくらいにどんどん上に伸ばしていきます。
これ以上上に上げたらカカトが床から離れそうってなるくらい上に上に。
5番ポジシオンに脚を収めましょう。
バスト・トップ、肋骨を下げずに、肩の力を抜いて腕を下げます。
ほら、出来たでしょ
「…み゛ききき……ぃ…
うん、二人とも、まっすぐでキレイなトルソーになってるわよ
「なんか、肋骨のまわりにヨロイを巻かれてるカンジぃ…
うん、そうだね。
ソレでトルソーを支えてコントロールするのよ。
もう一度やってみよう。

「…ききききぃ……
そうそう、キレイよ、ふたりとも
この吊り上げを練習すると、きちんと背筋も使っていることも感じられるでしょ
「ったぁぁ、もうヤセたような気がする
いや、このコントロールが身に付けば、マジでちょっとサイズダウンすると思うわよ
センター・レッスンでもアンシェヌマンをはじめる前に毎回両腕を上に伸ばすメグちゃんなのでした。
いまごろ、筋肉痛になってるかも…。
オフィスでC3PO みたいになってたりして…
センター・レッスンのことは、また明日ね
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ハイヒール…♪

2015-10-18 09:47:51 | Weblog
今年の秋は新しいパンプスを一足買ってもいいかな、と思っている。
ブランドにこだわりもないし、流行り廃りにもこだわりはない。
脚がキレイに見えて歩きやすければそれで宜しい。
外出のたびに、時間があればちょっと靴屋に立ち寄ったりしている。
今年、都合がいいのは
「もうちょっとヒールの高いものはありませんか?」
と訊かなくてもすむことだ。
厚底のものも含めて、ハイヒールが多い
日頃履いているパンプスは8cmヒール。
だから最低でも7.5cmはないとね。
で、昨日もとあるショップで試着させてもらった。
私の足 は右のほうが左よりも2mmほど大きい。
だから試着は必ず右足で。
まず、23.5cmのものを…。
足を入れた瞬間に分かった…大きい…。
スタッフの方が一つ下のサイズを出して下さった。
ん~、レングスはちょうどいいけど、ワイズが…広い…。
スタッフによると、ほかのシリーズも同じ木型を使っているからワイズは広いんですって
中敷きなどで多少は微調整できますよと言われたけど、最初からソレはねぇ…。
私、のワイズが細いんです。
D幅なの、場合によってはC幅ってこともある…ポワントと一緒…
だからワイズの合う靴を探すのはちょっと大変。
でも、上手く合うものが見つかると3年とか、ものによっては5年ぐらい履ける
歩き方や体重のかかり方に癖がないので、型崩れしないんです。
型崩れしないから長持ちする。
だから流行に左右されないシンプルなデザインのものを選ぶようにしています
それにしても、よく見かけるでしょ、重心が外落ちして見事な逆さハの字になっている悲劇のハイヒール
自分の靴をあんな悲惨な目に合わせないですむから、正しく歩けることは幸せなことだなと思います。


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無知ゆえに…♪

2015-10-17 09:06:09 | Weblog
このところ五木寛之の『百寺巡礼』を読んでいることは先日書いた通り。
第2巻の北陸編を読み終わって、第3巻の京都編を開いたところだ。
第2巻の永平寺の項を読んでいたとき、はっとした。
なんて無知なんだろう
つまり、自分が、である。
第1巻の奈良編でもそうだったが、名前だけでも知っているといえるお寺などいくつもない。
まして日本仏教にいったい幾つの宗派があるのか、ほとんど分からない。
天台宗があり、真言宗があり、浄土宗があり、浄土真宗があり、禅があり…。
最澄、空海、法然、親鸞、蓮如…、多くの開祖や宗祖がいて…。
そのくらいは知っているがそんなものは知識とはいえまい
禅にも曹洞宗があり臨済宗があり…。
浄土真宗にも本願寺派があり大谷派があり…。
だ、か、ら…っ、そんなことは知識とはいえないでしょ、って…
一つのお寺が開かれるのにどんな経緯があったのか、お寺と人間がどんな風に関わってきたのか。
どんなふうに数百年、千数百年の時を越えてきたのか。
そして、そのお寺が存在する土地や人々にどんな歴史や文化があるのか。
それらはその土地で生まれ生きた人でなければ分からない、知り得ないことばかりかもしれない。
でもね、と思った。
日本人なのに、日本のことを知らないなんてね
小・中・高と学校の授業で歴史という科目を教わりはしたが、そんなものは…。
1個の角砂糖から1粒の結晶をつつき出した、その程度あるいはそれ以下なのかもしれないね
『百寺巡礼』をしながら、著者が丁寧に語ってくれる。
活字を読んでいるのだが、著者が隣に居て丁寧に語り聞かせてくれているような気分になる。
著者の感動や歓びや畏敬の念や、著者自身がその場で感得したであろうことなどもスッとはいってくる。
読むということが、著者を通して識ることに繋がっている、と思えた。
無知であればこそ、知ること、識ることができるのは楽しく、嬉しいことだ。
無知であることを大いに楽しもう。
……そうとでも考えなければ立ち直れない…




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