アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― 爪先が強くなってきたね…♪

2023-06-29 10:52:10 | Weblog
バーレッスンの中盤でロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール、その最後の部分は
……→ポワン・タンジュ・デリエール→片方のアームスをアン・オーでカンブレ→トルソーを起こす→ポワン・タンジュの脚をルティレに引き上げて両手アン・オーでポゼ
です。
トルソーを起こすときに、きちんと肋骨をさげてねとかルティレする脚は内腿をしっかり引き上げてねなんて声をかけながら一緒にやってます。
バーから手を離してアン・オー、そのまま静止。
おぉぉ、マリさん、いいねぇ、軸脚がしっかり床を捉えてる感じ…、安定してるねぇ
反対側でもやはり安定したルティレ-ポゼを見せる彼女。
「自分でもなんだか、バランスが取れるところを探らなくていいっていうか…
うん、以前と比べると足 が、とくに足指が全然違う。
以前は軸脚のカカトに重心がズレて乗っていて足指が床から浮きがちだったけど、いまはぴったりと床に張り付いてる感じだものね
センター・レッスンでもバットマン・タンジュのアンシェヌマンの終盤にパ・ドゥ・ブーレ・ピケを組み込んだんだけど、やはりドゥミ・ポワントをきちんと守れてました
最後にグラン・アレグロ風を…、その終盤にパ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット・アン・ドゥオールを3連で、そのあとピケ-アラベスクを見せてからオフステージ、というアンシェヌマンで
順番は大丈夫ね、ではどうぞ

ほっほぉぉぉ…
「マリさん、自分で気づいてるかな…、プレパラシオンのデヴロッペ・ドゥヴァン-ルルヴェのところ、トンベするまで軸脚のカカトが落ちなかった、ピルエットを1回転回り切るまで軸脚のドゥミ・ポワントがキープ出来てた、3連ともね、そして最後のピケ-アラベスクもアラベスクの脚を下して1歩前に踏み出すまで軸脚のドゥミ・ポワントを守れてたわよ
「1回目のピルエットのときに、あ…ココだなって…
うん、うん、もう大丈夫だね。
そのあとポワント・レッスンに突入して、最後に
ピケ-アラベスク→ピケ-アラベスク→ピケ-アラベスク→パ・ドゥ・ブーレ・ピケ→反対側も同様に…
を練習。
ピケ-アラベスクするときにアラベスクする脚のバットマンのタイミングがちょっと遅かったからソコを修正して、はい、もう一度

あぁら、キレイだねぇ、マリさん…、キレイなアラベスクが出来てるよぉ
「ポワントのどこに乗ればいいのかがわかったような気がして…
おぉ、そうでしょ、そうでしょ
そこまでキレイに出来るんだから、言われる前にやれよって感じだけどね
「そうなんですよねぇ
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もう1年の半分が…♪

2023-06-27 11:27:09 | Weblog
先週末、身体のコンディショニングに行った帰りに通りかかった神社の鳥居に茅の輪が設えられているのを見かけました。
もうそんな時期ですね、今月末、6月30日は夏越の大祓ですもんね。
コロナ禍以前には茅の輪くぐりに出かけたもので、有難いことに拝殿に上がらせて頂きお神酒を頂戴したこともあったのに、コロナ禍の下では人込みを避けるという口実のもと初詣すらご遠慮してました
う~ん、こぉれは…とちょっと気になりかけている今日この頃です。
この数年、コロナに罹患することもなく体調を崩すこともなく、何より足腰に故障をきたすこともなく、さらには体型が崩れる兆しすらないまま過ごしてこられたお礼を申し上げに参上するべきじゃないかなって気はするんですよね。
まぁ普段から神頼みすらしない不信人者なので、思い付きで殊勝ぶってもねぇとは思いますが

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『棒しばり』と『天守物語』…♪

2023-06-26 11:02:14 | Weblog
昨夜のNHK『古典芸能への招待』は平成中村座『棒しばり』『天守物語』、姫路城の天守下に立てた芝居小屋での公演の録画です。
『棒しばり』は狂言に基づいた舞踊劇で、大名の曽根松兵衛を中村扇雀丈、太郎冠者を中村橋之助丈、次郎冠者を中村勘九郎丈が演じてました。
自分が不在の間に酒の盗み呑みはさせじと次郎冠者の左右に広げた両手を肩に担いだ棒に縛り付け、太郎冠者の方は後ろ手に縛ってから主人松兵衛は出かけて行きますが、不自由な体勢であっても二人が酒を諦めることはありません
協力し合ってきっちり呑んでしまい盛り上がる様子を舞踊で表現していてまぁ面白い、櫃の蓋に酒を酌んで交互に吞むんだけど、二人とも手が使えないから相手が吞みやすいよう蓋を傾けるときには爪先でって発想が秀逸
勘九郎丈の父上故勘三郎丈が芝居でも踊りでもまずは型と言われるのを聞いたことがありますが、そのことが勘九郎丈にも受け継がれているんでしょうね、元々の型がきちんとしているからちょっとした所作や踊りの決めの形がキレイですもの。
それにしてもあの踊りの運動量は相当なものですね。
そして『天守物語』、かつて泉鏡花の原作もしっかり読んだし坂東玉三郎丈が演じた舞台も観ているから大筋はアタマに入っている
中村七之助丈が天守夫人富姫、中村虎之介丈が姫川図書之介、中村扇雀丈が富姫付の上臈薄、勘九郎丈が近江之丞桃六を演じ、演出はなぁんと坂東玉三郎丈
そりゃぁ『天守物語』富姫といえば玉三郎丈ですもんねぇ
舞台手前で腰元たちがなにやら釣りをしているところへ富姫が登場、蓑を着けていて、何かと言葉を掛ける皆に向かって
似合ったかい…
っきゃぁぁぁ…
演出の玉三郎丈による薫陶の成果でもあるんでしょうけど、七之助丈の富姫は“まさに富姫これぞ富姫”でした
七之助丈のお顔がね、途中から人間を越えた何かに見えて来ちゃって、それほどに美しかった
いやぁ、よいものを観ました
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久々のコンディショニング…♪

2023-06-25 11:27:35 | Weblog
昨日は久しぶりに身体のメンテナンスに行ってきました、前回が11月下旬だったので7か月振り
施術をして下さるトレーナーとは30年以上のお付き合いなので、お任せ~って感じです。
まず初めに最近気になっているところなどあればお伝えして、姿勢をチェックしてもらってから施術開始。
大殿筋から腿のマッサージ。
ててててて…、…ててぇぇぇ…
「それだけ使ってますからね、疲労も溜まってるわけです」
ふくらはぎの内側と外側のマッサージ。
「…てててっ…、…ちょっとたい……
「そりゃぁね、足指に繋がる筋肉が疲れますよね。この筋肉はふくらはぎの横からマッサージするといいですよ
そのあとは身体の左右のバランスを調整しつつ、トレーナーのサポートを受けながら自分で筋肉や骨盤を動かす筋トレを兼ねた施術を。
「…はい、ここで抵抗…1→2→3→4→5→6→7→…、結構です…もう一度、はい…」
自分の身体の構造とそれを構成する筋肉が見えるようだ
「普通に皆さん、こんな風に動かせます?」
「動かせないし動きませんよ。…あ゛…、生徒さんにやらせちゃダメですからね センセイの場合は予備段階と初期段階すっ飛ばしても出来るからやってますけど、生徒さんはまず予備段階をちゃんとやらせてあげてくださいね」
「はぁ~い
自宅で気軽に出来るやり方とか注意点などもいろいろ教えて頂いて、なんだか“正しい身体”になったような気分。
「関節には全く問題がないですから、筋力の低下を予防していけば大丈夫ですね」
おぉ、良かったぁ
施術前までは帰りにちょっとウィンドゥショッピングなんか楽しもうと考えていたんですけど、終わったら“正しくなった身体”をそのまま持ち帰りたいって気になって真っ直ぐ帰宅しました
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金曜日のアンシャンテ ― オフステージの動きも踊りの一部…♪

2023-06-24 10:11:48 | Weblog
センター・レッスンの最後にグラン・アレグロ風を
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール→右脚を引いてプリエ、左脚クぺ・ドゥヴァン→左脚デヴロッペ・ドゥヴァン-ルルヴェ→左脚からトンベ→シャセ→グリッサード→アッサンブレ・アン・ナヴァン→右脚ピケ-アラベスク→左脚からシャセ→グラン・ジュテ・アントゥルラセ→左脚アラベスク-プリエ→右脚ピケ-アラベスク→左脚からシャセ→グラン・ジュテ・アントゥルラセ→左脚アラベスク-プリエ→左脚にピケしてスゥトゥーニュ・アン・ドゥダーン→左前5番ドゥミ・ポワントでポゼ→右にパ・ドゥ・ブーレ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→右にパ・ドゥ・ブーレ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→右にパ・ドゥ・ブーレ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→右脚ピケ-アラベスク→オフ・ステージ
…と32小節ね
アッサンブレ・アン・ナヴァンはエファセ・ドゥヴァンを守って、アームスはア・ドゥ・ブラ
1回目のアントゥルラセからアラベスク-プリエに下りたら、アラベスクの脚をプリエの脚の方に引き寄せて踏み替え、改めて1歩前に出てピケ-アラベスク
2回目のアントゥルラセのあとスゥトゥーニュ・アン・ドゥダーンのアームスはアン・オー、回転が終わったらきちんとポゼを見せて
大丈夫ね、ではどうぞ

あら、もったいなぁい。
エミさん、オフステージ直前のピケ・アラベスク、アラベスクした脚を下すより先に軸脚のカカトを落とさないように気を付けないと。
先日のポワント・レッスンのときにピケ-アラベスクの練習したけど、そのときにアラベスクした脚が1番ポワントを通過して1歩前に踏み出すまで軸脚のポワントが崩れないようにっていう下り方の練習したでしょ、ここで必要なのもアレよ
「あ… そうだ、前に出てから下りる、ですよね」
そうそう。
それからね、ピケ-アラベスクは1番アラベスクでしょ、そのアームスだけ脚の動きとは無関係にプロペラみたいに前後を入れ替えるのも不自然ですよぉ。
動きの構造としてはねぇ、1番アラベスクでピケ→アラベスクの脚を下しやすいようにアン・ナヴァンのアームスでトルソーを吊り上げる→アラベスクの脚が下がるのと連動してもう一方のアームスも下げる→アラベスクしていた脚が1歩踏み出すのと同時に同じ側のアームスも前に→前に出るアームスと引き合うようにもう一方のアームスは後ろに、っていう関係性を大事にするといいわよ
アンシェヌマンをもう一度どうぞ

「…っあぁぁぁ~…、うぅぅ…
うん、最後のピケ-アラベスクからオフステージのところ、やろうとしてたね、ちゃんとコントロールしようとしてたよね、惜しかったけど。
「くぁ~、アタマでは分かってるのに癖で…
アタマで分かってるところに身体の動きがついてくるから大丈夫よ
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キジバトのさえずり…♪

2023-06-23 10:25:41 | Weblog
初めてその音を耳にしたときはご近所のどこかのお宅で目覚ましが鳴っているのかと思いました、鳩時計の時報に似てるような感じだったから。
くぅ~ くぅ~ ぐるっ ぐるぅ~  くぅ~ くぅ~ ぐるっ ぐるぅ~
って感じです。
日中でも午後にも聞こえることがありますから目覚ましじゃないのかな、なんの音だろうと少~~~しだけ気になってました。
その音が今朝、我が家の目覚ましがなるよりもずっと早く、それもかなり近くで聞こえました。
え゛…っなんでこんな近くで、と気になってカーテンの隙間からそっと外を見て見たら、道路を挟んだ向かい側のアパートと住宅との間に向かって飛び降りていく鳥の姿が…、茶色っぽくて広げた羽の形は少し丸みがあるような…。
ググッてみたところキジバトのようです。
そういえば先日出かけた折に、雀くらいの大きさながら雀よりはちょっとスレンダーで尾が長めの小鳥を見かけましたが、あれは何という野鳥だったのかな…。

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木曜日のアンシャンテ ― シンプルで地味だけどね…♪

2023-06-22 15:26:07 | Weblog
バーレッスンはほぼいつもと同じアンシェヌマンで。
1番ポジシオンからバットマン・クロシュを16回→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドを16回というのを2セット、デガージェも同じでバットマン・クロシュがバットマン・クロシュ・デガージェになりポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドがデガージェ・ア・ラ・スゴンドになるだけ
「相変わらず、ラクにはならないですよね
そうだねぇ、シンプルで地味なものほど逃げ場がないというか誤魔化しようがないからねぇ。
バーレッスンの最後には1番や2番でのルルヴェの練習をしてそれからエシャッペの練習を。
「これまでのヒメさんの動き方はね、5番プリエから2番ドゥミ・ポワントに跳び上がってるんだけど、その跳び上がった後に2番ドゥミ・ポワントにズシっと落ちてるんだよねぇ、それで膝に負担が掛かる。そして5番プリエに飛び降りようとするから、直前に反動を付けようとして膝が曲がる、それを修正したいわけよ
いいですか、考え方なんだけどね、
5番プリエからナニモノカによって両内腿を左右にバン と押し広げられるから膝が伸びて2番ドゥミ・ポワントに立つことが出来る
2番ドゥミ・ポワントから両内腿をお臍の真下に引きつけようとするから末端=足が引き寄せられて5番になりプリエに下りることが出来る
エシャッペっていう動きの構造をね、そんな風にイメージしてごらんなさい。
ゆ~~~っくりのテンポでいきますよぉ、どうぞ

おぉぉぉ、そうだよ、ソレだよ、ソレがエシャッペですよ
「はぁぁ、いままでこんな風に脚を使うんだとは思ったこともありませんでした
っひょぉぉぉ…
「今はバーに頼ってるから出来たのかもしれませんけど…
まずはバーできちんと脚の使い方を覚えるのが大事だから、大丈夫よ
センターではまず、このところずっと練習してる方向転換のアンシェヌマンをちょっとアレンジして。
右脚前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→大きい4番クロワゼ→左にフェッテ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→大きい4番クロワゼ→右脚をアン・ドゥダーンにロン・ドゥしながら方向転換→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼを通過して右前大きい4番クロワゼ→左脚バットマン・クロシュで重心移動と方向転換→右脚はク・ドゥ・ピエを通過して右後ろ大きい4番クロワゼ→左前5番ドゥミ・ポワントでポゼ⇒…………
ヒメさんはフェッテで方向転換した後のアン・ドゥダーンのロン・ドゥをしながら方向転換……のところがネックなんだよね。
プリエを抑えたままとかバットマン・クロシュして重心移動とかは随分スムーズになってきてるんだけど。
いいですか、ちょっと見ててね、と見本を。
「…… とロン・ドゥする動作脚が軸を回すんだよ。と軸を先に動かしてそれを動作脚が と追いかけるってのは まず動作脚
「あ゛~、動作脚の動きで軸を回すって考えたことがありませんでした…まず軸を動かすってことばかり考えてました
っひょぉぉぉ…
とはいえ、いくつかの勘違いが修正できて動き方が整理されたようで、全体が随分キレイな動きになってきました
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大ちゃんのダメダメエピソード…♪

2023-06-20 11:04:07 | Weblog
昨晩、かなだいの二人が日テレの『行列の出来る……』にゲストで出演してました。
MCからの呼び込みがあってドアが開くとカメラに背を向けた二人が立っていて、あのコンガを踊り始めるという登場、ま、試合の衣装ではないし氷の上ではなく板の上だから多少の動きにくさはあったでしょうけどね。
引退を決めたのはいつかというお決まりのトークから大ちゃんのダメダメエピソードまでいろいろと披露=暴露され、バラエティ番組としての突っ込みやイジリもひっきりなしで、それにかなちゃんは鷹揚に構えていて大ちゃんはヘラヘラと終始笑いながら受けたり躱したり、登場ではコンガ、途中では即興で好き勝手に踊る大ちゃんと途中からはかなちゃんもですけど、なんだか引退して重荷を下ろしなにか吹っ切れたような、突き抜けちゃったような明るさを感じました。
大ちゃんの大学時代からの友人も登場してエピソードを暴露、さらに大ちゃん自身も自分の失敗談を告白、大学時代は仲間と飲みに行き泥酔してキレたとか、試合のときに衣装を忘れたことが2度もあったとか、かなちゃんのお姉さまの結婚式をすっぽかし、それ以前にも織田クンの結婚式をすっぽかしたとか…
話を聞いていると、大ちゃんてスケート以外のことはからっきしなんだなって思いました。
ご招待を受けている結婚式を忘れるとかお衣装を忘れるとか、普通に考えたらありえないですもんね。
だからと言って大ちゃんを見る目が変わったとか嫌いになったとかってことはありません。
身近にいる人たちはいい迷惑だろうし大変でもあろうけれど、それを受け止め許せる人たちが彼を囲んでるんだろうなって思います。
番組は主に大ちゃんに関わるゲストばかりで、かなちゃんのお姉さま夫婦が観覧席にいらしただけだったから、もっとかなちゃんに関わる話も聞きたかったなって思いました。
これからのかなだいが何を創りだし何を見せてくれるのか楽しみです。
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映画『引っ越し大名』…♪

2023-06-19 10:23:03 | Weblog
『引っ越し大名』という映画のテレビ放送を観たのですが面白かった
原作は『超高速参勤交代』『マラソン侍』などの著者土橋章宏氏で、脚本も原作者。
原作者が脚本を手掛けるというのは、原作を曲解したりズレた脚色をされたり余計なことを付け加えられたりなんてことがなさそうだから、原作の面白さがほぼそのままなんじゃないかなと思います。
江戸時代前期、生涯で七度も国替えを命じられた松平直矩の3回目の国替え、播磨姫路藩から豊後日田藩への国替えのてんやわんやを描いています。
もともとの引っ越し奉行が激務のために亡くなっているため急遽奉行に任じられた片桐春之助が、亡き前任者の娘於蘭さんや幼馴染の御刀番鷹村源右衛門、勘定頭中西監物といった仲間に助けられながら難事を取り仕切っていくのですが、そりゃぁもう大変ですよね。
金策のため国替えに非協力的な藩の重役が山と集めている書画骨董などの美術品を没収したり、商人に借金を申し込んだり、人員整理をしたり。
姫路から豊後への道中では幕府御庭番の妨害まであって、そこでは御刀番鷹村源右衛門さんが獅子奮迅の大活躍、まさに剣豪って感じです。
やっとの思いで日田藩にたどりついたもののそれから4年後には出羽山形藩へ、さらにその6年後には陸奥白河藩への国替えを命じられ、その陸奥白河藩への国替えでやっと姫路藩時代の15万石に戻ることが出来て、日田藩への国替えのとき人員整理で帰農させた元の藩士たちを呼び戻すことが叶います。
すでに鬼籍に入った者たちの名を刻んだ石碑の前で
お帰りなさいませ
と迎える片桐春之助のアップで大団円。
テンポもよく洒落も利いていて面白い作品でした。
原作の『引っ越し大名三千里』を読んでみたくなりました
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茗荷…♪

2023-06-18 09:55:49 | Weblog
『菖蒲ちまき<木挽町芝居茶屋事件帖>を再読していたら茗荷を食したくなりました、作中に様々な茗荷料理が出てくるので誘われちゃったみたい。
茶屋かささぎの料理人松次郎さんのように凝ったものや手の込んだものは出来ないけど、まぁ、甘酢漬けくらいならと試してみました。
本当ならさ、昆布出汁を用意してちゃんと甘酢を調味しておいてってところなんだけど、そこはまぁ、市販の○○しい酢にハチミツをちょっと加えて代用、軽く軽く軽~く湯通しした茗荷を漬ける、半日余りおいて…。

          

キレイな色に仕上がりまして、これ以上は無いほど手を抜いたわりにかなり美味しくできました
せっかくならもう一品と気分がのって、

          

茄子と茗荷の和え物。
『菖蒲ちまき』では作り方までは出てないからそこは自己流で。
塩もみした茄子を少しの酢と少しの白だしで調味、千切りにした茗荷と和えるって手抜きのしようもない…、でも美味しくできました
甘酢漬けも和え物も箸休めにぴったりです。
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金曜日のアンシャンテ ― 夜クラスはポワントも…♩

2023-06-17 10:30:32 | Weblog
丁寧にバーレッスンしたあとはセンターレッスン。
バットマン・タンジュ、エシャッペ&ルティレ・ルルヴェ、グリッサード・ドゥ・コテ&アン・ナヴァン、プティ・アレグロなどを練習して、最後にピルエットとピケ・アン・ドウダーンの短いアンシェヌマンを。
パ・ドゥ・ブーレ→4番プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼを4回→ピケ・アン・ドゥダーンを6回→ポワン・タンジュ・デリエール・エファセでポゼ
最後のポゼのアームスはアドブラ。
まずは曲のテンポの確認を兼ねて見本を。

「… …」
どうですか、ちょっと速いかな…、もう少しゆっくりのテンポの方がいい?
「ん~…、いや、このテンポでがんばります
はい、ではひとりずつどうぞ

あ、なるほど、ソコか…。
エミさんはピケ・アン・ドゥダーンの回転が足りてない、回転しきらないうちに次のピケの準備をしようとするからピケする脚を振り回すように動かしてるのよね、それで次々に回転が遅れていくの。
それとね、ルティレに引き上げる脚の動きが遅れてるから、今回はルティレじゃなくて少し高めのクぺにしてごらんなさい、その方が回転を掛けやすいわよ
Kちゃんはそんなに勢いをつけなくても十分に回転出来てるから少し力を抜いて、アームスの動きもグッと抑えてごらんなさい、もっと安定した回転が出来るわよ
はい、もう一度どうぞ

うん、いいでしょう、良くなりましたよ
最後にポール・ドゥ・ブラをしてKちゃんはお疲れ様~、エミさんはポワント・レッスンに突入です。
エミさん、ピケ-アンボワテの動きがシャープに安定してキレイになりました
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木曜日のアンシャンテ ― 地味に丁寧に…♪

2023-06-16 10:32:02 | Weblog
バーレッスンではこのところ足指や内腿を意識しながらタンジュやデガージェをする練習を地味に丁寧にやっています。
1番ポジシオン→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→デリエール→ドゥヴァン→デリエール→…………とバットマン・クロシュを16カウント→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドを16カウント、これを2セット
デガージェも同じ順番と回数です。
「けっこうキツいですよね
「そう?どの辺が?」
「内腿の高いところとお尻の窪みのあたりが…」
「はい、それなら正しく脚を動かせてるってことです
そしてセンターレッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンの方向転換を練習したあと次にやることの見本を

……ってことです。
「先週やったふたつを繋げるってことですか?」
そうで~す
「あ~っと、まぁ、やってみます

おぉ、そうそう、順番はそれで
アームスの使い方とロン・ドゥする脚の動線を少し修正しよう。
アームスでトルソーをリードするつもりで少し勢いを持たせて
ロン・ドゥする脚が軸を回転させると考えて
さっきのヒメさんの動きだと、軸が回転してそれに動作脚のロン・ドゥがついていく感じだから、途中から円周を外れてるのよ。
それから軸を回し終わって重心を移し切るまでプリエをしっかり抑えておくことも大事よ。
もう一度どうぞ

はい、 で~す
水面に浮かぶ葉っぱがす~す~と風に送られていくように滑らかな方向転換や重心移動が出来るようになるといいわね
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水曜日のアンシャンテ ― 足先が強くなってきたね…♪

2023-06-15 10:07:37 | Weblog
バーレッスンのロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール、その最後にア・テール-ルティレでポゼ。
先週までは軸脚がグラついたりルティレの脚が揺れたりしてたマリさんがピタリと静止したままスン と立ってる、無駄な力が入っていなくてキレイ
うん、うん、いいねぇ
「先週のレッスンで教えていただいた爪先のエクササイズ、毎日ちょっとずつやってるんですけど、そうしたらいろいろ分かってきたこともあって…、こう、足の指で床を捕まえておくというか
そう、その通りです。
「カカトじゃなくて指に重心を乗せなさいって、こういうことだったのかぁって…
おぉぉ、ソレが分かればこれまでイマイチだったところが一気に解決するよ
バーレッスンの最後はグラン・バットマン、ちょっとだけ休憩してさらにバーを使った練習をしました、パ・ドゥ・ブーレ・ドゥスだったり、ピケ-アラベスクだったり…。
「いいねぇ、マリさん、なぁんで先週まではソレが出来なかったかねぇ、別人の脚みたいじゃん
「ねぇ、ですよねぇ…、コレが求められてる動き方だったんだなっていうか、こんな風に先週はできてなかったなって…
ほんとにキレイな動きですよ
そのあとセンターレッスンで、その最後にこれまで練習してきたパ・ドゥ・バスク・アン・ナヴァン・アン・トゥールナンのシンプルなアンシェヌマンを。
上手奥から下手前に向かってアン・ナヴァン・アン・トゥールナンを2セット→左前4番プリエ・クロワゼ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後ろ大きい4番クロワゼ→右にフェッテ→右前4番プリエ・クロワゼ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左後ろ大きい4番クロワゼ⇒上手前に向かってアン・ナヴァン・アン・トゥールナンを…………
デリエールにデヴロッペする足がふくらはぎあたりを通らないように、必ずク・ドゥ・ピエを通過することとか、4番ドゥミ・プリエに下りるタイミングなどを確認してから、はい、どうぞ

あぁらまぁぁ…
「マリさん、ピルエット、右も左も全部、きっちり1回転する間はドゥミ・ポワントをキープ出来てたけど、自分で分かってる
「はい、分かってました…これでなきゃいけなかったんだなっていうか、これを求められてたんだなって
「ほんとに先週までとは全っ然動きが違う、別人みたい…、なぁんで先週までは出来なかったかねぇっていうか、出来るんだからヤレよっていうか…
「ねぇぇ…
そのあとポワント・レッスンに突入しましたが、ここでも期待は裏切られることなく、文句なしのポワント・ワークを見せてもらいましたぁ
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江戸のお料理って…♪

2023-06-13 11:09:30 | Weblog
江戸時代が舞台の時代小説や時代物ファンタジーを楽しんでますが、いつもちょいと興味を惹かれるのが食べ物、お料理です。
昨年来楽しんでいる〈木挽町芝居茶屋事件帖〉シリーズですが、こちらは主な舞台が芝居茶屋かささぎだから、家庭の賄いではなく料理屋の料理ね。
第1作目の『初午いなり』では初午の日に限って普段とは違う稲荷ずしを供するんだけど、それを食べたおくめちゃんが“ごはんに具が一杯入ってますよ”って言ってたから、おそらくは今でいう五目稲荷かなと思うの。
第3作目の『菖蒲ちまき』では茗荷料理をいろいろと出している、茗荷と鰹節のご飯、茗荷の炊き込みご飯、茗荷の甘酢漬け、茗荷と茄子の和え物、茗荷の衣揚げ、茗荷と玉子の味噌汁、そのほか焼き茄子だったり焼き茄子の澄まし汁だったり玉子と海苔の澄まし汁だったり、etc.etc. …。
そして端午の節句の日に限って“菖蒲ちまき”と銘打った一品を供します、これは昆布とカツオの出汁を効かせたもち米と搗栗を笹の葉に包んで蒸したものに菖蒲の葉を添えるというものです。
ん~現代で言えば中華ちまきみたいな感じだったんでしょうかね。
でね、改めて江戸時代の料理ってどんなものだったんだろうって興味が少~~~し湧いた…
随分前にも何かで読んだ江戸時代庶民の代表的なおかずだったという“八杯豆腐”というのを作って食したことがあるし、醤油の代用にしてたっていう“煎り酒”というのも買ったことがあるの、でも詳しいことは何も知らないな
江戸時代およそ260年の間に食文化ってどんなふうに変化していったんでしょうね。
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〈小烏神社奇譚〉の新刊が出ました…♪

2023-06-12 10:41:56 | Weblog
            

『梔子の木〈小烏神社奇譚〉 篠綾子著 幻冬舎時代小説文庫
前作から引き続き、江戸の町には不眠や悪夢に悩まされる人々が多くいて、やがて医術ではなく祈祷とお札でそれを直すという“薬師如来の申し子”なる者が出現したという噂を医者の泰山先生が聞きこんできて、さらには寛永寺の天海大僧正は将軍様が不眠に悩まされていることに心を痛めており、そのいずれにもが関わっているのではないか、と…。
第5作『猫じゃらし』で猫の姿をとる付喪神として誕生したおいちも付喪神としてかわいく活躍しますし、新たな付喪神も登場して大活躍します、もちろん竜晴さまや天海大僧正、伊勢貞衡どのも
みんなの活躍でひとまずは鵺を消し去ることが出来たものの、一件落着とはいかないようで…
そして第1作目から竜晴さまの傍らにいる太刀の付喪神、白蛇姿の抜け丸とカラス姿の小烏丸ですが、小烏丸は壇之浦の合戦でその本体である太刀が失われて以来、それ以前の記憶を失くしています。
本来付喪神というものはあまり長く本体を離れていてはその力を維持できぬもの、また本体が壊れてしまえば付喪神自身も消滅したりするもの、なのに小烏丸が無事に元気に存在しているということは本体は無事でただ行方知れずというだけかもしれない。
それでも壇之浦の合戦から江戸三代将軍の時代といえばおよそ400年余りの時が流れているのだから、それだけ長い間を本体から離れたまま無事に過ごしている小烏丸はただの付喪神じゃないんじゃないって思ってきたんだけど…。
小烏丸は自分の本体の持ち主だった人物に関わる夢を見る、もっとも目覚めたときにはその内容は皆目覚えていないってことが第1作目から第6作目まで続いて、今回ついに夢から覚めたときに失われていた記憶を取り戻すの。
だからね…、だからね…、ワタクシ愚考いたしまするに、なんだけど……、第6作の伏線は成仏していない白拍子祇王の霊が現れて亡き重盛さまの彷徨える魂を成仏させてくれと願う、本作では何かが己の中に流れ込んでくるのを感じて付喪神となりおおせたという小烏丸の夢、…ということは、重盛さまは小烏丸の中にいるんじゃないの …いや、合体しちゃった …だから本体から400年余も離れていても付喪神が無事でいられるわけで…
いや、まぁ、そぉんな単純な話じゃないだろな…
第7作目が出るのはおそらく12月の初旬です、楽しみだなぁ
コメント
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