ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

椅子がこわい、読書

2008-10-21 22:52:38 | 本と雑誌

著者は夏樹静子。

著名なミステリー作家の腰痛闘病記とでも。

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腰痛は誰でもなる可能性のある病のひとつ。つまりポピュラーなんです。

そんな腰痛に売れっ子作家、夏樹静子さんが、、、、それも死にたくなるくらい激しい腰痛だった。

彼女くらい有名な人だから、ありとあらゆる方面から、治療法の情報が集まる。それも名医と呼ばれる医者にかかって、病が奇跡的に治ったという話ばかり。

この世に名医がいかに多いかと、、、。

夏樹静子の腰痛の原因が皆目わからない。

西洋医学から漢方、心霊療法、、、それもひとつずつじゃない、人から勧められるまま、金はたっぷりあるから手当たりしだい。

彼女のミステリーより面白いほど、、、ミステリーなんです。

腰痛は、今までは単にぎっくり腰のように、筋肉と骨の不整合のような純粋に物理的、西洋医学的なものが多かったが、、、最近はストレスのような心因で起こりえることがわかってきた。

だが、、、腰痛に水泳が良いといわれれば、プールに通い、治らずにかえって無駄に時を費やし、悪化の一途と言う羽目に。筋肉を鍛えれば腰痛は治ると信じ、、、。

何をやっても治らなかった腰痛だったが、、、漢方の先生たち、精神科の先生方は、遠回りだが、「夏樹静子」からただの主婦になれたらと進められた。それは強い言葉デじゃなかったが、、、「いつまでも第一線という執着がいけない、ただの主婦、おばさんとして生活してみたら?」

それから、心療治療をうけるようになり、心身症と判断され、その治療を懐疑的に思いつつ受け、最後は劇的な回復をする物語です。

こんなことが、、、あるのか、と読まれる方は多いと思います。頑張りすぎたり、私は陽気でバリバリ仕事をする人だもの、躁うつ病にはかからない、、、と。

夏樹静子さんのような知識もありバイタリティがある方が、むしろ何かをきっかけに、心身症にかかり、心理的なことから腰痛や胃潰瘍になったりするものなんです。しかも見た目にも、自覚的にも心身症や躁うつ病に思えないのが不思議なところ。

実際に著名な作者が体験したミステリーな腰痛話を読んでください。こんなことまでと言うことまで体験しています。治った今は笑い話ですが、病のさなかにいる当事者は、地獄の中をさまよう亡者のようです。それから生還した夏樹静香さんの、傑作体験記です。

お勧めします。

人の体と精神はミステリーにあふれています!

コメント (6)
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今日もラ・バゲットに寄り道

2008-10-21 21:05:31 | 食・レシピ

銀行帰りに時間があると、それとお昼時だとさらっと寄ってみます。

ラ・バゲットは小売店じゃなく、都内のフランス料理屋さんに、パンを卸すパン工房。商品棚にパンがなくても焼きたてパンをカマドから持ってきてくれます。

081021p1 ここのパンの特徴は、パン生地を作るのに小麦粉、塩、水しか使わないということ。それでまずきゃだめなんだが、パンの王道といっていいか、私にはあたり前だと思う美味さがあります。

いろいろ、パン屋さんに行っても、有名なお店でもがっかりさせられることがある。ここのは、極めてベーシックなパンのお味です。

長く食べていてあきません。(砂糖が入っていない!)

以前の記事です。

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080627

ラ・バゲット

新宿区新宿6-13-3

03-3352-8130

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