デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

旧青梅街道

2021年01月31日 | OLYMPUS
新宿散歩も終盤戦、ここでカメラをオリンパスEーPM2にチェンジ。今日は私が知らなくて驚いた話、ご存知だった方にはあまり面白くない写真でしょうが、まあお付き合いくださいな。

江戸時代の青梅街道と言えば内藤新宿で甲州街道と袂を分かち、追分だんごに名を残し、現新宿通りをまっすぐ進んで、新宿駅東口に突き当たり。



そこで道は大きく右へカーブして、靖国通りと合流し大ガードへ、そして大ガードから先は中野、荻窪へと続く青梅街道、と今の今まで思っていたのですが・・・。



この看板からすると、えっこっち?



それは新宿駅で分断された東西を結ぶいちばん安直な連絡路。昔はもっと暗くて汚くて、若い女性は通るのもはばかるようなガード下。
少し遠回りすればメトロプロムナードもあったので、夜はあまり人も通らないような細いトンネル。


今は少し明るくなったけど
やはり通る人は少ない



出たところも歴史観の微塵もない
ほんとにこれが旧青梅街道?



小さな店が軒を並べ



場末感が半端ない



但馬屋珈琲店を左折すると



あーやっぱり
この道が旧青梅街道なんだ



そのまま小田急ハルク裏に続きます




いやあ昔から何気なく通っていた狭いガード下が旧青梅街道とは知りませんでした。もちろん江戸時代は新宿駅なんて無かったからガード下ではなかったのでしょうけど。


ところが昨年7月
JRの改札位置を変更して



新たな東西自由通路が完成しました



新新青梅街道といったところでしょうか
ますますあの道は使われなくなりそうです





名店揃い

2021年01月30日 | RICOH
新宿通りと言えば老舗の名店が揃い、昔を偲ばせる風景を提供してくれています、と思いきややはりビルの老朽化、商業形態の変更から名は残しながらも様変わりしているところも多いようです。今日はそんな名店たちの写真を集めてみました。昔ながらの佇まいをモノクロで、大きく様変わりしたところはカラーで撮りました。

まずは新宿紀伊国屋書店から
昔は隣にカメラのさくらやがあったけど



建て替えられた新宿中村屋ビル
COACHの方が目立つような・・・



なんかゴージャスになった新宿高野
私にはますます敷居が高くなった気がします



私より上の世代の方なら「紀伊國屋書店で本を買い、中村屋でカレーを食べ、高野でデザートをとる」という当時の新宿の楽しみ方をご存知かと思います。

向かいのTAKAQも建て替えか
トレードマークのサンシェードがない



歌舞伎町に続く道
大きな果物屋があった記憶が



スタジオアルタ前
変わったような変わらないような



お昼の賑わいは無くなりました



名前変われど見た目変わらず
私には「MY CITY」の方が馴染みます



さてここからは足しげく通ったカメラ屋
両巨頭は昔と変わらず





キタムラは一味違うアプローチ
昨年オープンの北村写真機店



ビック、ヨドバシより早くから
東口にあったアルプス堂
残念ながら去年8月で閉店



そういえば火曜日に載せた
ミヤマ商会も昨年閉店していました
開店前でシャッター開いてないだけかと
失礼しました



コロナ禍で苦しいのは飲食店だけじゃありません。アルプス堂の貼り紙を見ていて、片手落ちの政府協力金が恨めしく思いました。コロナが収まったらトラベルとイートだけじゃなく「Go to Camera」も作ってくれないかな。いやカメラだけじゃなくて全業種が潤う施策がいいな、半年間消費税無しとかね。





末広通り

2021年01月29日 | RICOH
新宿東口散策の続きです。今日は伊勢丹の東側、末広通りからスタート。新宿三丁目のこの一角はほとんどすべてが飲食店、しかも酒を伴なうところばかり。緊急事態宣言がなければ夜な夜な盛り上がっていたことでしょう。こういう街にはやはりモノクロが似合う、少し写真多めですが一気に縦断してみました。

焼き肉の老舗 長春館



角屋本店 イタリアンです



このあたりは角も惜しんで
店にしています



こういう店が続きます



いきなり現れるのが末廣亭
明治から続く寄席です



ここはカラーも載せときましょう



再びこんな街並みが続きます



ここも角を利用したオイスターバー



路地を曲がると



かなりディープになってきた





キリンの看板も旧い



新宿ホルモンで折り返し



角の本家はここかも 新宿栄寿司



ようやく通りの名が
フィルターを「かすか」に変更



三丁目の交差点を渡ると
急に街は垢抜けて







末廣亭周辺の取り残され感を強く感じます
それはそれで
味があっていいのですが


伊勢丹

2021年01月28日 | RICOH
新宿三丁目で変わらぬ風景といえば伊勢丹は外せません。丸井は建て替えられたし、三越は無くなっちゃったし。それなのに伊勢丹だけは昭和初期に建てられたアール・デコ様式の姿そのままに今も続いています。新宿BICSでの打合せを終えて、いそぎ新宿三丁目の交差点まで戻りました。



BICSはこのあたり



今日も「伊」の字は健在



この間口の広さも



昔のまま



本館は東京都の



選定歴史的建造物に登録されています



私は伊勢丹より向かいの三丁目ビルの方がよく飲みに来ましたけど。その時間にはもう伊勢丹は閉まってたからなあ。丸窓に伊勢丹を映します。



今日はGRのモノクロモード
コントラスト強めに撮った写真です





新宿裏通り

2021年01月27日 | RICOH
昨日の続きです。次に向かったのは甲州街道から少し入った新宿通りとの間の裏通り。歌舞伎町も西新宿もここ20年で大きく変貌しましたが、早くから栄えた東口付近はまだまだ昭和を色濃く残しています。

まずは巨大看板「かに道楽」



ライオン会館は改修中



昭和39年創業 メトロビルの「珈琲西武」
昭和を感じる喫茶店です



こちらはもっと昔から
昭和初期からの喫茶店「ローレル」
がんばってるなあ



隣は明治創業の天ぷら「船橋屋」



その向かいは有名な「新宿つな八」
老舗天ぷらの激戦区



つな八も大正創業ですからもう100年くらいこの地でしのぎを削りあってきた両雄。同じ業種なのに相手に負けないだけじゃない、お互いの気遣いがあってこその並び立ちだと思います。
でも明治、大正ならもっとたくさん土地は空いていただろうに、なんでこんなすぐ向かいに建てたんだろう?ちなみに写真は水撒いてるので、勘違いされないように。

音楽好きの聖地
山野楽器とディスクユニオン



路地を抜けると



ニコンユーザーの聖地「ミヤマ商会」



江戸から続く「追分だんご」



絵描きの聖地「世界堂」



ここから先は二丁目です



明日に続きます





変わらない風景 新宿南口

2021年01月26日 | RICOH
今日は久しぶりに仕事で新宿へ、雨に終わった雪予報の昨日とはうって変わって暖かい。とはいえ緊急事態宣言下、やはりいつもの活気はありません。まあ人が少ない方が感染の心配も少ないし、なにより写真が撮りやすい。こういう機会に昔から変わらない風景を探して、変わらないうちに写真に収めておこう。コロナ禍でしばらく行かないうちに変わっちゃうところも多いですから。昭和感を出すためにGRのブリーチバイパスとモノクロで撮りました。

南口に降り立ちました



このくらいまで来るとあまり変わってない
東南口なんて昔はなかったからなあ



このパチスロ店も息が長いなあ
栄枯盛衰の業界なのに



この角の食堂も昔からある
コロナで閉まってるのかな



宣伝なのか こういう貼り紙も
昔はたくさんありました



インベーダーが流行った頃から
あったのかな まさかね



ガード下も反対側は大きく変わったけど
こっち側は昔のまま



場外馬券売り場行きのトンネル
昔は座り込んで飲んでる人もいた



撮りだしてみると意外と古い景色は残っていて、それもレトロ感漂う明治、大正ではなく、まぎれもなく自ら生きてきた昭和の風景。仕事そっちのけで撮り歩いちゃいました。写真も多いので続きはまた明日。明日は三丁目付近を歩きます。


換算16㎜

2021年01月25日 | OLYMPUS
実は羽田空港に持って行ったカメラはもう1台、タイトルでご推察のとおりあの8mmの中華レンズをつけたE-PM2です。広い空港なら魚眼感も薄らいで超広角に使えるんじゃないかと思って。せっかくだから換算16mmレンズで少し撮ってみることにしました。



掲示板もまるごと写せる



へえ、なかなか面白いじゃないの。暗いロビーで絞り開けてるから少しピントが怪しいのはご了承を。こういうところのマニュアルフォーカスは難しいんですよ。





こうなるともう1度、展望デッキに行きたくなるのが関の山。何度も言うけど時間の制約だけはありませんので、空港の駐車料金は安いしね。外ならピントも無限大でいいだろうし。



羽田沖 相変わらず雲は厚く



スカイアーチも楽々 広角のおかげ



駐車場もジオラマに見える



あれっ少し青空が



西側に移動しました



時刻は14時半くらいなのに



西の空は紅くなりかけて



なんか明日は



晴れそうだ



曇りのち夕焼けの羽田でした



もう一度デッキに来てよかった

出発ロビー

2021年01月24日 | RICOH
展望デッキで納得いく写真が撮れなかった私は、望遠SP-100EEを鞄にしまい、代わりにポケットからGRを取り出して出発ロビーに向かいました。約1年ぶりの羽田空港、変わったところはあるかなとか、正月飾りの花は残ってないかなとか考えながら。

北ウィングからスタートです



搭乗口はガラガラ



ディズニーのぬいぐるみ自販機
こんなのあったかな



東京五輪コーナー



開催できるといいですね



横浜珈琲は変わらじ



中央のエレベーターから
松飾りはもうないけど



1階に到着
マカロンのワゴンを後ろから



表にまわってみました



お土産屋さんも頑張って営業中
お客さん減っちゃったんだろうな



人気のシュガーバターの木と



ニューヨークパーフェクトチーズは
変わらずメインストリートに



そして南ウィングへ

いつ見ても意味がわからない
あまり美しくない植込み



いちばん変わったのがインフォメーション。コロナ禍なのか未来化なのかわかりませんが、美しい女性の案内はなくなって、このへんちくりんなロボットが立っています。
試してみようかとも思ったのですが、話しかけるのが照れくさい。なにを聞いていいかもわからない。



最後に唯一残っていた正月の名残



緊急事態宣言下、日中こんなに空いている空港は初めてでした。これなら写真もゆっくり撮れるし、お土産も飲食も満喫できそう、とはいってもぜひこの機会にとは言えないジレンマ、心からくつろげない雰囲気、早く春が来ないかな。




はたらくくるま

2021年01月23日 | OLYMPUS
羽田空港の展望デッキに50倍ズームを持ち込んだものの、生憎の曇天で満足いく写真が撮れずにもどかしさが満ち足りてきた頃、ふと頭に浮かんだ被写体。そうだ、あれなら曇りでもあまり関係ないな、見送り後だからどうせ時間も持て余していることだし、少し時間をかけて撮っていこうかなと。

あれというのは幼児の絵本のようなタイトルどおり、空港で働く車たち。夜の見送りのときは見えないし、晴れてるときは景色に目がいって見向きもしない。こんな曇りのときだからこそ思いついた被写体です。撮るにあたってしばらく眺めていると、働いている方たちには失礼な話ですが、蟻の巣を観察してる気分。動きは規則正しいし、それぞれの役割も決まっていて、次工程へのバトンタッチもスムーズ。この一連の動きが空の安全、定時運行を支えているんですね。

まずは大きさ比較
蟻に見えるのも無理ないでしょ



一番重要な燃料補給
燃料も車で運んできます



次は荷物の積み込み



トーイングトラクターが
縦横無尽に走り回ります



コンテナを積んで



飛行機に向かいます



飛行機の貨物室が口を開け



ベルトコンベアが準備されました



あとは手際よく



機内へと



流し込まれます




次の写真はトーイング。荷物、乗客を積み終わった飛行機は滑走路へと向かうのですが、ご存じのとおり飛行機は自らバックはできません。そこで登場するのがトーイングカー、驚くことに自らの何倍もある飛行機を楽々押せる力持ちです。しかも2台を繋げているのは細長い鉄の棒1本、それを前輪に固定してプッシュバックします。



所定の位置にセット完了



その馬力と強度に驚きました



細い鉄の棒を



手作業で外します



任務完了 早々に立ち去ります



前輪ごと乗せてけん引するタイプもあります



管制塔からの指示を待ち



いよいよ離陸 恒例のお見送り



自走して滑走路に向かいます



普段なかなかゆっくり見る機会のない工程を、つぶさに観察できたのも生憎の曇天のおかげですね。今日のブログはぜひお子様、お孫様といっしょにご覧くださいね。





遠望

2021年01月22日 | OLYMPUS
曇天に輝かない機体にもすぐ飽きて、でもせっかく50倍ズームを持ってきたのだから何か撮るものはないかと、しばし遠望していました。羽田空港はさすが東京の突端だけあって、都内の主だったところはほぼ見渡せます。快晴ならもっと美しい景色が眺められるのでしょうが、天気だけは如何ともし難く、次回の下見のつもりで撮ってきました。ご覧頂くほどの写真ではありませんが・・・。

まずは羽田沖の船
右上の空には蜃気楼?



おとなり川崎の工業地帯





ゲートブリッジ



東京スカイツリー



モノレールがやってきた



赤いボディも



懐かしいポンジュースの看板



フジテレビの社屋も見える



駐機場のうしろには



平和島の倉庫が並び



屏風のような高層ビル群



高層ビルのすぐ上に



うっすら浮かぶ稜線
右下には東京タワー



それは望遠カメラの圧縮効果で迫りくる丹沢の山々、そしてその上には対比と圧縮効果で巨大化した富士の稜線が。肉眼でもうっすらしか見えないので、カメラに収めるのは困難至極。パソコンで見てもらえば少しは見えるかも。でもこんなに大きく見えるものなの?



やっぱり晴れているときに
撮りたかったなあ。