デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

シンメトリー

2021年09月30日 | 公園
あみんさん、タイムリーなコメントありがとうございます。そう、昭和記念公園は元米軍立川基地。昭和52年に全面返還されて、6年後の昭和58年に昭和記念公園として 昭和天皇臨席のもと一部公開、その後徐々に増設、公開を繰り返し、昭和天皇が崩御された後、平成17年の昭和天皇記念館の開館まで、足掛け30年弱で現在の姿になりました。国破れて山河造りといったところでしょうか。

何が言いたいかというと、昨日の風景写真の木々も、池も、川も、丘も、そして広場も全て人工、造成された景色です。基地の頃はよく知りませんが、以前からあった自然のままのものはおそらくひとつもありません。それは風景写真を撮っているとよくわかる、左右対称の景色が多いことに。

エントランスの銀杏並木
左右に歩道が造られて



水景も噴水まで一直線



逆から見ても同様 当たり前か



そして噴水も



植えられている木も意識してる?





橋と



橋の街灯も



川はそうでもないけど



池もこの位置からなら対称



はらっぱ広場も



丘の上の木も



ここからはちょっとこじつけ
日本庭園の門と



その紋様



彫刻はちょっと厳しいかな



別に人工の景色が悪いと言ってるわけじゃなく、むしろその逆。シンメトリーな景色は精神を安定させてくれ、眺めていて落ち着きます。自然の景色もいいけど東京じゃそうそうお目にかかれないしね。





昭和記念公園 風景コレクション

2021年09月29日 | Canon
正直、この時期、昭和記念公園はあまり花らしい花は咲いておりません。それでもここにはその広さを活かした眺めているだけでほっこりする風景があります。せっかくの快晴、カメラを広角24mmのG7Xに持ち換えて、風景を中心に撮ってきました。

立川口 ゆめひろばから



右手は昭和天皇記念館



インスタ映えするモニュメント
今日も若い女性が・・・



いちばん大きな水鳥の池
ボートも浮かびます



水辺には蒲の穂が



ここは砂川口 こもれびの池



真ん中に橋がある



蜻蛉飛び交う細長い池



ほとりには白い彼岸花



砂川口は岩場が多く



日本庭園の門
もうすぐ紅葉に包まれる



紅葉間から覗く日本庭園の池
少し紅くなってるみたい



これが全貌



日はだいぶ西に傾いて
ハーブ園あたり



最後はやっぱりこの噴水



こんな晴れた日は夕焼けもきれいだから、夕景も撮りたかったんだけど、緊急事態宣言中だからか17時閉園。いくら日が短くなったとはいえ間に合いませんでした、残念。





こぶしの実

2021年09月28日 | Canon
今日は昭和記念公園のコブシの写真、春には白い大柄の花を咲かせるコブシもこの時期には実をつけます。その実はげんこつのような形をしていて、まるでにぎりこぶしのよう。その形からコブシという名前がつけられたのは有名な話ですが、その後どうなるかご存知ですか。

コブシの木



肌色だし、たしかに拳に見える



これは見事 
拳というより桃?



ピスタチオのように
割れてきて



中から赤い実が飛び出します



やがて赤い実だけになりました



大きな白い花から
想像つかない小さな赤い実



サクランボにも見えてきた



普通はあまりしませんが、コブシは実生からも育つので、この赤い実を撒いて、ちゃんと育てると5年ぐらいで大きな白い花が咲くはずです。まあ気の長い話ですが・・・.。




亡者の行進

2021年09月27日 | 夏の花
今日は昭和記念公園にはちょっと似つかわしくない写真、しかも今まで見たことない光景。まあこの季節ならではの写真ということで、敢えて掲載させて頂きました。

それは子供が走り回る
はらっぱ広場の片隅に



なにやら立ち枯れた行列が



しかもその数
夥しいことこの上ない



皆、同じ方向にうなだれて



さながら亡者の行進のよう



そう、これは言わずと知れた、夏に我々を楽しませてくれた向日葵たちの成れの果て。同じ方向を向いているのも無理もない。



種はまだついているようだ



公園の管理の手違いか
或いは種子の収穫待ちか
秋の連休にこの姿を晒すことは珍しい



その行進は果てしなく続く







百日紅の丘

2021年09月26日 | 夏の花
さて今日からは先週末に行ってきた昭和記念公園の写真。他の公園は事前インターネット予約とかが必要みたいだけど、広さに任せてかここは無し。予約して行けばいいじゃないかと言われそうですが、やっぱり天気を確認してから出かけたいし、予約しといて行かないと、行きたい人がひとり行けなくなっちゃうんじゃないかと。

選んで行った日だからもちろん快晴、今日は夏の香りを残した百日紅の写真。入り口から進むと右手少し奥まったところ、ともすれば通り過ぎそうなところに咲いています。カメラは広角G7X。

メインの噴水の横



振り返る人もいれば



わざわざ戻ってくる人もいる



なだらかな斜面に百日紅の群生が



ここでミラーレスX-T10に交代



緑の芝生に



青い空



ピンクの花が映えるはずだけど



思った色にならない



カメラをG7Xに戻すと



なかなかいい色になりました



今週末も来週も相変わらず天気は不安定、もちろん迂闊にネット予約は入れていません。来月緊急事態宣言が解除になったら自由に公園にも行けるのかな。

花在れバこそ吾れも在り

2021年09月25日 | RICOH
昨日の続きです。まずはおふたりの方素晴らしいコメントありがとうございます。そんな著名な方で、そんなに有名なところだったんですね。牧野と言えば巨人のヘッドコーチくらいしか思いつかなかった私の無知が恥ずかしい。でも知らなかった分、資料館で詰め込んだ知識は吸収力抜群。こじんまりした住宅街に我が国が生んだ世界的植物学者の居宅跡があり、その牧野博士が手掛けた庭園、かなりハードルを高くして外に出てみて驚いた。





庭園と聞くとどうしても六義園とか清澄庭園とかをイメージしてしまうのですが、どうもそれにはほど遠い。雑草は生え放題、区の管理がなってないのか、なんだここは。でもよくみると・・・。



木枠でしっかり区切られて、小さな鉢が並んでる、それぞれの種類に分けられて。そうか、名もなき草花に愛情込めて、並べられているのが植物学者の庭園なんだ。博士が生前手を掛けていたときの姿のまま。妙に納得、手書きの名札が説得力あるなあ。

頭上でキジバトも鳴いている



珍しい木もあって



鶏頭も咲いていた



「家守りし 妻の恵みや わが学び 世の中の あらん限りや すゑ子笹」研究のため苦労を掛けて、若くして亡くなられた奥様を偲んで、新種の笹に奥様の名前を付けたそうです。



その日はちょうどお彼岸







白い彼岸花が悲しくみえる





そしてもうひとつの石碑には



「花在れバこそ吾れも在り」
博士しか言えそうにない言葉



今でも静かに見守っています



まったく予備知識のないまま撮ってきたので今回はこの程度 、季節を変えてまた行ってみようと思います。アナザン・スターさん、ドウランってなんですか?展示されてるものですか?無知ですみません。





牧野記念庭園 館内

2021年09月24日 | RICOH
先日、大泉学園の南口をプラプラしていると、牧野庭園前という交差点が目に付いて、へえーこんなところに庭園があるんだ、どこだろう、牧野庭園?あまり聞いたことないなあ。

都営住宅の横を歩いていると



急に現れた巨大な木



ここかな?



その木を曲がると正門が



やっぱりここだ、でも閉鎖中、やはりコロナで閉鎖されてるのかな、区立だからしょうがないかと諦めかけて・・・ん?よく見ると裏に臨時入口がある、急いできた道を逆戻り。

そこは大泉教習所のすぐ裏



木造の洒落た佇まい



ところで牧野って誰だろう



顔写真見ても思い出せない
風間杜夫に似てる?



資料館に入って植物学者牧野博士と判明、でもそう言われても名前くらいは聞いたことあるような気もするけどレベルの知識。この辺に住んでいたのかな、植物学者が。

土佐の出なんだ
若い頃はイケ面だな



坂本龍馬、岩崎弥太郎・・・
土佐は向学心の強い人が多い



晩年大泉で過ごしたそうです



日本全国をまわって膨大な数の植物標本を作製、著書「牧野日本植物図鑑」、命名植物は1,500種類を超え、日本植物学の父と言われる。へえーこの人もすごいんだ。知らなかった。



当時使っていたものも展示





94歳で亡くなるまで
研究を続けたそうです



今日は館内編
明日は外の写真です



いつの間にか

2021年09月23日 | 鉄道 自動車
今日は小ネタをふたつ、まずは昨日の続きから。ブログの更新を終えてさあ寝ようかというときに、ふと窓を見るといつの間にか月が満面の笑み。これはまた撮りに行かねばとSP-100EEを持ってベランダへ。三脚は面倒なので縁に固定して、1200mmで撮りました。

光学50倍



物足りないのでデジタル2倍
ティコクレーターも見える



さらにその倍 4800mm
これは豊穣の海あたりか



もうひとつのいつの間にかは、年に数回利用するかどうかのJR南武線。京王線からの乗換にいつも稲田堤駅を使うのですが、北口から行けば踏切を渡らずに済むので、いつもの通り京王線北口を下車。



この細い路地を抜ければ
南武線の改札口のはずですが



げっいつの間にか
改札がなくなってる



結局踏切を渡る破目に



これは京王線南口からの道



その道を直進すると



新しい改札が見えてきた



今までは川崎方面の電車は改札からすぐ乗れて、立川方面は跨線橋を渡らなきゃならなかったのですが、改札が反対側になった今ではその逆。前の改札を残してくれれば新しい跨線橋いらなかったのに。駅員人数の都合か、自動改札なら無人改札でもいいのにね。高架化への過程だとしてもこの工事の意図がよくわかりません。





これが旧い跨線橋 老朽化?



これが新しい跨線橋



それよりこの狭いホームを
先になんとかして欲しい



黄色い線の内側より
外側の方が広いなんてあり得ない



電車が来たので年数回の客は
文句言うのをやめました



次回は南口から行くことにしよう、と言っても次はいつになることやら。ここのところ不要不急の外出を控えているとはいえ、いつの間にか変わってるところが多いような気がするのは私だけでしょうか。




油断

2021年09月22日 | 空 天体
夕方G7Xを持ってふらふら歩いていると頭上に月が、そうだ、今日は中秋の名月だった。忘れていたわけじゃないけれど、東京地方の天気予報では曇、どうせきれいに撮れないだろうと思っていたのに、こんなに雲が切れるとは。でも手に持っているカメラは光学4倍、これじゃ無理だろうと思いながらもとりあえず撮ってみました。



デジタルズーム4倍



月明りの下のボトムズと



肩越しの月を撮って
一目散に帰宅



家に帰ったのはいいものの予報通り少し雲が出てきたみたい。しかも望遠カメラは充電すらしていない、完全に油断してました。仕方ないのでコンパクト、TZ85を持ち出して、光学30倍でトライ。デジタルズームで60倍。






ようやく雲が切れた瞬間が撮れました。でも雲のせいか、手持ちのせいかピントがうまく月に合いません、ブレてるような気もするし、やはりデジタルズームじゃなあ。四苦八苦しているうちに月はまた雲の中へ。

光学50倍SP-100EEの充電が終わったのが夜半過ぎ、月は天頂、厚い雲の中。待つこと2時間、ようやく西に傾いて雲の薄いあたりに顔を出す。今度こそ失敗できない。

まだ雲が流れてる



おっ切れそう



ようやく1枚撮れました



雲で少しいつもと模様が違うけど
今年はこれでご勘弁を




エメラルドグリーンの池

2021年09月21日 | Canon
大正から昭和にかけて、石神井公園は、武蔵野鉄道(西武池袋線)沿線でも有数の観光地。料亭あり、旅館あり、遊泳場や釣り堀もあって多くの人で賑わいました。今回見に行きたかったところはその名残、喜楽園跡地に造られた石神井公園記念庭園。そこにある名もない池は、神秘的なエメラルドグリーンに輝いていると言うのです。

庭園の説明文のすぐ裏には



滾々と湧き出る源泉があって



その流れつく先には



エメラルドグリーンの池が



それはグリーンに舗装された



遊歩道と見間違うほど



寝転びたくなる芝生にも見える



隙間なく敷き詰められた藻



樹々は藻に影を落とし



水面は落ち葉も沈まない



中島には少し紅らんできた木も



これは紅葉シーズンが楽しみだ