4月13日放送のサラメシで紹介されていた黒板修理。
私も大学生の頃バイトですが長崎の黒板を修理していたんですよ(笑)
テレビに出ていた今のアルミ枠の黒板じゃなくて、
湾曲していない古い木枠の黒板でしたが…。
長崎市伊勢町に住まわれていた職人のおじいちゃんについて回っての黒板修理補助でした。
夏休み期間中、私はその頃に乗っていたDT50で、
職人のおじいちゃんのガブ号と一緒に各小学校へ。
おじいちゃんのガブ号が、メーター1回転以上している物凄いガブで、
国道の真ん中を30kmで堂々と、しかしながらヨタヨタと走っていきます。
なのでおじいちゃんの後はいつも車の列(汗)
小学校へ到着すると指定された黒板から黒板板だけを外し、
子どもたちの机を数個並べ集めた所へ水平に置きます。
もう記憶が確かではありませんが、最初にサンドぺーパーで磨いてたかと思います。
それが済むと職人のじいちゃんが緑の塗料を黒板の上で、
ヘラを使って綺麗に伸ばし広げていきます。
乾燥を待つ間に他の教室で同じ事を…。
そうこうしてると最初の分が乾いているので、
私達バイト数名ががサンドペーパーみたいな物で水を含ませながら磨きます。
どちらかというとチョークを乗りやすくする為というより、
厚みムラを無くすという感じでしょうか。
磨き係は職人では無いので時々地が出ちゃったりしてました(笑)
教室の床も時々汚してしまってたような…。
汚れたら水拭きするのですが、染みこんで取れずらいんですよ…。
その作業が終わると乾かして取り付けて終了。
学校事にボリュームが違うので、
1日に数校行ったり1校に2日かかったり…。
当然夏休み最後にバイト代を貰いに行きます。
毎年やっているということでしたが、
豪華な食事をご馳走になってバイト代をいただきました。
恐らく数百万の仕事だったんでしょうね。
今はもう職人のおじいちゃんが住まれてたところは、
すっかり変わってしまっていますが…。
30年程前の話でした…。