6週間の出張も終わり、やっと明日帰国。
日本も恋しいが、こっちも惜しい。
仕事を昨日で収め、本日は休暇。ToC最大の山場である、第三ステージ観戦にあてました。今日がサンホセのサイクリストにとっては一番のお祭りでしょう。
まずはPalo Altoまで足を伸ばし、伝説?のPalo Alto Bicycleへ。ここではRaphaの帽子を買いました。
そして、観戦ポイントのSierra Rd.へ。もう一度蓑毛を登ります。今日は観戦クライマーが多く、調子乗って抜かしていったらあっという間に心拍数が190を越え、しかも休める斜度が前半にはまったくないので速攻で休憩するはめに。
実にいい天気。観戦クライマーと談笑しながら登っていきます。ウシ君たちはこの騒々しさもどこ吹く風で、のどかに草を食んでいます。
左上の骸骨は去年の山岳ステージで頑張りすぎたライダーのなれの果て。
・・・
頂上でさっそく白玉ジャージを掲げます。テントを覗いたらなんといつもお世話になっているConcept Cycleryのスタッフではないですか!さっそく朝ライド仲間と談笑談笑。
一時間半以上選手の到着を待つことになるので、山の向こう側におりてもう一回登ります。ゴキゲンモード炸裂。
さてさて!パトカー、ヘリコプター、」マビックに続き、麓の方から地鳴りが聞こえてきましたぜよ!
ここまでの展開:
超級山岳のハミルトン山で、アスタナのチェチュ・ルビエラの強力な牽きで集団が分断。これはリーダーのライプハイマを今日総合一位に押し上げる作戦だ。生き残った先頭集団の総合上位は、カンチェラーラ、ザブリスキー、ヒンカピー、ミラーなど。
ラジオではハミルトン山からの30km近い下りで、ヒンカピーが単独アタックをして、3分の貯金を得たといっていたが、シエラロードの入り口、蓑毛に入ったときはルビエラがひく追走集団との差は40秒まで縮まったそうだ。
最後の登りに入ってもTTスペシャリストのザブとカンチェがしぶとく食い下がっている。
だが蓑毛が終わると、ホーナー、ルビエラ、ブライコビッチのアシストを要するアスタナが更にペースをあげ、この先頭に食らいついたのは、ザブリスキーのみ。この集団からラボバンクのひょろなが21歳ゲシンクが単独アタックし、それをマークしたライプハイマの二人で頂上前200mの観戦ポイントにやってきた。ここの斜度は13-15%くらい!アウチ!
先頭二人を追う、ザブ君とほーなー君
アルディラとヴァンダワールが続き、その後の集団にはカンチェとミラーが残っている!
選手に接近しすぎです!ロードサイドいっぱいに選手が登ってくるので、ファインダー越しに見ると、自分を目がけて走ってくるのでは、と錯覚してしまいます。
上:苦悶するミラー
下:役目を終えたブライコビッチと、昨年同ステージ一位のフォイクト
ジューリックの後には・・・
世界チャンピオン登場!そして・・・
キタキタキター
最大のお楽しみ!グルペット!多っ!
ヴォクレー、笑ってます。
ヴェーグマン、ちょっとつらそうです。
先頭通過から40分もしたか、最後に箒を持ったスイーパートラックが通過してお祭りは終了です。
この後下山したらグルペットが山の向こう側をまわって平地コースに入っていました。
レースは結局ゲシンクが優勝、ライプハイマが2位に入り総合奪取。ただし頂上で気づいた50秒差を、13秒まで縮められたみたいです。追走集団にカンチェラーラ、ザブリスキー、ミラー・・・このメンバーから良く逃げ切ったものだ。
プロローグの50kmの世界とは一転し、山岳ステージは観客と選手の距離が近く、これもスゴイ迫力でした。
というわけで出張最終日とは思えないほど満喫してしまったのでした。
おわり。
帰ったら裏話聞かせてください
ブログを読んでるだけで興奮しますね。いろいろ話聞かせてくださいね!
ありですか・・・
でも団体走行はやはり朝練に限りますね!