横浜田舎物語

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悲しい出来事

2009-11-06 | 出来事
この街の自慢はこれでした

それが、いまたいへんなことになっています

何年か前から、区のほうで調査が進んでいましたので
いつかこの日がやってくるとは思っていましたが・・・

街ができて40年ほど、私たちが引っ越してきた32年前
駅から続くこのバス通りには、まだ植えて間もない、
幼い桜の木が、一生懸命可愛い花を咲かせていました

それからの年月、毎年この時期が来るのが楽しみで、
大人も子供も通勤、通学のとき、桜のトンネルの下を歩きながら
幸せな気持ちになったものです

桜が散るころは、窓を開けておくと家の中にまで花びらが舞ってきて
それはそれでたのしい出来事でした。

区内でも有名な桜の名所になっていました。

それなのに、それなのに

調査によると、植えた場所が悪く、根をこれ以上張ることができなくて
幹の内部が腐ってきているとのこと

このまま放置すればいつか折れて倒れてしまうので非常に危険だとのこと

何百年も生きている桜もあるのになんということでしょう。

何本か残すものだと思っていたら全部切ってしまうようです。

我が家のベランダからいつも見ていた見事な1本も・・・




こんな無残な姿に

道路反対側の1本も明日には姿がなくなるでしょう。




自分の運命がわかっているのでしょうか。

悲しそうに見えます

駅に続くバス通り、こんなに電線があったんですね。

なんて殺風景な地味な街になってしまったんでしょう。

別の木を植えかえるらしいけど、それが大きくなるころまで
待つことができるでしょうか

でも、桜の木のため我慢しなくてはいけません。

だって、30年以上もいっぱい楽しませてもらって、
思い出もいっぱい作ってもらったのだから

ありがとう! さようなら!
コメント (4)
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