嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

災転じて福となす ひたすら書類作成をおこなう

2020-03-25 08:01:59 | 今日の逸品

いやはや、みなさまお元気でしょうか?コロナクライシスといいたい、とてつもない津波が全世界に押し寄せております。当ホテルにもその波が押し寄せておりますが、どっこい、こちとらしぶといのでこの程度ではまだまだ(そいつぁ〜よかった)。

インバウンドをアテにしすぎたり、民泊の流れに乗ろうとしたり、儲けようとしたりしていなかった(爆)おかげで、この程度の落ち込みで済んでいるのだ、と考える昨今。ていうか、相変わらずの超低空飛行(ドローンなみ)?

予想どおりのオリンピック延期ということになりましたけれど、まだまだコロナの禍はこれからでしょう。だいたい、1年後にコロナが去っている、と誰が保証してくれるというのでしょう(爆)?ともあれ、今後も免疫力の勝負ですから、気を引き締めてまいりましょう。

コロナショックが重いのは解決方法や将来が見えないこと。経済対策も聞いたこともないような金額だ〜、と、ニュースみて震え上がっていましたら、こんどは欧米各国が鎖国ですと!このような事態は歴史的にも前例がございません。

どこまでゆくのか、ウイルスはすでに身近にきている予感がするので、時間の問題か、と思いますけれど、とにかく不安でございます。

不安になったところで、ショーバイを止めるわけにわまいりませんので、当ホテルも平常営業中でございます。おかげさまでお客様もいらして、なんとかやっておりますが、ぜんたいに低調なのは否めないか。

と、そんな中、地元の商工会議所からハガキが届きました。「小規模事業者存続化補助金のご案内」ときた。待ってました〜!!早速、時節柄、マスクして会議所に出向いて詳細を伺ったのですが、今年はなんと年間4回にわたって行われるというでわありませんかっ。

ううむ、コロナの影響?支給額も増やされているのでわないか、と期待したのですが、これは従来どおり。上限50万円で、事業投資額の3分の2です。75万円の事業投資が実質25万円の自己資金で実行可能であるという意味。

初回の応募締め切りは3月31日で、あと10日もなかったので、さっそく応募に向けて必死こいてマックのディスプレイに向かうこと8時間/日(爆)。さいわい、前回の応募時のテキストがマシン内に残っていましたので、そいつをベースにさらにコロナ情勢などを含めて長大なレポートを書き上げますた。

現在審査中でございます。合格率は20 %に満たない、と言われる狭き門ですが必死さが審査官に伝われば(爆)というところです。なに、不合格でも年間4回もありゃあ、ねえ(爆)。

え、事業の内容?それわまた後日(爆)。

 

 


災転じて福となす リニューアル工事に突入する

2020-03-09 10:39:16 | 今日の逸品

いやはや、コロナのわざわいの中、出口の見えない不安に駆られる毎日でわございますが、みなさまお元気でしょうか?パンデミック宣言からほんの2週間で、オリンピック延期騒ぎとなりました。オーバーシュートだとかロックダウンだなどという金融用語まで使って、不安を煽り立てるかのような報道ばかりが連

発しておりますが、ここわレーセイに対応しなければなりません。

ひいているばかりではなにも解決いたしません。予防に万全を期しつつ、できることをいま、いたしましょう。

各業界への影響も計り知れず、観光業への打撃も案の定。当ホテルにも閑古鳥が飛来しておられますが(爆)、なに今に始まったことでわございません(苦笑)。閑古鳥がやってきた、などといって騒ぐからダメなのです。ふだんからお世話申し上げている、と思えばよい。

宿が気に入って長期滞在しちゃってる感じでしょうか(自嘲気味)?。

おいまつえん ではここはチャンスと捉えて、いよいよかねてより懸案だったパブリックスペースのリニューアルに取り掛かっております。

内装屋さんに交渉してレストラン部分のフロアーを手直ししました。ただでさえ実弾不足気味なのに、これだけで費用=X1 Rolex Explorer 1(涙)。

すでに完成をみて、お客様にお使いいただいております。このあと、客室のリニューアルをすすめますが、諸事情により内容の公開は後日することになりました。どうぞお楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 


そろそろ5年 次期モデルを物色しておく−7 いったんリセット

2020-03-05 21:05:23 | ブログ

画像は、うちのマダムのパパ、つまりお義父さんから頂戴したOMEGA Seamaster official cronometer。いただいたのはすでに30年も前のことですが、ありがたく手元に置いたまま放置(爆)しておりました。

ブレスレットに48−6とナイフで刻印(爆)した跡が残っています。昭和48年6月の購入である、という意味でしょう。お義父さんのヨロコビようがこれでもかと伝わってまいります。昭和48年といえば、加藤茶の「ちょっとだけよ〜」が流行った頃です(懐)。

ううむ、ということわ1973年製。じつに47年前のトケイなのですが、いまだにクオーツ並みの精度を誇っておられます。恐るべしオフィシャルクロノメーター。

じつはあまり騒がれていないのでアレですけど、このシーマスターは歴代のボンドウォッチに長いこと指名され続けているのです。初期の頃はロレックス  サブマリーナでしたけれど、オメガが売り込みに成功して今に至ります。ボンドカーも変遷を辿ると興味深いか?

このSeamasterは非常にすがすがしい印象をもつ一本です。シルバーの文字盤はベージュっぽく変色しているのですが、風防もキレイなままだし、ケースにも小傷は多数あるものの、年式からゆくと信じられないコンディションです。なんといっても7連ブレスが印象的。清潔感すら感じさせます。

当時、通勤電車の中でよく見かけたこのシーマスターに7連ブレスの組み合わせには百貨店のお仕立券で仕立てた白いYシャツがぴったりでした。つり革につかまる腕に巻かれたシーマスターはそりゃあ眩しかったものっす!

クオーツがリリースされて、ものすごいスピードで一般化した時代ですが、そういう流れの中でも、機械式のこれはアコガレの一本でございやした。

シーマスターはこのあと

このようにダイバーズウォッチとしての進化を遂げて、ジェームズボンドの腕に巻かれたりする一方、

このようにクラシックな意匠も保ったままのラインも残して進化しておられ、非常に好ましい存在です。上の画像は去年の最新モデルですが私の手元のものとの共通点が多い。シェイプなんてほぼそのまんま。ただしプラチナボディにローズゴールドづかいで500万円ときた。

かくいう私は、中学校の卒業祝いにおぢいちゃんに買ってもらったのがセイコーのファイブアクタスの自動巻。SSボディとブレスレットにブラウンメタリックの文字盤のシックなやつでした(爆)。15000円ほどでした。

当時はすでにグランドセイコーがトップオブザレンジにおられ、やっぱりアコガレでした。クラウン、という感じか(爆)。

クラスでクオーツを使っていたのは、軽井沢の牛乳屋の息子ひとり。5アクタスが1日1分は狂っちゃうので、よく時間合わせに使わせてもらったものです、はい。懐かし〜!

当時の高校のクラス内ではちょっとした腕時計ブームでして、授業の合間にみんなで見せっこしてはランクづけしていたのものです。デジタル時計の波も徐々に始まっていたか。

そんな中、同じ高校の上のフロアーではAさんがロレックス してた、とそんな構図。そう、Aさんは高校の先輩なんです。当時から完全に異次元の存在(爆)。

ジマンの7連ブレスもここまで緩んでしまいました。そりゃそうだ、50年もつかったらリッパなもんです。トケイ本体はOHを繰り返すことで維持されますけれど、ブレスレットは消耗パーツ。当然、新品は入手不可能ですから、これは温存するといたしましょう。

このブレスレットは想像どおり、米粒のような細かいパーツ構成がもたらしてくださる絶妙なフィッティングがウリです。ブレスレットつきの状態での全体を見てみるとキラキラしちゃって派手目な印象ですが、本体のシェイプはとことんシンプル。

なので

モディファイしてしまいますた。近所の時計屋さんに出向いて、ブルーのモレラートをおごりました。ううむ、すばらしい(自己満ご容赦)。ケース径35mmの、いまとなっては小ぶりな一本ですけれど、上品。

長年見慣れた、けれど、けして見飽きてはいないクラシックな印象が際立ちます。スーツにもぴったり。個人的にはこのクラシックルックなのになぜかシーマスター、と名乗るあたりが「萌え」ポイントです。

というわけでエクスプローラーいらないんぢゃないか、となるのは正論です(爆)。

現在、本体磨きに突入しております。プラチナなみまでもってゆくのが目標です(あほ)。

 

 

 


そろそろ5年 次期モデルを物色しておく−6

2020-03-03 19:45:37 | スペシャリテ

このところこのトケイねたでずいぶん引っ張ってくれてるぢゃねえか、と思われるでしょうが、腕時計の選択はやはり大切です。時間を知るための道具として腕時計をとらえる方は令和のいま、もうおりません(きつぱり)。

男性が身につけることを許される数少ない装身具の選択ととらえればよいのです。スキものの私にとりましては生涯にあと1度あるかどうかの大事件ですからw、事細かに語らせていただきます。

どんな時計を身につけるか、で生活態度が変わる、といっても過言ではありません。極端な表現ですが、まんざらジョーダンでもございません。服装の傾向も変わるし、身のこなしだって自ずと違ってくるはず。

ニンゲン同士があったときの観察ポイントは多くはありません。すれ違う人や、なにかのご縁で同席した人が注意を払うのは、顔〜髪型〜服装〜の次くらいにどんなトケイを身につけているのか、もかならずみていると思います。

高いの買えばそれでよいのか、というとまったくマチガイ。服選びと一緒で、セレクションそのものに人となりがいつの間にか反映されちゃってる、ってのはある意味コワいことです。服装も同様ですね。

スーツにグランドセイコーを合わせるのか、G Shockをもってくるのか、それともエクスプローラーか、カルティエタンクだってあるw。ホームセンターで売ってるクオーツにも良品がございます。中華、それロレックスより正確だし(爆)。

きょうびはどれもアリだ、とされていますけれど、他人に与える印象は違います。良し悪しではなく、男性が身につける数少ないモノの中で、サイズの割に全体への影響が大きいのがトケイの特徴。

たとえばジーンズにTシャツの若者(観察ポイントが少ない)が、金時計してるのとGショックしてるのとで、印象は違うでしょう?そういうことです。

画像はROLEX GMT MASTER 2 1993モデル。画像では短針を太陽の方向に向けております。このときにGMT針と呼ぶ赤い針は常に北を指し示します。というわけでgmtトリビアでした〜(爆)。

え、なに?なもの知っててもなんの役にも立たねえ、って?その通り!これこそが男のロマンでんねん(あほ)。

ドカーン、これ三井越前屋の浮世絵。さよう、泣く子も黙る三越の江戸時代の売場風景でございます。創業1673年。こんかいはこちらの特別ルートを使わせていただき、上得意さまだけに許される優先順位でもって予約を入れることに成功いたしました!

Aさん、ありがとうございます。ただし、ウエイティングリストはかなりな長さのようで、問い合わせもロレックスだけで一日数十件に及ぶそうな(のけぞる)。

そんなことまでしなきゃ買えねえのか、となりそうですが、プレミヤムなしの最安値で買うとなればこれしかない。フツーの感覚でゆくとまあこんなところでしょう。ていうか、異常。

 

 

 


そろそろ5年 次期モデルを物色しておくー5

2020-03-02 19:18:46 | 今日の逸品

忌まわしいコロナの拡散のなか、予想どおり、ギョーカイでは最大の新作発表会ともいえるバーゼルワールド2020が延期。というか、来年の開催にするというのですから、事実上の中止となりました。前代未聞の事態です。

国内でも、コロナの感染者数がクルーズ船を除くと200人程度の規模なのに、全国の小中高校すべて休校、というのには絶句。歴史上、はじめての出来事ではないでしょうか。

これまでもたびたびあったインフルエンザなどの感染症への対応との違いを考えますと、どう考えても異様。

一連のコロナ騒ぎの中には、なにか報道されていない事実があるのでわないか、と勘ぐっているのは私だけでわないでしょう。

さて、バーゼルが中止ということになりますと、メーカーがチカラをいれまくるはずの唯一の新作発表の場が失われた、ということになります。これもまた大変なこと。

まあね、テレワークじゃないけれど、ネット経由でやれば、というのにはみんな慣らされておりますし、バーゼル中止といったって、なものにそもそも呼ばれないイパーン人には関係ないわけですから、レーセイにいきましょう(爆)。

以前の私でしたら、とっくに中古並行を買いに走って、実物をすでに腕に巻いていることでしょうが(苦笑)、ここ数年は事情が異なります。この高値ではあまりにアホらしくてそうもいきやせん。

というわけで、バーゼルでの新作発表を前に画像のエクスプローラーさまのモデルチェンジの経緯を調べておりましたら、どうやらこのエクスプローラーでは現行に近いモデルではほぼ10年ごとにモデルチェンジがおこなわれているのに気が付きました。

本屋の通称、立ち読みエリア雑誌コーナーに出向きますと、大抵1冊か2冊はあるロレックス 関連のムックを眺めたこと、あるでしょう(爆)?あれに書かれておりました。

それによれば、2020年は現行にも受け継がれている39mmケースになってからちょうど10年目にあたる年で、現行モデルになってからは4年。そろそろ大幅なテコ入れがあってもおかしくない年次な由。

YouTubeなどにたくさん上がっているバーゼルの予想動画なども現実味たっぷりに思えてくるから不思議でございます。

つまりウワサによれば、ここで現行の最新型に手を出してみたところで、4月ごろにはすぐに次のモデルがやってくるかもしれない、というわけです。どおりでエクスプローラー1は去年末におこなわれた一斉値上げに引っかかっていないわけです。

他のモデルが軒並み10万円近い値上げだった中、価格が据え置かれた、というわけでイッキにエクスプローラーモデルチェンジ説が現実味を帯びたわけです。ううむ。

ただね〜、変わるといったってダイアルのロゴやサイズがビミョーにいじられるだけ。それだけでウワーと言って世界中大騒ぎになる、ってのがこのロレックスの世界です。まったくすごいビジネスモデルです。クルマだったら、大幅値引きが横行するところなんですけどw。

ロレックス各モデルの完成度の高さのなせる技ですね。ここがクルマなどとは違う点で、すでに現時点で完成されているので、たとえ新型が出ててきても、まったく惑わされることがない、というのは不思議な現象です。

むしろ旧型の方に人気が集中して、値があがるという現象すら起きます。

トケイ、それもロレックス以外ではまずみられない現象でしょう。

さて、このままでは手が出せないどころか、ああだこうだグズグズやってると新型もリリースされてきちゃうっぽい(爆)。どうするかな〜、正規販売店に出向いて商談てえやつをしてくるか、と考えていたのですが、ここでホワイトナイト登場!

そう、あのAさんです(完全意味明瞭)。

ロレックス所有歴はそれこそ高校生時代から(のけぞる)。ほぼすべてのモデルを買っては手放し、を繰り返して現在に至っておりますが、現在では600万円のデイデイトの他に2000万円はいくのでは、と囁かれる20万円で買ったデイトナなどもお持ちのコレクターではない、

正真正銘のユーザーでございます。

ユーザーというのはそう、仕舞い込まずにフツーに日常で使っているという意味です。スゲー。なにをかくそう、私のGMT MasterもAさんが買ったものを譲っていただいたものです。つまり私の師匠。

彼に出会うまでは、私は大のロレックス 嫌いでございましたが、手にとって腕に巻いた瞬間にデンキが走っちゃったわけね〜。

エクスプローラーなんて、高校時代に持ってたというからニクたらしいぢゃござんせんか(爆)。

そのAさんとお茶のみながら、さいきんのロレックスの中古相場には手が出せないわ、といって世間話になったのですが、ホンキで欲しいんだったらルートがあるよ、とおっしゃるでわありませんか!!

詳細次号。