嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足 岩室温泉まで

2018-05-28 19:15:52 | 加齢なる遠足(爆)

画像は、弥彦山スカイラインから望める日本海。弥彦山は新潟近郊にある霊山ですが、抜群の環境と立地から、目的と楽しみ方はそれぞれに違います。

梅雨入り前のひととき、トクイチの最新ソリューションを施したボクスターを見極めるべく、またしてもニイガタへと遠征してまいりますた。

現地は、一般の行楽客に混じって、走り好きな人々も集まっておられ、このご時世にあっては、まっこと希少な絶滅、またわ絶滅危惧種のみなさまとすれ違うことができました(爆)。

もちろん同方向に向かっているクルマにもお会いできたのですが、そのような地元スペシャルの前では障害物にしかなりませんから、素直に道をお譲りして、見学させていただきますた。まったくクルマの楽しみ方はさまざまでございます(爆)。アサハカなようでいて、奥深くもあり、と。

ブラインドコーナーへの急な下り。速度は40のこともあれば、100のこともある。路面もさまざまに印象が変わるのが世の常(爆)。そんなときクルマの安定感がいっさい変わらないのが今回のソリューションです。40でのアプローチと100でのアプローチでクルマの安定感が変わらない〜?

そんなばかな、とお考えになるのは自然なことでございますが、事実。

岩室温泉にはつい先月も訪問していますけれど、独特の油臭をまとった硫黄泉をとことん味わうべく、宿泊してまいりました。

大バコばかりが目立つ温泉街にあって、ひときわ上品なこまつやさんです。アンフィルタードの硫黄系源泉掛け流し、ということわお尻が真っ黒になるアレです。こちらの特徴は、その泉質と受け入れ客を制限して、館内のざわつきを抑えている点。ひっそりと静まり返った空気感がすばらしい。

こまつやの建築は登録有形文化財指定を受けているもので、本当に味わい深いです。苦労してリニューアルを重ねている様がありありとわかるくらいで、同業者としても客としても共感しきり。

岩室温泉からは山一つ越えるだけで日本海ですし、アプローチには海岸沿いのシーサイドラインという道があって、極上。

これから夏に向けたこの季節では賑やかになることでしょうが、日本海のこの辺りではそれも知れています。

ううむ、晩秋あたりの再訪を誓って戻ってまいりましたとさ。