Mars&Jupiter

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イーゴリ・ストラヴィンスキーのダンス・コンチェルタントを聴く

2012-06-24 13:09:17 | ストラヴィンスキーの作品
一昨日、昨日と飲み会が続き、ウォーキングはお休み。
卒業生たちの20年ぶりの同級会に招かれていったが、
みんな変わらず、元気そうで安心した。
さて、今回取り上げるストラヴィンスキーの作品は、
ヤンセン(ジャンセン)交響楽団の委嘱を1941年に受けて、
作曲されたダンス・コンチェルタントである。
今回聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアによる演奏。
第1楽章行進曲-導入は、ティンパニとともに行進曲風の旋律が、
弦楽器により力強く堂々と奏されて始まり、
金管楽器や木管楽器も絡みながら、リズミックに展開され、颯爽と終わる。
第2楽章パ・ダクシオンは、力度よい弦楽器とティンパニの旋律に続き、
フルートなどが速い旋律を奏で、弦楽器と管楽器が絡み合い、
再び冒頭に戻り何度か繰り返して終わる。

第3楽章主題と変奏は、フルートなど木管楽器でゆったりと始まる。
ホルンなどが絡んだ後、その旋律は弦楽器に受け継がれ、
のち金管楽器や木管楽器が絡んで主題が変奏されていく。
様々な楽器の構成のパターンにより主題は変奏され、
最後はティンパニの荒々しい音の中、
力強く旋律が奏でられたあと、そのまま次の楽章に入る。
第4楽章パ・ドドゥ(二人の舞踏)は、その前楽章の面影を残しながら、
オーボエが歌うように旋律を奏で、他の管楽器が絡んでいく。
別のリズミックな旋律が旋律も現れ、フルート・ソロが入る。
そしてそのあと弦楽器が躍動的な旋律を奏で、金管楽器が絡む。
最後は木管楽器が活躍し、弦楽器の伸ばす音で終わる。
第5楽章行進曲-結末は、第一楽章の力強い行進曲風の旋律が現れ、
繰り返されて、力強く盛り上がる部分を繰り返して終わる。

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