Mars&Jupiter

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フランソワ・クープランの「諸国の人々」より第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴く

2015-09-20 18:57:30 | バロック音楽協奏曲・管弦楽曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1668年にフランスで生まれた作曲家、
フランソワ・クープランが作曲した「諸国の人々」である。
このうちの第3組曲「神聖ローマ帝国人」を聴いた。
今回聴いたCDはラインハルト・ケーベル指揮、
ムジカ・アンティカ・ケルンの演奏による。
曲は10曲から成り、第1曲のソナタはこの組曲内で長大で、
力強い旋律と各楽器が絡み合っていくところや、
最後のフーガ風な展開は晩年の作品であることもあっていい。
第2曲アルマンドは、やや叙情的な感じである。
第3曲クーラントは、対照的に明るく軽快な感じである。
しかし、一方で優雅さを保っている。
第4曲第2クーラントも前曲と同じく優雅である。
第5曲サラバンドは、2本のフラウト・トラヴェルソが活躍する。
第6曲ブーレは、軽快で明るいな感じの曲である。
フラウト・トラヴェルソとヴァイオリンで舞踏的な旋律を奏でていく。
第7曲ジーグは、ややゆったりしたテンポで、
舞踏的な旋律を奏でていく短い曲である。
第8曲ロンドは、フラウト・トラヴェルソが奏でる旋律に、
ヴァイオリンが呼応し、交互に旋律を受け継ぎながら展開していく。
第9曲シャコンヌは、弦楽器とフラウト・トラヴェルソが絡み合い、
軽快で流れるように進行していく曲で、優雅な感じである。
第10曲メヌエットは、ヴァイオリンの奏でる生き生きとした旋律に始まり、
チェンバロが絡みながら、最後穏やかに終わる。

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