Mars&Jupiter

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松村禎三の交響曲第2番を聴きながら、鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2011-02-13 11:08:11 | 古典~現代音楽日本編
昨日は、鶴ヶ峰から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1929年生まれの松村禎三の作品。
交響曲第2番は、サントリー音楽財団の委嘱を受けて1998年に作曲された。
その後1999年改作され、2006年最終稿が作られた。
聴いたCDは、神谷郁代のピアノ、湯浅卓也指揮、
アイルランド国立交響楽団の演奏による。
第一楽章は、低弦のトレモロの上に金管楽器が、
ファンファーレ風の音楽を奏でて盛り上げたあと、
ピアノ独奏が入り、金管楽器が入ったあと、
ピアノ独奏に続き、ヴァイオリン独奏が入る。
ピアノ独奏と金管楽器のやりとりは、
バーンスタインの交響曲第2番をも想起される。
絶望的な感じの音楽は、やがて熱狂的な感じになっていくが、
そのあとはピアノ独奏が中心となり、最後は静かに消え入るように終わる。
第二楽章は、弦楽器に導かれ、ピアノ独奏が入る。
迷走するかのようなピアノの音に、金管楽器が加わり、
グロッケンシュピールが神秘的に音を重ねていく。
そのあと再びピアノ独奏になり、徐々に熱気を帯びていく。
そして、金管楽器が盛り上げ、再びピアノ独奏となり、
ここに弦楽器が加わり、やがて金管楽器が加わり激しくなる。
そのクライマックスを経て、ピアノ独奏にフルートが加わって終わる。
第三楽章は、木管楽器によるファンファーレ風の音楽に続き、
ピアノ独奏が入り、弦楽器がそれに絡んでいく。
やがて金管楽器が荒々しく奏で、下降する音型を示し、
金管楽器のファンファーレが続き、突然休止して終わる。

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