Mars&Jupiter

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ボフスラフ・マルティヌーのスロヴァキアの主題による変奏曲を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2011-04-22 03:56:30 | ボフスラフ・マルティヌーの作品
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは、マルティヌーの室内楽曲である。
スロヴァキアの主題による変奏曲は、晩年のスイスで1959年作曲された。
マルティヌーが胃癌という重大な病とたたかっていた時期である。
今回聴いたCDは、クリスティアン・ベンダのチェロ、
セバスティアン・ベンダのピアノ演奏による。
冒頭のポコ・アンダンテ・ルバートの部分でピアノの前奏に続き、
チェロが民謡による主題を奏でるが、その旋律は哀愁を漂わせる。
チェロが悲痛とも思えるような主題を訴えるかのように歌う。
モデラートの第一変奏は、チェロの速い動きが技巧的であり、聞かせどころだ。
ポコ・アレグロの第二変奏のピアノの動きはマルティヌーらしい。
それに応えてチェロも軽快な動きをみせ、最後は明るさもみせる。
第三変奏のモデラートは、おだやかにピアノが主題の変奏を奏で、
それにチェロが加わり、主題をゆったり歌うように奏していく。
第四変奏のスケルツォ:アレグレットは、前の変奏とは対照的であり、。
ピアノの軽快な動きに対し、チェロは技巧的な速い動きをみせる。
終わりで再びチェロにより主題がゆっくり奏されて、第五変奏アレグロに入る。
舞踏的な感じの軽快なテンポに乗って、チェロが変奏された主題を奏でて終わる。

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