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グスタフ・ホルストの二人の老兵のための哀歌(H121)を聴く

2010-11-18 06:28:22 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはホルストの合唱曲である。
二人の老兵のための哀歌(H121)は1914年に作曲された。
男声合唱と金管楽器そして打楽器のための作品である。
二人の老兵のための哀歌(Dirge for Two Veterans)という
ホイットマンの「草の葉」の中の一作品をテキストに使っている。
聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ、
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアによる演奏。
まずは男声合唱のみで始まり、それは哀愁に満ちている。
途中からトランペットなど金管楽器が入り、勇ましい音楽になる。
ファンアーレ風のトランペットの音はドイツ風の音楽を感じさせる。
やがて太鼓の音も入り、行進曲風に進んでいく。
歌詞の中にある太鼓の鳴り響く様子がうまく表現されている。
そのあとは老兵たちの死への想いが男声合唱のみで歌われ、
最後は金管楽器と太鼓が鳴り響いて静かに終わる。

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