Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの交響曲第7番を聴きながら、二俣川から三ツ境まで歩く

2013-05-13 05:17:21 | アーノルド・バックスの作品
昨日は二俣川から三ツ境まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1938年から1939年にかけて作曲された交響曲第7番である。
初演はニューヨーク世界博の演奏会場で、ボールト指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックにより行われた。
聴いたCDはヴァーノン・ハンドリー指揮、
BBCフィルハーモニックの演奏による。
第一楽章アレグロは、テンパニとコントラバスによる序奏で始まり、
弦楽器の音が不安をかきたて、金管楽器により盛り上げられる。
アレグロに入り、力強い旋律や軽快な旋律、
叙情的な旋律が続けて現れて、幻想的な雰囲気が漂う。
展開部では序奏部の不安な感じをいだかせる旋律も変形され、
それぞれの旋律が再び現れて、フルートとハープや、
他の木管楽器もからんで幻想的な感じになったあと、
序奏部の旋律が再び現れて、最後静かに終わる。

第二楽章レント-伝説的なムードで-テンポⅠは、
コーラングレのソロで始まる3部形式の楽章。
ドビュッシーを思わせるような印象派風の音楽を感じさせる。
途中ドラマティックに盛り上がりをみせ、
それがおさまったあとは、木管楽器によるおだやかな部分となり、
トランペットが鳴り響き、最後は静かに終わる。
第三楽章主題と変奏は、金管楽器によるファンファーレ風の音楽で始まる。
そして弦楽器により気品に満ちた主題が現れて、繰り返される。
7つの変奏の中で、金管楽器が華やかに盛り上る第二変奏や、
木管楽器が活躍する第三変奏、独奏チェロが活躍する第四変奏とあり、
フーガ風展開をする第五変奏と続き、その後おだやかな音楽となり、
フルートなど木管楽器の響きのあと、
弦楽器が残って最後消え入るようにして終わる。

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