Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの「タマラ組曲」を聴きながら、片倉町から横浜まで歩く

2013-04-05 06:26:05 | アーノルド・バックスの作品
昨日は片倉町から横浜駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1911年に作曲された「タマラ組曲」である。
この曲はピアノ曲として書かれたが、
彼自身によりオーケストレーションされることはなく、
2000年グラハム・パーレットによりオーケストレーション化された。
この管弦楽曲版を今回聴いた。
今回聴いたCDはマーティン・ブラビンズ指揮、
BBCフィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
第1曲前奏曲は、金管楽器により不安で暗い感じで始まるが、
そのあとハープとフルートによりやや明るい感じになり、
弦楽器がロシア民謡風で、叙情的な旋律を奏でていく。
そしてそのあと力強い旋律が弦楽器と金管楽器により奏でられ、
盛り上がったあと、再び叙情的な旋律が奏でられ再び盛り上がり、
そのあとは弦楽器中心におだやかになり、
最後オーボエが奏でられて、そのまま第2曲に切れ目なく続く。

第2曲水の精霊の踊りは、木管楽器と弦楽器中心に始まり、
ロシア舞曲風の旋律を繰り返し、最後は力強く終わる。
第3曲魔法使いの宮殿と奴隷の踊りは、不安な感じで始まる。
打楽器の軽快なリズムに乗り、ダイナミックな音楽が展開され、
行進曲風に進行しながら、最後力強く終わる。
第4曲ナイースは、フルートなど木管楽器中心に始まり、
弦楽器がロマンティックな旋律を奏でていく。
それに木管楽器が絡み合いながら曲は進行する。
最後はフルートと弦楽器で静かに終わる。
第5曲狩りと神格化は、不安そうな感じで始まる。
ホルンが鳴り響き、狩りの様子が描写されて、
そのあとは弦楽器と打楽器で神秘的な感じの音楽となり、
神を讃えるような大らかで歌うような旋律が奏でられ、
金管楽器が冒頭の旋律を奏で、盛り上った中で力強く終わる。

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