Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの演奏会用序曲「勇気のために」を聴く

2012-10-23 04:09:36 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンの作品。
演奏会用序曲「勇気のために」は、1902年から1906年にかけて作曲された。
ウォルト・ホイットマンが1865年に出した詩集「太鼓の響き(Drum Taps)」に
インスピレーションを感じて作曲された作品のようだ。
初演は1907年10月6日ロンドンのクイーンズ・エリザベス・ホールで、
ヘンリー・ウッドの指揮で行われたようである。
今回聴いたCDの演奏はトニー・ロウ指揮、アイルランド国立交響楽団による。
ティンパニと金管楽器を中心に華やかに始まり、
ワグナーのような堂々とした感じの主題が奏されて、
そのあとクラリネットが牧歌的な旋律を奏で、
木管楽器と弦楽器により旋律が奏され、
小太鼓と金管楽器による行進曲風の旋律が現れ、
弦楽器によるゆったりとした旋律が現れ、
木管楽器と金管楽器も絡みながら曲は進行していく。
そして冒頭の堂々とした主題が再び奏されて、
金管楽器とオルガンが鳴り響き、行進曲風の旋律など、
それまでの旋律も顔を現し、金管楽器と打楽器により、
盛り上がりをみせて、最後は力強く終わる。
タイトルにあるように勇気が湧き出るような作品である。

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