Mars&Jupiter

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ヨハン・セバスティアン・バッハの3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調BWV1064を聴く

2016-02-07 18:50:33 | ヨハン・セバスティアン・バッハの作品
今回からしばらく中断していたバッハ編を再開します。
あと2週間分くらいはバッハの作品を取り上げようと思います。
今回取り上げるのはヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した、
3つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調BWV1064である。
聴いたCDはトーマス・ヘンゲルブロック指揮、
フライブルク・バロック・オーケストラの演奏による。
1733年以前に書かれたであろう作品で、
現在はそれを編曲した3つのチェンバロによる協奏曲で、
聴く方が多いかもしれないが、失われた原曲を復元したものである。
第一楽章アレグロは軽快で明るい旋律が奏でられ、
イタリア風でもあり、3つの独奏ヴァイオリンが活躍し、
やや叙情的な旋律も現れるが、生き生きとした感じがあり、
そして華やかさもあって、最後も爽やかな感じである。
第二楽章アンダンテは、対照的に沈んだ感じであり、
3つの独奏ヴァイオリンが旋律を絡めていく。
ゆったりとした中に、情緒深いところがある。
第三楽章アレグロは、生き生きとした旋律が、
ヴァイオリンにより奏でられて始まる。
ブランデンブルク協奏曲にもあらわれるような、
フレーズなども出てきていて関連性もあるのかと感じる。
独奏ヴァイオリンの技巧的な演奏も出て面白い。
最後は堂々とした感じで終わる。

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