Mars&Jupiter

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パトリック・スタンフォードのクリスマス・キャロル交響曲を聴く、そして横浜から星川まで歩く

2013-12-23 17:18:15 | クリスマス特集・その他
昨日は横浜から星川駅まで歩きました。
今回とりあげるのは1939年生まれのイギリスの作曲家、
パトリック・スタンフォードが1978年に作曲した
クリスマス・キャロル交響曲(交響曲第2番)である。
彼はヨークシャーに生まれ、ロンドンのギルドホール音楽学校で、
エドムンド・ラッブラに師事した。
その後ヴェニスに行き、マリピエロに師事した。
今回聴いたCDはギャヴィン・サザーランド指揮、
プラハ市フィルハーモニー管弦楽団による演奏である。
第一楽章ヴィヴァーチェは、「ひいらぎ飾ろう」の旋律を奏でて始まる。
その旋律に「ディンドン、ほがらかに」や、
「世の人忘るな」などの旋律が絡んでいく。
これらの旋律をもとにした展開がなされ、
再び「ひいらぎ飾ろう」が繰り返されて最後力強く終わる。

第二楽章アンダンテ・トランクィロは、ヴァイオリン独奏と、
木管楽器の響きで始まり、「神の御子のイエス様は」や、
「エサイの根よ」の旋律が奏でられていく。
ロマンティックでおだやかな楽章である。
第三楽章アレグレットは、鐘の響きで始まる。
「午後三時過ぎ」や「ひいらぎに実がなる」、
「ひいらぎとつたは」の旋律がもとになっているようで、
スケルツォ楽章にあたる軽快で明るい楽章である。
舞踏風に奏でられたりなどし、最後はホルンの響きで終わる。
第四楽章ロンド・フィナーレは、金管楽器が奏でる旋律で始まる。
「クリスマスの夜」、「三艘の船」、
「目覚めるクリスチャン」の旋律が次々と現れていく。
曲の終わりの方で「クリスマスおめでとう」が金管楽器で現れ、
最後は金管楽器を中心に力強く終わる。

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