Mars&Jupiter

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ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第95番ハ短調Hob.Ⅰ-95を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2011-08-08 17:03:30 | ヨーゼフ・ハイドンの作品
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲。
交響曲第95番ハ短調Hob.Ⅰ-95は、1791年に作曲された。
今回聴いたCDは、ギュンター・ヘルビッヒ指揮、
ドレスデン・フィルハーモニーによる演奏。
第一楽章アレグロ・モデラートは、第一主題がまず奏されて始まる。
悲劇的な感じの第一主題に続き、それとは対照的な第二主題が、
明るい感じで奏され、ホルンやファゴットなどの木管楽器なども加わる。
提示部が繰り返され、そのあとこれら主題をもとに変形される展開部に入る。
このあたりの展開の仕方は、さすが円熟した作曲技法をみることができる。
再現部を経て、最初の第一主題も長調になり、明るく華やかな中で終わる。

第二楽章:アンダンテ・カンタービレは、主題を弦楽器全体で奏し、
歌うようなこの主題をもとに、4つの変奏が展開されていく。
第一変奏では、最初独奏チェロが旋律を奏で、ヴァイオリンが伴奏に回り、
続いてヴァイオリンが主旋律を奏で、チェロが伴奏に変わるという
このやり方を繰り返していくが、第二変奏では短調に転ずる。
四つの変奏を展開して、最後はホルンや木管楽器が響きおだやかに終わる。
第三楽章メヌエットは、ハ短調の堂々とした感じのメヌエットで、
舞踏風の旋律でありながら、悲劇的でやるせない感じである。
中間のトリオは長調に転じて、独奏チェロが旋律を奏で活躍する。
このおだやかな旋律が終わると、再び冒頭のメヌエットが繰り返されて終わる。
第四楽章フィナーレ:ヴィヴァーチェは、弦楽器が主題を明るい奏で、
ファゴットなど木管楽器が絡んでリズミカルに奏されていく。
そのあとはフーガ風の展開をみせていき、壮大さを思わせる。
劇的な展開をみせ、最後は序曲が終わるかのような華やかな感じで終わる。

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