Mars&Jupiter

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アントン・ディアベルリ(ディアベリ)の田園ミサヘ長調作品147を聴きながら、横浜から和田町まで歩く

2015-12-24 18:17:58 | クリスマス特集・その他
今日は横浜から和田町まで歩く中で、
1781年生まれのディアベルリが作曲した、
田園ミサヘ長調作品147を聴きました。
ディアベルリ(ディアベリ)はオーストリアの作曲家で、
少年時代にザルツブルクで聖歌隊に入り、修道院に入ったが、
その後ウィーンに行き、ヨーゼフ・ハイドンに師事し、
作曲家・出版業者として活動し、ピアノ曲やミサ曲などを残した。
今回聴いたCDはラインハルト・カムラー指揮、
ミュンヘン・レジデンス室内管弦楽団、
アウクスブルク大聖堂少年合唱団の演奏によるもの。
第1曲キリエは、クリスマスを思わせるような、
とても甘美でロマンティックな旋律で始まる。
歌詞とは内容とは違った明るい感じなので不思議な感じである。
第2曲グロリアは、力強く堂々とした感じで始まる。
美しい旋律と力強い旋律が少年合唱団により歌われ、
フーガ風の展開もみられ、最後はアーメンを繰り返して終わる。
第3曲クレドは、この作品の中では一番長い曲である。
ロマンティックで流れるような旋律が合唱で歌われると、
そのあと独奏ヴァイオリンを中心とした室内楽的な響きが続き、
独唱者による美しい歌が始まると、それに独奏ヴァイオリンが絡む。
後半は牧歌的な雰囲気の中で金管楽器も加わり、
独唱者がアーメンを繰り返し、最後力強く終わる。
第4曲サンクトゥスは、荘厳な感じで始まる。
独唱者と合唱が交互に歌う感じを繰り返し、
最後は「天のいと高き所にホザンナ」と歌って盛り上がって終わる。
第5曲ベネディクトゥスは、二人の男性独唱者が歌って始まり、
女性独唱者も加わって、合唱も絡んでいき、盛り上がって終わる。
第6曲アニュス・デイは、ゆったりとしたテンポで旋律が歌われ、
やがて合唱団の中で旋律はフーガ風に展開されて、
「われらに平安を与えたまえ」と繰り返して最後穏やかに終わる。

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