八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

帆柱夏雲

2008年08月02日 09時08分12秒 | インポート

本日は少し風があってややしのぎやすいもののやはり朝から蒸し暑いですね。

境内を清掃していても汗がとめどもなく流れてきて全身ずぶぬれになってしまいます。

全国的には局地的な豪雨や洪水で被害を被っているところもあるようですが、この地方では最近雨がほとんどなく境内も砂埃が立つほどで、ちょっとひと雨ほしいところです。

そんなことを思いながらふと皿倉山の方を見上げてみると大きな入道雲が。

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もうちょっと発達してひと雨降らしてくれればいいのですが。

そういえば当神社境内にあります黒崎十二景句碑にこんな句があります。

黒坊か 帆柱山の 夏の雲

この句は宗因(西山宗因 江戸前期の俳人・連歌師。肥後熊本出身 談林派の祖)が帆柱山(皿倉山のすぐ隣の山)に立ち上った真っ黒な入道雲を見て詠んだ句です。

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黒崎十二景句碑。社殿向かって左横にあります。

黒崎十二景句碑についてはまた後日詳しくお知らせしたいと思います。

とにかく暑い日が続いております。皆様におかれましてはくれぐれも御自愛のほどお祈り申し上げます。 禰宜