若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

喜劇は真面目に

2012-06-30 07:47:27 | 音楽(足利市民合唱団)

別に、コメディ合唱団な訳じゃありませんが、少しは愉快な場面も用意しています。そして、私は割と愉快な場面を担当しています。

 

合唱団のある方に数週間前、「喜劇こそ、完璧に練習しなくちゃいけないのよね。」と言われ、『全くその通りだ。』と納得し、とても真面目に!練習に取り組んでいます。正直なところ、発声力、響きでの貢献度は、今からバタバタしてもさほど劇的な変化は望めず(みなさん、ごめんなさい。)、せめて役を頂いた場面くらい、迷惑かけないように、願わくば貢献できるように、と今はそう考えてます。

 

二代目がいない時間を見計らって、こそこそ衣装をつけては鏡の前で、おかしな、もとい素敵なダンスの練習。しわしわにふやけた歌詞カードを持ってリラックスとは無縁のお風呂・暗譜タイム(ココが私は一番覚えられる!)。練習の録音を聴きながらの就寝(安眠できないときもある)・・・・・・。そんな日々も今日で終わりです。遂に明日は足唱コンサート、本番♪ 

 

待ちきれないな、本番。けど勿体ないな、本番きちゃうの。

 

 

7月1日(日) 2時開演 於:足利市民プラザ文化ホール

足唱コンサート

第一部 組曲 「旅」

第二部 ミュージカル 「回転木馬」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「南太平洋」、「オクラホマ!」より

 


MIX!!

2012-06-25 09:11:13 | 音楽(足利市民合唱団)

昨日、熱湯に手を突っ込んでしまい、危うく大ヤケド!の瞬間に、「マズイ!コンサートに出られなくなる!」と思った自分に、笑ってしまいました。子どもの頃、運動会を指折り数えて待った気持ちと似てる、今度の日曜日は、足利市民合唱団のコンサート本番♪です。わくわくで、ドキドキで、緊張で、ちょっぴり不安(笑)。

 

ただ運動会と違うのは、1年生~高校3年生が、一緒の教室で、その日を待って練習している感じ。わたしは、足唱のこの『年齢層の幅』が、とっても気に入っています。普通だったら、「絶対!敬語!」な〇十年もの人生の先輩に対して、「変だよー、その衣装~!」って笑っちゃったり、普通だったら、知り合う機会も無さそうな一回り年下の子に、「まつもっちゃん、ファイト!」と励まされちゃったり。当たり前のように練習してるけど、実はけっこう珍しい現場って気がするんです、この年代MIX感。毎年、本番前の演技練習になると、パートが違うため練習の席が遠く、今までお話をする機会もなかった人と仲良くなります。で、「へー、意外と面白い人なんだなー。」と発見して、で、「一緒に頑張ろう!」って感じになって、本番後にハグしちゃったりする。そんな風に、一つの舞台を一緒に創っていく、この時期が最高に楽しいです。本番来ちゃうの勿体ないな。もっと練習してたいよ。

 

とはいえ、ジタバタしても本番はやってくる。あと1週間、どこまで出来るか分からないけど、一所懸命、練習して、準備して、頑張ります。アキレス腱とか、ヤケドとか、発熱とかに、充分気を付けて!

 

 

はい、はい。まだチケット、ありまっせー。

7月1日(日) 2時開演 於:足利市民プラザ文化ホール

詳細はコチラ 『足唱コンサート!』

 


パリへ、いつか、行くぞ。

2012-06-21 22:27:13 | 映画と本

映画『キリマンジャロの雪』を観てきました。新聞に小さい広告が出ていたのを目にしたとき、妙に印象に残っていて。

 

昔はフランス映画って、「訳わかんなーい。」って思ってました。そりゃあ、高校生が、『愛人(ラ・マン)』なんか観たって、分かる訳ないよね。で、大人になっても、フランス映画っていうと、ラストシーンで、「えーっと・・・へ?」と思わせて、クレジット流れちゃって、「えーっと、・・・終わり、なんですね?」みたいなイメージが抜けませんでした。

 

ただ、『アメリ』にハマった辺りから、フランス語の響きが好きになってきて、そうなってくるとフランスって国とか、パリって街とか、モンマルトルって丘とか、美しく美味しそうな食べ物とか、そういう浅いけど、魅力的なフランスイメージがどんどん膨らんで行って、「いつか、行ってみたいなー」な国になってきました。今はホントもう、すごく行ってみたい国。

 

映画は、ストーリーに意外性もなく、見目麗しい俳優さんも出ていなく、キリマンジャロの景色も堪能できない映画でしたが、なんとも良かったです。最近、二代目が言っていた、「いい人が、いいよ。」というコトバを思い出すような。正しく生きようと努力していればいいんだ、と安心するような。

 

映画の後は、ショッピング。ちょっと単純かな。

 


世界報道写真展

2012-06-20 23:42:34 | マツモト写真

「世界報道写真展2012」に行ってきました。

 

はじめて報道写真展に行ったのは、911テロ事件の翌年。ある写真に衝撃を受け、足が動かなくなってしまいました。それ以来、この写真展には行っていませんでした。

 

震災のあと様々な局面で、「被災地を自分の目できちんと見ること。」の大切さを認識しながら、避け続けている自分を責める気持ちがあり、今年はせめてこの写真展に行かなくちゃ、そう思っていました。それでも、「忙しくて、機会が無ければ仕方ないよな。」とも思っていました。

 

が、ぽっかり一日東京で休暇をもらってしまった。朝、先輩宅を出発した後もなお、「やっぱり銀座シネスイッチ行っちゃおうかな。」とか一人でぼそぼそ考えていましたが、結局行ってきました。そんなに弱くてどうすんだ、と自分を奮い立たせて。

 

ちゃんと全部見られました。私も写真を生業とする身の上になっていること。自分なりの試練(なんて言ったら大げさか!)を乗り越えて、強くたくましくなったこと。単純に年を重ねたこと?色々な要因があるのでしょうが、ちゃんと静かに見て回れました。震災の写真は大体新聞で一度は見た作品が多かったし(主催が朝日新聞。ウチは朝日新聞)。勿論、「世界では、こんなことが、今本当に起こっているのか。」と立ち尽くす写真も数多くありましたが。

 

特に感想は書きません。ただ一つだけ言えることは、二代目が報道写真家じゃなくて良かった、ということです(今年、組写真で大賞を受賞したカメラマンはその後、撮影赴任先で命を落とされているそうです)。


ある午後の独り言

2012-06-18 16:32:49 | 日々雑多

今日は暑いです。

 

明日から2日間、『若女将(勝手に)臨時休暇』で東京へ遊びに行っちゃうので、今日は大車輪労働者と化しています。で、写真が出力されるまでの待ち時間を有意義に使おうと、リビングに敷かれたゴザに、小さな枕を置いて、ゴロンと寝転びました。歯を食いしばらないように気を付けて、仕事のコトを何も考えないように気を付けて、暗譜した歌詞を反復したりしないようにして、脳を積極的に休ませました。

 

生き返ったー。やっぱり、高温多湿の夏には『ゴザに大の字』、日本人だもんね。

 

 

でもって、窓際のこの子を眺める度に、「梅干し・・・」と思ってしまうところも、私の妙にジャパニーズな部分なのかもしれないな、と改めて日本人としての自覚を強くする、ある日の午後なのでした。


洋子おばちゃんとお別れ

2012-06-16 01:37:44 | 音楽(足利市民合唱団)

悲しい2日間でした。私のことを、「尚美ちゃんは、特別な星のもとに生まれた子だ。」と言って、とびきり可愛がってくれたおばさんが亡くなって、前夜式と告別式に参列しました。

 

物心つかない位小さいときから、おんぶしてもらっていたそうで、お母さんとお祖母ちゃんの間みたいな存在の人でした。文房具屋さんを開店してからは、どう考えても私が行くとあのお店は損はするというくらい、おまけしてくれて、とてつもなく甘やかされました(→私の過去ブログ『おまけをしてくれるお店』)。何回も合唱団の舞台も聴きに来てくれて、いつも、「尚美ちゃんが一番上手だったよ。おばさんには、尚美ちゃんの声がちゃんと聴こえたよ。」と言って、べた褒めしてくれました。だから、今日も泣いちゃってちっとも上手に歌えなかったけど、一所懸命大きな声で讃美歌を歌いました。

 

おじさんが最後のご挨拶で、「大変悲しいです。本当にいい人でした。」と言ったとき、その素直な言葉に照れて、「いやだ、何言ってるんだろう、この人は!」と笑っている姿が目に浮かびました。最期におじさんに、「ありがとう。」と言って、静かに息をひきとったというおばさん。いつも働き者だったから、早速天国でも服がほつれている人を見付けては縫ってあげたりしていることでしょう。

 

今まで本当にありがとね、洋子おばちゃん。


おかえりなさいが言える毎日を大切にしなくては。

2012-06-13 12:45:58 | 日々雑多

京都の会社が主催している、恋文大賞を昨年受賞した気仙沼の女性のご主人のご遺体が発見された、というニュースを読みました。この時期に、全身遺体が発見されることは珍しいとのこと。自宅から200メートルほどの場所だったとのこと。

 

濁流のなか、繋いだ手が離れ、そのとき以来ご主人と会えず、「ただ、ひたすら、あなたのお帰りをお待ちしております。」と綴ったこのラブレター。つらい手紙です。でもこのニュースを読んで、ご遺体が発見されたこと、きっとこの女性に何か、力を与えてくれるだろうと、感じました。

 

昨年の5月にも、私はこのブログに書きましたが、今でも新聞にはこの震災で亡くなった方のお名前が掲載され続けています。6月11日には、1年3か月という節目で、大掛かりな捜索作業が行われたそうです。これだけ時間の経った後での捜索作業が、どれだけ報われることの少ない、つらい作業か。現場にいらっしゃる方々に、本当に頭が下がります。そして、自宅からたった200メートルの場所にさえ、ご遺体が見付からないほどの瓦礫が残っている街で生活していらっしゃる被災者の方々の心労を思うと、

 

コトバが続かなくなってしまうのです。


水着

2012-06-12 09:05:27 | 音楽(足利市民合唱団)

昨日は、水着の撮影でした。10点程度でしたが、大体今年のトレンドが分かります。絶対ビキニ、紐系ではかなく留める・・・・・・世の男性陣が喜びそうな流行が、今年も続くみたいですね。ただ、今年はレトロな柄がハヤるらしい。そして、1960~70年代の女性が身に着けたような、ショートパンツとタンクトップ(キャミソール)が合体したように見える水着(昨今では『タンキニ』と呼ばれています)も、多くみられる様子。

 

「ふーん。レトロなんだー。あー、映画『南太平洋』の水着のシーンで、女性たちが着てたのと同じ感じだなー・・・・・・ってことは!待てよ!コレか!私が7月1日に着なければいけない衣装は!」クライアントさんと二代目に気付かれないように、撮影が終わった商品を片づけるふりをしながら、鏡で自分で当ててみたりして。

 

でもって、ついでに、タンキニじゃない超ビキニも、この際当ててみたりして。「いやぁ、この夏、二代目と一緒にWiiFitすれば、このリボンのかわいいビキニ(トップスもパンツも留めている命綱は、紐のみ)もイケちゃうかな♪」とか、一人で想像しながら、可笑しくなっちゃいました。露出って、だんだん感覚鈍って、エスカレートしていくのかも!

 

関係者各位。安心してください。決して、そんなものを買ったり、着たり、しませんので!

 

 


大人の贅沢

2012-06-11 10:51:42 | 日々雑多

10年前までは、レンタルビデオ屋さんの映画を観尽くした時間帯に、「行く~?」とラーメン屋さん探索に出掛けたものでした。わざわざ1時間クルマを走らせたり、ガイドブック片手に迷ったりしながら。翌朝、満員電車に揺られることも、ちょっと苦手な人間関係の現場に行くことも、何もかも置いといて、とりあえず、「これぞ。」な一杯を目指してGO!贅沢な大人の遊びでした。

 

昨夜、ちょうどサザエさんな時間帯。

二代目:もうずーーっと仕事ばっかしてて、キツくなってきたなー。

若女将:全仏のナダルくん、観られないし、二代目は仕事ばっかで構ってくれない。ぶー。

まりりん:夕方のお蕎麦だけで、このまま寝るのは、お腹寂しいなー。

 

愛車のガソリンは満タン、3人はちょっと元気がなくて、腹ペコ。さぁ、こうなりゃ、下町のラーメン屋さんにGO!です。

 

堀切(菖蒲でチョット有名)のラーメン『弁慶』まで、ひとっ走り。「おーい!パンダさーん!寝てるのかー?」、「うほーい。24時間ホルモン焼きだって。すごー。」、「わー、スカイツリー、でかーー!」、「よーし。スカイツリーのふもとまで、このまま行っちゃうぞー!」・・・・・・。キャッキャとはしゃいで、がっつりラーメン。10年ぶりの贅沢な遊び、楽しかったなっ。

 

・・・夜中のチャッチャ系とんこつ味噌ラーメン。ふぅ、ヘルシア緑茶さまさま。


迷える独り言

2012-06-10 18:25:58 | 映画と本

繁忙期の去った若女将、今日はずっと気になっていたデータバックアップ作業などをして過ごしていました(昔のネガ整理に当たる作業ですが、楽になった分、細心の注意を払う必要がある作業でもあります)。体力的に余力が残っています。そして、今夜は全仏の男子決勝戦(テニスだよ)です。大好きなナダルくんです。わーい、絶対観るぞーと思って新聞を見たら・・・なんと!なんと!!WOWOWでしか放映しないとーーー(泣泣泣)。そんなぁ。

 

1年の中で、ゆっくりテレビを見られる季節というのはかなり限られています。昔のように自由時間が無くなってしまった昨今では、1年に1回程度の機会のために、レンタルビデオ会員登録をするのも面倒くさく、本当に映画を観なくなりました。昔は、1日8本制覇!なんて言ってたのになぁ。レンタルショップに行って、「もう観るもの、ないね。」とまで豪語してたのになぁ。

 

WOWOW入ろうかなー。月々2400円かー。観ない時期は全く観ないだろうから、勿体ないかなぁ。うち、録画機能のある家電、無いしなー。まさか、オリンピックも「この競技はWOWOWのみです。」なんて横暴なコト言ったりすること、ないよなー。

 

ふむ。迷う小市民。