若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

クリスマスの讃美歌

2017-11-11 18:17:37 | 音楽(足利市民合唱団)

いやいやいや、こないだハロウィン終わったばかりでしょ!……とのんびりしてもいられない。もう街は結構な勢いでクリスマス仕様です。おたおたしてはいられません。あっという間に「も~いくつ寝ると~♪」……ひー。(←取り急ぎ、通年出しっぱなしの我が家のクリスマス要員を集めてみました)

 

両親がクリスチャンなので、子供の頃クリスマスというのは本当に特別でした。ツリーも飾ったし、サンタさん小2まで来たし、教会の方を自宅に招いてクリスマス会をしたりも。

 

で、何が楽しみだったって(いや、そりゃ勿論プレゼントだけども、それはとりあえず置いといて)、クリスマスの讃美歌を歌うのが楽しみでした。こどもさんびかと大人の讃美歌は別の曲が載っていましたが、クリスマスの時期にだけ歌う「大人の讃美歌」は意味は皆目分からなくても、なんだかものすごく美しくて、大好きだったのです。母がオルガニストなので、いつでも生演奏で歌える贅沢な環境だったこともあって本当によく歌いました(もしかしたら、母の練習中に勝手に歌っていたのかもしれない……)。

 

昨日、久しぶりに足利市民合唱団の練習に参加したら、毎年恒例「アピタの足唱クリスマス・コンサート」に向けた練習の初日でした(楽譜忘れてごめんなさい)。プログラムには讃美歌も登場するので毎年、練習だけだけど(本番は欠席なのです……この時期はしょうがないね!)、とっても楽しいです。

 

讃美歌『荒野の果てに』では、「うわぁー、お母さんは ”グロぉぉぉ、おーぉぉぉ、おーぉぉぉーリア♪” を一息で歌えちゃうんだ!」と感心したり、讃美歌『牧人ひつじを』で「うわぁー、お父さんはメロディーじゃない音を歌ってる!」とびっくりしたり、何かと「大人ってすげぇ!」な感想をもった場面が浮かんできます。私にとってクリスマスの讃美歌はまさに「ファミリーソング」なんだよなーと昨夜も一人で静かにハッピーになっていました。

 

ただひとつ問題が。数年前にソプラノからアルトへ転向した私。念願の「メロディではない音」で讃美歌を歌うことになる訳ですが、「メロディじゃない音を歌うぞ!」と気合を入れるまでは良かったのですが、幼いころから耳で覚えてしまった『牧人ひつじを』の”テノール”(父のパート)がつい出てきてしまいます。気持ちよく歌いすぎると絶対間違えるな、こりゃ。ちゃんと楽譜見て覚えなおさなくっちゃ(笑)。


お箸置き

2017-11-01 23:34:57 | 日々雑多

実家の母が長年「お箸置き」を集めています(最近はもう増えすぎちゃって要らないと少し前に言われちゃったけど)。多分その影響で、旅行先のお土産屋さんでは、ふっとお箸置きに目が行きます。9月に女子友と行った益子遠足でも、「れんこん」の形をしたお箸置き、買ってきちゃったし。

 

新婚旅行は屋久島を中心とした鹿児島→宮崎→熊本の旅でした。結婚式の翌日からの旅行だったので、準備と当日の疲れがドバーっと出た私は色々な場所で乗り物酔いをする大騒ぎな旅でしたが、とても楽しかったなぁ。時間がたっぷりなければできない贅沢な旅だったので、今でも大正解な行先だった!と胸を張って言える新婚旅行でした。当時、屋久島はまだ世界遺産にも登録されておらず、本当に「手つかず」感が否めない観光地でした。夜8時になるともう町は真っ暗(お店が閉まっちゃって~レベルを超えた暗闇)。私たちにしては随分立派なホテルに泊まったので「夕食は節約して、町の食堂で適当に食べよう」と甘く見ていたら夕食難民に。やむを得ず非常食で持っていたカップラーメンを食べようとしたところがお箸がない。仕方ないので、ホテルのお土産売り場に行って「屋久杉夫婦箸セット」を購入して、恭しく頂きました(笑)。そして、今でも大事に使っているのです、その時の屋久杉お箸と、屋久杉お箸置き。使うたびにカップラーメンを思い出して、可笑しくなります。

 

今日、北に遠い青森からお箸置きがやってきました。「津軽びいどろ」というそうな。21回目の結婚記念日に、と20年来の友人が贈ってくれました。きっと今後使うたびに「これは結婚記念日で頂いたんだったなぁー。二代目とこれからも仲良くしようっと。」と思うことでしょう。いやぁ、21回目の結婚記念日、おめでとう、二代目!(よく耐えた!えらい!)