20日、初めての隊長を仰せつかった“頑張り隊”のボランティア活動で、新たな局面が。9名の参加者で互いに協力しながら、無人村と化した尾崎地区にて民家の瓦礫撤去を――。ここまでは前回と変わりませんが、地元ボランティアの羽石友寛氏の尽力によりソーラーパネル設置が始まった同地域では、日中に限り数軒のお宅の方が戻りつつあります。11月に片付けを手伝った、地元自治会長の浜畑さんとも、言葉を交わすことが出来ました。氏曰く、「皆さんには、本当に感謝しています。でも、被災した“あの時”を思うと、戻ろうという気持ちにならないのが現状です。ですから、ボランティアの皆さんが尾崎に活気を運んで下さい。温かくなったら、バーベキューなどやってもらえれば」――。目からウロコが落ちました。「その手があったか」と。作業も終わろうとする頃、バケツを下げた羽石さんが、「漁師さんから、採れたての牡蠣をもらいました。おちあいさん、皆を集めて下さい。焼いて食べましょう」と言葉をくれました。写真のように、急ごしらえの焼き台で、生でも戴ける新鮮な逸品を頬張りました。初めての体験に、「買ったら幾ら…」との邪推も働いて。羽石さんから、「作業ばかりでなく、これからはこういうこともやっていきましょう。次は、餃子とか」…。羽石さんは、宇都宮のヒトでした!2月は“ふるさとの味”で!!