迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

フルサイズで撮ってみた smc PENTAX-A 28mm F2.8

2020-05-30 14:09:06 | K mount by PENTAX

先日ご紹介した時はAPS-Cでの撮影でしたが、今回はフルサイズでの撮影してみました。四隅も十分に解像しています。フルサイズでも周囲が流れることはありません。

 

色乗りもよいです。

SONY α7+smc PENTAX-A 28mm F2.8

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近寄って写すとボケがきれい Konitor50mm F4.5

2020-05-25 17:02:11 | 改造レンズ、マウント改造

小西六写真工業のスプリングカメラのコニレットに付いていたレンズKonitor50mm F4.5です。以前にご紹介した時はミノルタSRマウントをつけて撮影しました。ただしその状態ではレンズ本体についている前玉回転ヘリコイドで1.0mまでしか近づけませんでしたが、もっと近寄って近接撮影がしたいと思い、このほどM42マウントに変えてみました。使ったパーツはLord ⅣAのレンズHighkor 4cm F3.5の時に使った樹脂製M42ボディキャップに穴をあけたものが、たまたま径がピッタリだったので流用しました。締め付け環で着脱する必要はありますが、いわばマウントアダプター的に使うことができます。一粒で二度おいしい気分です。

     


さて今回は、M42ヘリコイドアダプターを介してフルサイズで撮影です。最短撮影距離は35cm位まで近寄れます。


いかがでしょうか。きれいなボケですね。では、背後に点光源を入れると、これもなかなか美しいです。

 

適度な距離の場合は、条件がそろうと後ろがグルグル回ります。面白いですね。コニレットのKonitor50mm F4.5は美味しいレンズでした。


いずれもSONY α7+Konitor50mm F4.5


※カメラ/レンズの分解や改造は自己責任でお願いします。

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あふれる新緑 その2

2020-05-24 23:24:54 | Infrared Photography

Olympus E-PL1+M.ZUIKO DIGITAL 17mm 1:2.8+Wratten filter No.89B

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あふれる新緑

2020-05-17 23:21:06 | Infrared Photography

新緑が輝く時期です。コンデジではなくマイクロフォーサーズ機での赤外撮影です。

 いずれもOlympus E-PL1+LUMIX G 25mm F1.7 ASPH.+Wratten filter No.89B

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無骨な面構え Airesflex modelⅣ

2020-05-10 17:21:51 | Classic Camera

アイレス写真機製作所の二眼レフAiresflex modelⅣを紹介します。
アイレス写真機製作所は1950年代に、二眼レフ、35ミリ判カメラを製造販売していました。二眼レフAiresflexはオリンパスのズイコーや日本光学(現ニコン)のニッコールの優秀なレンズも搭載していました。Airesflex modelⅣはアイレスの二眼レフとしては最終期のもので、傘下の昭和光機製のCoral 75mm F3.5が付いた廉価版機種だったようです。webでもこの機種は情報が少ないのですが、セイコーのシャッターが付いた機種もあるようです。

   

 サイズ   6×6cm判12枚撮り
 レンズ   Coral 75mm F3.5
 シャッター COPAL B, 1-1/300 セルタイマー付
 フィルムカウンター ノブ巻き上げ赤窓式

レンズ周りのデザインはやや武骨な感じです。

還暦をとうに過ぎた無骨な老人という風貌でしょうか。古き時代を感じさせるカメラです。

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ゆるさが程よい PENTAX COSMICAR TV LENS 8.5mm F1.5(Cマウント)

2020-05-09 16:42:51 | Cine lens, TV lens

CマウントのTVレンズPENTAX COSMICAR TV LENS 8.5mm F1.5で持ち出して、マウントアダプターを介してPentax Q7で撮影してみました。35ミリ判換算で39mmくらいの画角になります。すべて絞り開放での撮影です。

このような被写体では後ろが若干回っているように見えます。ちょっとすっきりしていませんが、ゆるさが程よい感じです。

このレンズは0.2mまで寄れます。最短撮影距離付近です。少しだけ廻っています。

このシーンも、けっこうゆるいですね。

 いずれもPentax Q7+PENTAX COSMICAR TV LENS 8.5mm F1.5(C)

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新緑の街角

2020-05-07 22:58:59 | Infrared Photography

新緑の季節になると赤外写真が撮りたくなります。

 

 いずれも CANON IXY DIGITAL 900 IS+Wratten filter No.89B

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洗練されたフォルムが光るスプリングカメラ オリンパスクロームシックスVA

2020-05-06 17:01:30 | Classic Camera

今日、ご紹介するカメラは、ブローニーフィルム判のスプリングカメラ オリンパスクロームシックスVAです。1955年1月発売とのことです。

 サイズ   6×6cm判12枚撮り、6×4.5cm判16枚撮り(切替式)
 レンズ   D. Zuiko F.C. 7.5cm F3.5 (3郡4枚)
 シャッター COPAL B, 1-1/200 セルタイマー付
 フィルムカウンター レバー巻き上げ赤窓式

オリンパス初のインダストリアルデザイン志向のカメラとのことで、なかなか洗練されたフォルムです。
レンズは以前に紹介したMamiya-6 V型に付いているものと同型のようです。

このカメラの特徴は、6×6cm判とセミ判(6×4.5cm判)が切り替えられることです。背面を見ると2つの窓がついています。

裏蓋をあけると、セミ判の枠(C)を入れることでセミ判として使えます。背面の小さなレバー(B)を右に動かすことでファインダーもセミ判用に変更することができます。またフィルム送りはノブではなく、巻き上げレバー(A)を動かして赤窓に出る数字を合わせるという仕組みになっています。

当時の価格はケース付きで14,500円したそうです。

参考文献
https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/camera/ol-chromesixVa/?page=technology_museum 「オリンパスクロームシックスVA」オリンパスグループ企業情報サイト (最終閲覧日:2020年5月6日)

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優雅な顔つきの二眼レフ Yashicaflex A2

2020-05-06 15:33:38 | Classic Camera

ヤシカ(現・京セラ)の二眼レフYashicaflex A2を紹介します。
戦後1950年代になると日本ではたくさんのカメラメーカーが二眼レフを製造を始めました。AからZまで名前があると言われる国産二眼レフブームです。
ヤシカは1950年代前半から二眼レフの販売を始め京セラになってからの1988年頃まで販売していました。(※1)1988年といえば、すでにAF一眼レフが出ていた時代です。その時代までずっと二眼レフが生き残っていたことに驚くばかりです。
Yashicaflex A2は1956年から1957年まで販売されていたようです。(※2)

 

 サイズ   6×6cm判12枚撮り
 レンズ   Yashimar 80mm F3.5
 シャッター Citizen MXV B,1-1/400
 フィルムカウンター 赤窓式

 

レンズ周りのデザインはなかなか優美な曲線を描いており、エレガントなデザインです。
18年前に入手しましたが、レンズにカビがあったので清掃しました。現在でも問題なく使用できます。

    

参考文献
※1:小川伸也(2006)「ヤシカマット124G」『魅力再発見・二眼レフ』 p.150,写真工業出版社
※2:http://www.yashicatlr.com/  Paul Sokk 「Yashica TLR」 (最終閲覧日:2020年5月6日)

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使ってみたい銘玉 Retina II #110 with Ektar 47mm F2

2020-05-05 17:41:16 | Classic Camera

ドイツコダック社が1934年から第2次大戦前から戦後にかけて製造した35mmビューファインダーレンズシャッターカメラRetina(レチナ)。その中の戦後の1946年から1949年まで製造されたのが、今回紹介するRetina II(#011)です。

ちなみにRetina IIはレンズ固定フォールディングカメラで、1936年の最初の型(#122)から始まり、#142→#011→#014と1951年まで製造されていたようです。※1 #142については以前にご紹介していました。

Retina II #110のレンズは、シュナイダーのクセノン50mm F2、ローデンストックのヘリゴン50mm F2 と私が入手したレチナについていた米国コダックのエクター47mm F2の3種があったようです。(※1、2)
エクター47mm F2は、第2次大戦末期に米軍通信隊の依頼でニューヨーク・ライツ社の下請けだったプレミア・インスツルメント社に作らせたライカIIIaのコピー機であるカードンの標準レンズとして、米国ロチェスターのコダック社から供給されていたものが有名ですが(※3、4)、カードン用のライカLマウントのレンズは、数も少ないため、現在でもものすごく高価で取引されているそうです。レチナIIのエクター47mmもカードン用に供給されていたものと同じ構成のものと言われています。シリアル番号の冒頭のEOは1946年製であることを表しています。(※1)


私が入手したRetina II は、ボディの表面は剥がされ錆が出ており、巻き上げノブは外され、蛇腹は破れており蓋が閉まらない、というジャンクカメラでした。幸いにしてレンズはわずかな傷や汚れがあるものの、使えそうな状態ですので、レンズだけを摘出したいと思ってトライしましたが、なかなかうまくいきませんでした。またいつかもう一度チャレンジしてみようかと思っています。

参考資料
※1:山嵜省一(2004)「コダック・レチナII」『スプリングカメラでいこう』 p.52,写真工業出版社
※2:片山良平「特集2 レチナのすべて」『カメラレビュー クラシックカメラ専科34 ローライ二眼レフヒストリー、レチナのすべて』1995年9月発行,p.30,朝日ソノラマ社  
※3:西ゆうじ(1999)「憧憬のレンズ”エクター”」『クラシックカメラ劇場』 p.84,主婦と生活社
※4:武田正一郎,岡田誠一郎,田村影英「ライカスクリューマウント ノンライツ特集! コダックエクター」 『カメラスタイル13巻』2001年11月発行,p.28,ワールドフォトプレス社 

 

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60年以上前の露出計ですが今でも使えます SEKONIC Studio S

2020-05-04 23:51:56 | Accessory、 Books

クラシカルな単体露出計SEKONIC Studio Sです。

今から50年以上前のカメラには露出計が内蔵されていないことが多く、正確な露出を決めるために単体の露出計が使われていました。このSEKONIC Studio Sは、その中でも最も有名な露出計であるSEKONIC Studioシリーズの最初期の製品です。実は今でもほぼ同型の製品(スタジオデラックスIII L-398A)が販売されています。

    

 

SEKONIC Studio Sは1957年発売なので60年以上前の製品ですが、今でもちゃんと動きます。セレン光式露出計なので電池不要です。もちろん正確な値を示していました。

  

 

付属品として、スライド、白色平板、光角度板、革ケースが付いています。

どういうふうに使うのか、詳しくは取扱説明書を参照ください。何と今でもセコニックのHPから取扱説明書のコピーをダウンロードできます! すごいですね、60年以上前の説明書ですよ。

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新緑のころ

2020-05-03 23:11:45 | PENTAX-Q

  Pentax Q7+01 STANDARD PRIME 8.5mmF1.9 (パノラマソフトで合成)

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