のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1301

2017-10-21 00:28:41 | 新しい子猫たち 

リトルホワイトには私心はあっても私欲はない。自分の利益を考えるとこうした財団は成り立たない、執行部の私欲に使われてしまう。


 


リトルチロャタロウもそれは指摘していた、リトルホワイトはクドイ程事務局の奴らにもそういった、リルホワイトの凄さは骨身に染みて、知っている事務局の奴らはそうした私欲を出さない、更生支援の組織ではまるで慈父のような態度を見せる、要するに逆らうと怖いが、大方針に従っていると、細かい事はいわず、任せてくれる。


 


私欲なしに自分で考えて行動すればいいだけと、判ってきた。元々優秀な奴らだったので、そうした、そうするしかなかったとも言えた。ただ、それは周囲にも判り、かえってリトルホワイトの影響力は上がった


 


リトルホワイトは凄さは、暴力団と云う組織にも知れ渡っていた。有名な親分筋にも影響があった


 


前科者たちの更生をする時に幾つかの話が知れ渡っていた


 


リトルホワイトを猫とは知らないが、政官界に影響のある影の黒幕としては広く知られていた。しかもこのリトルホワイトには私欲はない、ただ逆らう奴らには容赦ないとは知られていた


 


どこまで知っていて、どこまで影響力があるのかワカラン、猫にリトルホワイトはなっていた


 


リトルホワイトに逆らった奴が東京湾で死体に浮かんだ時に、アイツはどうこうと云う話も事情通の中で囁かれていた


 


まさかねと云う声とリトルホワイトならなにするかワカラン、しかもリトルホワイトに恩義を売ろうとした奴の仕業かもとか囁かれていた