シリーズ第5作目の『ターミネーター:新起動/ジェニシス(原題Terminator Genisys)』(2015年/アラン・テイラー監督/アメリカ)を見た。
物語は、「スカイネットが起動した1997年8月29日、いわゆる"審判の日"から続いていた人類と機械との戦いは、2029年になってついに人類が勝利した。戦闘の終了直前、窮地に陥っていたスカイネットは、人類側リーダーのジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母であるサラ(エミリア・クラーク)を殺害することで彼の存在自体を抹消しようと、タイムマシーンでターミネーターT-800を1984年に送り込む。スカイネットの基地を制圧した人類側はカイル・リース(ジェイ・コートニー)をその時代に送り出すが、カイルはタイムトラベルの直前、ジョンが何者かに襲われるのを目撃した。無事1984年に到着したカイルだったが、その時代には存在しないはずの液体金属ターミネーターT-1000(イ・ビョンホン)に襲われ・・・」という内容。
タイムマシーンで1984年に移動する"ターミネーターT-800"は、『ターミネーター(原題The Terminator)』(1984年/ジェームズ・キャメロン監督/アメリカ)でアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた人造人間だが、本作では当時の彼の姿をCG映像で再現して登場させているらしい。
そして、サラに"おじさん"と呼ばれているもう一体の"ターミネーターT-800"は、本作撮影時のアーノルド・シュワルツェネッガー本人(撮影時67歳!?)で、タイムマシーンによって1970年代に送り込まれたT-800。
機械なので中身は劣化しないけれど、身体を覆う皮膚組織は老化していくとのことだ。
子供の時に両親が死に、その"おじさん"によって育てられたサラは"戦士"となっていて、第1作の時とはすっかり歴史が変わってしまっている。
以前、『ターミネーター4(原題Terminator Salvation)』(2009年/マックG監督/アメリカ)を見た時に、(第5作、第6作と続くと)「これまでの物語との整合性も考慮しなければならないだろうから、どんどんこじんまりとした物語になっていく」というような予想をしていたのだが、"過去の物語を変える"、"整合性を取らない"という方法でシリーズを継続させるとは、さすがハリウッド。
それによって作品内容の可能性が広がるし、何より、そこそこ安定して儲け続けることができるのだから、やはりたいしたものだ。
(^。^)
物語は、「スカイネットが起動した1997年8月29日、いわゆる"審判の日"から続いていた人類と機械との戦いは、2029年になってついに人類が勝利した。戦闘の終了直前、窮地に陥っていたスカイネットは、人類側リーダーのジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の母であるサラ(エミリア・クラーク)を殺害することで彼の存在自体を抹消しようと、タイムマシーンでターミネーターT-800を1984年に送り込む。スカイネットの基地を制圧した人類側はカイル・リース(ジェイ・コートニー)をその時代に送り出すが、カイルはタイムトラベルの直前、ジョンが何者かに襲われるのを目撃した。無事1984年に到着したカイルだったが、その時代には存在しないはずの液体金属ターミネーターT-1000(イ・ビョンホン)に襲われ・・・」という内容。
タイムマシーンで1984年に移動する"ターミネーターT-800"は、『ターミネーター(原題The Terminator)』(1984年/ジェームズ・キャメロン監督/アメリカ)でアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた人造人間だが、本作では当時の彼の姿をCG映像で再現して登場させているらしい。
そして、サラに"おじさん"と呼ばれているもう一体の"ターミネーターT-800"は、本作撮影時のアーノルド・シュワルツェネッガー本人(撮影時67歳!?)で、タイムマシーンによって1970年代に送り込まれたT-800。
機械なので中身は劣化しないけれど、身体を覆う皮膚組織は老化していくとのことだ。
子供の時に両親が死に、その"おじさん"によって育てられたサラは"戦士"となっていて、第1作の時とはすっかり歴史が変わってしまっている。
以前、『ターミネーター4(原題Terminator Salvation)』(2009年/マックG監督/アメリカ)を見た時に、(第5作、第6作と続くと)「これまでの物語との整合性も考慮しなければならないだろうから、どんどんこじんまりとした物語になっていく」というような予想をしていたのだが、"過去の物語を変える"、"整合性を取らない"という方法でシリーズを継続させるとは、さすがハリウッド。
それによって作品内容の可能性が広がるし、何より、そこそこ安定して儲け続けることができるのだから、やはりたいしたものだ。
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