『タイタニック(原題Titanic)』(1997年/ジェームズ・キャメロン監督)を見た。
物語は、「1996年。トレジャーハンターのブロック・ロベット(ビル・パクストン)は、相棒のルイス・ボーディーン(ルイス・アバナシー)らと共に、ロシアの新型無人潜水艇等を使い、1912年に沈没した豪華客船タイタニック号の船内に眠っているはずの"碧洋(へきょう)のハート"を探し出そうとしていた。ブルボン朝ルイ16世が所有していたブルーダイヤモンドをハート形にしたネックレスだ。タイタニック号の探索をテレビ番組で知ったローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)は、"碧洋のハート"を知っている唯一の生存者としてロベットの探索に協力するため、探索船を訪れたのだが・・・」という内容。
かつて、イギリスのホワイト・スター・ライン社が北大西洋航路に投入した豪華客船タイタニック号は、1912年4月10日にサウサンプトン港にある専用埠頭オーシャンドックからニューヨークへと向けて初めての航海に出たが、その航海中に氷山と接触し、4月15日午前2時30分に沈没し、大西洋の水深3,821mの海底に沈んでいる。
この史実を基に創作されたのが本作なわけだが、物語は101歳だというローズの回想で展開する。
1等客室のローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)は、大富豪の御曹司キャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)の婚約者。
家が破産寸前のため、母ルース(フランシス・フィッシャー)に言われるがままに政略結婚を強要され、決められた人生に絶望していた。
一方、資金を稼ぎながら世界中を旅している画家志望の若者ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、同船の出港5分前に、ポーカーで乗船切符を手に入れ、3等客室に乗り込んだ。
ジャックが投身自殺を図ろうとしたローズを助けるという運命的な出会いをした2人だったのだが、急速に親密さを増していく姿を目にして、たまったものじゃないのが婚約者のホックリー。
執事のスパイサー・ラブジョイ(デビッド・ワーナー)を使って、2人を引き離そうとする姿が何とも哀れだ。
中盤からはまるでパニック映画のような様相になるのだが、序盤、全財産をかけたポーカーの場面での「これで誰かの運命が変わるぞ」と「俺たちは世界一ツイてる」というジャックの台詞がとても印象に残ったのだった。
人生、一寸先は闇なのだ。
物語は、「1996年。トレジャーハンターのブロック・ロベット(ビル・パクストン)は、相棒のルイス・ボーディーン(ルイス・アバナシー)らと共に、ロシアの新型無人潜水艇等を使い、1912年に沈没した豪華客船タイタニック号の船内に眠っているはずの"碧洋(へきょう)のハート"を探し出そうとしていた。ブルボン朝ルイ16世が所有していたブルーダイヤモンドをハート形にしたネックレスだ。タイタニック号の探索をテレビ番組で知ったローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)は、"碧洋のハート"を知っている唯一の生存者としてロベットの探索に協力するため、探索船を訪れたのだが・・・」という内容。
かつて、イギリスのホワイト・スター・ライン社が北大西洋航路に投入した豪華客船タイタニック号は、1912年4月10日にサウサンプトン港にある専用埠頭オーシャンドックからニューヨークへと向けて初めての航海に出たが、その航海中に氷山と接触し、4月15日午前2時30分に沈没し、大西洋の水深3,821mの海底に沈んでいる。
この史実を基に創作されたのが本作なわけだが、物語は101歳だというローズの回想で展開する。
1等客室のローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)は、大富豪の御曹司キャルドン・ホックリー(ビリー・ゼイン)の婚約者。
家が破産寸前のため、母ルース(フランシス・フィッシャー)に言われるがままに政略結婚を強要され、決められた人生に絶望していた。
一方、資金を稼ぎながら世界中を旅している画家志望の若者ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)は、同船の出港5分前に、ポーカーで乗船切符を手に入れ、3等客室に乗り込んだ。
ジャックが投身自殺を図ろうとしたローズを助けるという運命的な出会いをした2人だったのだが、急速に親密さを増していく姿を目にして、たまったものじゃないのが婚約者のホックリー。
執事のスパイサー・ラブジョイ(デビッド・ワーナー)を使って、2人を引き離そうとする姿が何とも哀れだ。
中盤からはまるでパニック映画のような様相になるのだが、序盤、全財産をかけたポーカーの場面での「これで誰かの運命が変わるぞ」と「俺たちは世界一ツイてる」というジャックの台詞がとても印象に残ったのだった。
人生、一寸先は闇なのだ。