『デュプリシティ/スパイはスパイに嘘をつく(原題Duplicity)』(2009年/トニー・ギルロイ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「かつてアメリカの諜報機関CIAに所属していたクレア・ステンウィック(ジュリア・ロバーツ)と、イギリスのMI6に所属していたレイ・コヴァル(クライヴ・オーウェン)。現在は2人とも産業スパイとして、新興企業エクイクロム社のCEOディック・ガーシック(ポール・ジアマッティ)に雇われていた。彼の目的は、ハワード・タリーCEO(トム・ウィルキンソン)率いる業界の最大手B&R社の新製品情報をいち早く入手し、あわよくば自社製品として先に売り出すことだ。潜入スパイまで送り込み、何としてでも情報を奪い取ろうとするガーシックだったが・・・」という内容。
クレアとレイは同業者とあって何年も前から知り合っていたが、互いに相手のことを信用できずにいた。
ホテルの支配人にジョンとヨーコに例えられるほど、とても長い時間2人で一緒に過ごしても、自分の任務を妨害するのが目的だったのではないかと相手を疑うほどで、疑い出したら切りがない。
何においても疑ってかかるのがスパイの仕事だというような台詞があったのだが、そんなんじゃ気の休まる暇がないだろうに、よく一緒にいたいなどと思ったものだ。
(^_^;)
2人の過去のエピソードを振り返る場面が妙に多いし、何人もの産業スパイが登場しては、はっきりしたことを言わない台詞が多いものだから、どうにも分かりにくいモヤモヤした展開が続いた。
「よく分からなかったから、もう一度見てみよう」とも思えない、そんな物語だった。
かなり残念な作品。
物語は、「かつてアメリカの諜報機関CIAに所属していたクレア・ステンウィック(ジュリア・ロバーツ)と、イギリスのMI6に所属していたレイ・コヴァル(クライヴ・オーウェン)。現在は2人とも産業スパイとして、新興企業エクイクロム社のCEOディック・ガーシック(ポール・ジアマッティ)に雇われていた。彼の目的は、ハワード・タリーCEO(トム・ウィルキンソン)率いる業界の最大手B&R社の新製品情報をいち早く入手し、あわよくば自社製品として先に売り出すことだ。潜入スパイまで送り込み、何としてでも情報を奪い取ろうとするガーシックだったが・・・」という内容。
クレアとレイは同業者とあって何年も前から知り合っていたが、互いに相手のことを信用できずにいた。
ホテルの支配人にジョンとヨーコに例えられるほど、とても長い時間2人で一緒に過ごしても、自分の任務を妨害するのが目的だったのではないかと相手を疑うほどで、疑い出したら切りがない。
何においても疑ってかかるのがスパイの仕事だというような台詞があったのだが、そんなんじゃ気の休まる暇がないだろうに、よく一緒にいたいなどと思ったものだ。
(^_^;)
2人の過去のエピソードを振り返る場面が妙に多いし、何人もの産業スパイが登場しては、はっきりしたことを言わない台詞が多いものだから、どうにも分かりにくいモヤモヤした展開が続いた。
「よく分からなかったから、もう一度見てみよう」とも思えない、そんな物語だった。
かなり残念な作品。