仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

デルス・ウザーラ

2017年06月29日 | ムービー
『デルス・ウザーラ(原題Дерсу Узала)』(1975年/黒澤明監督/ソ連・日本)を見た。
物語は、「1902年。ソ連ウスリー地方の地誌的調査のため、軍が踏査に入った。アルセーニエフ隊長(ユーリー・ソローミン)は、途中で出くわしたゴリド人の猟師デルス・ウザーラ(マクシム・ムンズク)に案内を依頼する。身内は皆、天然痘で死んでしまい、天涯孤独になってしまったという彼は、緊急避難した小屋をできる範囲で補修し、次に来るだろう誰かのために塩とマッチを置いていってほしいと隊長に進言するような優しく美しい心の持ち主だった。今回の踏査の最終目的地はハンカ湖。風が足跡を消してしまい、帰る方角が分からなくなってしまうからと早めに引き揚げようとしたものの、時すでに遅く・・・」という内容。
デルスは何にでも人に対するように話しかける。
たき火でパチパチと音を立てる焚き木にも「お前、パチパチとうるさいぞ」という具合だが、これは寂しさゆえのことなのか、萬物に魂を感じ、その存在を尊重しているということなか、その辺りはよく分からなかった。
また、彼はその洞察力が素晴らしく、足跡を見てそれを残した人の年齢を推測したり、「鳥が鳴き始めた。雨はもうすぐやむ」とまるで預言者のようなのだが、当然ながら、その"預言"は見事に的中するのだった。
(^。^)
いつしか、デルスは調査隊にとってなくてはならない存在となり、当然、アルセーニエフ隊長にとっても頼れる存在だった。
そして、ハンカ湖での野営以来、親友と呼べる間柄になった。
デルスの知恵と経験のおかげで、命の危機という状況を何とか乗り切ることができた隊長は当然デルスに対し礼を言うのだが、彼は「礼はいらない。一緒に働いたじゃないか」とだけ言う。
何て素晴らしい、純粋な心の持ち主なのだろうか。
(^_^)
「列車でウラジオストクへ一緒に行かないか。町は便利だ」との隊長の提案に、デルスは「ありがとう。ここから4日歩く。そこにクロテンや鹿がいる。町へ行っても何もできない。食べれない。クロテンを探す」と言って断るのだが、過酷な大自然の中で培ってきた彼の生きる力は、確かに、ソ連の町では生かしきれないだろう。
隊長は「残りの弾を全部やれ」と部下に命令するのが精いっぱいだ。
広大なシベリアの大地を何日も歩き、厳しい自然環境と対峙し、猟をすることで生計を立てる。
デルス・ウザーラはずっとそうやって生きてきたし、そうやって生きていくのだろう。
これは、1923年に同タイトルで出版されたロシア人探検家ウラディミール・アルセーニエフの探検記録を基としている物語なのだそうで、ナカナカに面白い作品だった。

ランボー3 怒りのアフガン

2017年06月28日 | ムービー
『ランボー3 怒りのアフガン(原題RamboⅢ)』(1988年/ピーター・マクドナルド監督)を見た。
物語は、「ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は、これまでの戦いで負った心の傷を癒すべく、タイの仏教寺院に身を寄せていたのだが、そこへサミュエル・トラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)と、アメリカ大使館のグリッグス(カートウッド・スミス)が現れた。2人の目的は、アフガニスタンでの新任務への協力依頼だったが、"勤めは果たした。俺の戦争は終わった"とこれを断る。しかし後日、大佐がソ連軍の捕虜になったと聞いたランボーは・・・」という内容。
何年も軍の現場から離れているランボーをタイまで行って探し回りスカウトするのだから、トラウトマン大佐にとってランボーは、とても頼りになる最高・最強の兵士なのだろう。
そして、「何をしようと本来の自分からは逃げ出せない。戦いに血を燃やす兵士。それが自分の本質だと納得するまで君の戦いは続くだろう。早く折り合いをつけろ」(確かそんな台詞)と、すべてお見通しとでもいうようなことを言うのだが、確かにこれは間違っていないと思う。
第1作でも第2作でも、戦っている時のランボーはとても充実しているように描かれているからだ。
(^_^;)
ソ連軍のザイセン大佐(マーク・ド・ジョング)は現地の最高司令官を5年間勤めているとあって、アフガニスタンのゲリラ事情にはとても詳しい様子。
圧倒的な攻撃力を持って対ゲリラとの戦いに出かけるのだが、相手がランボーのような天才的といっても過言ではない兵士だと、やはりその能力を推し量ることが難しいようだ。
「また助けに来る?あいつは神か?」(ザイセン)
「神ではない。神には慈悲の心がある」(トラウトマン)
との会話がそれぞれのランボーに対する認識を表現していて面白かった。
本作に登場するアフガニスタンのゲリラ事情は少しばかり悲しい。
ハミド少年(ドウデイ・ショウ)はいつも小銃を手にし、「家族を殺されたんだ。仕返しをしなくちゃ」と、自ら望んで最前線に出る。
果てしなく続く憎しみの連鎖は、ベトナムでのアメリカ軍と同様、アフガニスタンでのソ連軍を苦しめたわけだ。
草木も生えない岩山の様子や、伝統的スポーツだという"ブズカシ"が、何百年もの昔から続いているのだろう、この地域の社会状況を表してるような気がして、妙に残念に、そして切なく思える作品だった。

赤ずきん

2017年06月27日 | ムービー
『赤ずきん(原題Red Riding Hood)』(2011年/キャサリン・ハードウィック監督/アメリカ・カナダ)を見た。
物語は、「ヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)には子供の頃から好き合っているピーター(シャイロ・フェルナンデス)という恋人がいたが、母のスゼット(ヴァージニア・マドセン)は、ヴァレリーの姉ルーシー(アレクサンドリア・マイヨ)がヘンリー(マックス・アイアンズ)に好意を寄せていることを知りながらも、ルーシーではなく、妹ヴァレリーとヘンリーを強引に婚約させてしまう。その小さな村では、これまでの20年間、満月の夜には必ずグリムア山に住むという狼に生贄をささげていたのだが、ある日、ルーシーが狼に殺されてしまった。村人達は山狩りをして狼を退治することに成功したのだが、村にやってきたソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)は、犯人は狼ではなく、村人に紛れて暮らしている"人狼"の仕業だと説明し・・・」という内容。
ヘンリーは鍛冶屋で、ピーターは木こり。
スゼットの夫セザール(ビリー・バーク)も木こりなのだが、ヴァレリーには苦労をさせたくないからと、木こりではなく鍛冶屋を婚約者に選んだという。
父、セザールの立場は・・・?
(^_^;)
しかし、一番可哀想なのは、母に自分の気持ちをないがしろにされてしまった姉のルーシーだろう。
何だか酷い母親だ。
「どうしておばあちゃんの耳はそんなに大きいの?」
「それはね、お前の声が良く聞こえるようにだよ」という例のやり取りがなければ、"赤ずきん"という気がしないと思うのだが、さすがにそこはきちんと押さえているようだった。
(^。^)
孫のヴァレリーに赤い頭巾を作ってあげる優しいおばあちゃん(ジュリー・クリスティ)だったが、ルーシーには作ってあげない。
やはり、可哀想なルーシー。
殺人を繰り返す"人狼"の恐怖が描かれた作品ではあるのだが、小さなコミュニティーにおける人間関係のほうがよほど恐ろしい。
そう思える物語である。

ウンベルトD

2017年06月26日 | ムービー
『ウンベルトD』(1952年/ヴィットリオ・デ・シーカ監督/イタリア)を見た。
物語は、「ウンベルト・ドメニコ・フェラーリ(カルロ・バティステ)は退職公務員の年金額アップを求めるデモに参加するが、主催者が無届けで実施したデモだったことから強制的に解散させられてしまう。サンマルティーノ通りにあるアパートに戻った彼は、自分の部屋のベッドに見知らぬ若い男女がいて大声をあげて驚いたのだが、それはなんと、彼が溜まった家賃1万5,000リラを払えないでいるので、大家の女(リナ・ジェナリ)が1時間1,000リラでウンベルトの部屋を貸していたらしかった。今月末での退去を言い渡されたウンベルトは、風邪を引いて熱があるのに薬も買えず、大事にしていた本を売って作ったお金も、1万5,000リラに足りないからと大家は受け取らないのだった。年金支給までの食費が浮くからと自ら救急車を呼び、教会が運営する病院に入院するのだが・・・」という内容。
大家の女が雇っているメイドの女性マリア(マリア・ピア・カシリオ)はウンベルトと仲が良いようで、何かと面倒をみてくれているようだったが、彼女は寝室を与えられていないのか、廊下に置いてあるベッドで寝ている様子。
ウンベルトは、ペットの犬・フライクの面倒を彼女に頼んで入院したものの、その入院中に大家は玄関のドアを開け、犬が外に飛び出していくように仕向けてもいたらしい。
どうやら、大家は結婚するので自分達が使う部屋が必要になり、どうしてもウンベルトを追い出したいらしいのだった。
いなくなったフライクを探すためにタクシーをとばして犬の処分場に向かったウンベルトだが、自分一人ですら食うや食わずなのに犬の面倒などみていけるはずがない。
この時に気がついていれば、この後の展開も少し変わったのではないだろうか。
"公務員として30年間働いた"というのが彼のプライドの根本にあるもののようだったが、その思いも良い方向へ向かうことができなかった原因のひとつだったようだ。
主役をはじめ、この作品の出演者はほとんどが素人だったようだが、さほどの違和感を感じなかったのには驚いた。
皆、とても演技が上手だ。
(^_^)
イタリアが戦争に向かっている時代を描いていたのか、どうにも切ない内容の作品なのだった。

一般質問16(その5)増毛高校の存続 / 町長再答弁

2017年06月26日 | 一般質問
一般質問16(その4)「増毛高校の存続」再質問のつづき。
↓ここから
● 石○町長
まず、7月31日は留萌合同庁舎ではなく、羽幌だそうですのでご理解いただきたいと思います。
ご質問の内容につきましては、存続運動の庁舎内の部署の設置、それから、今後の具体的な行動ということですけれども、部署の設置につきましては、今の時点で道教委の考え方がはっきりして最終的に9月に最終的な答申が出てくる状況の中で、部署を設置してというところまでは正直言って考えておりませんでした。
具体的な行動につきましても、先ほどお話に出ましたとおり、先般、5月の末に道副知事の所に陳情に行ってまいりました。
また、道教委の所に行きまして、高校の今後の考え方、また推進室の室長ともお会いして、お話を聞かせていただき、また、お願いもしてきました。
今回、支庁長、あるいは留萌教育局長にお話をさせていただいたり、知事がたまたま来られた席ではありますけれども、知事のほうに直接、陳情もさせていただきました。
実際に高校の再編を考えている立場におられる方々に、直接お話をするというのは私は一番効果的なのかと思って、今までこういうやり方をしてきました。
今後、具体的に何をどうするんだというお話ではありますけれども、この5月から6月に向けて、こうした一連の行動をしてきて、今後とも機会があれば、また機会を作ってでも、陳情なりの活動をしていきたいということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
↑ここまで
以上が上〇議員の一般質問「増毛高校の存続/再質問」に対する石〇町長の再答弁である。
上〇議員はこの再答弁に対しての再々質問は行っていないが、3か月の平成19年第3回定例会(2007年9月20日)において、再度、「増毛高校」について一般質問を行っている。

BALLAD 名もなき恋のうた

2017年06月25日 | ムービー
『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009年/山崎貴監督)を見た。
物語は、「内気で少し臆病な小学生・川上真一(武井証)は、湖のほとりで祈りをささげる着物姿の女性の夢を何度も見ていたが、大きなクヌギの木の下で古い手紙を見つけた時に、大昔へとタイムスリップしてしまう。行きついたのは戦国時代。天正2(1574)年の春日の国だった。何も理解できないまま声をかけた相手は、馬上の侍大将・井尻又兵衛(草彅剛)を草むらから狙っていた足軽だった。そのおかげで狙いが外れ、助かった又兵衛は、城主・康綱(中村敦夫)の元へ真一を連れていく。そこへ現れた廉姫(新垣結衣)こそが、真一の夢に何度も現れていた女性だった。廉姫の命により真一を預かることになった又兵衛は・・・」という内容。
これは、アニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002年/原恵一監督)を原案とし実写映画化された作品で、野原しんのすけ(矢島晶子/声)が川上真一、野原ひろし(藤原啓治/声)が川上暁(筒井道隆)、野原みさえ(ならはしみき/声)が川上美佐子(夏川結衣)という配役になっているのだが、戦国時代の登場人物は、基本的に両作品とも同一の氏名が使われているようである。
未来から来たという真一に将来のことを訪ねた城主・家綱は、自らが治める春日の国も、廉姫に婚姻を申し込んだ大倉井高虎(大沢たかお)が納める大国も未来の日本には存在しないと聞き、「空しいのう。戦に明け暮れ、国を守っておるが、いつかは滅びる定めか」とガッカリする。
しかし、それが転機となり、自国を守るための"政略結婚"から娘を守ろうとするのだから、真一は少なからず歴史に影響を与えてしまったわけだ。
(^_^;)
面白いのは、真一が未来から持ってきたクヌギの木の実を、未来のその木が生えている場所に埋めたこと。
玉子が先か、鶏が先かという類の訳の分からない展開だ。
(^。^)
物語は原案同様に少し切ない展開となっていたのだが、やはり面白い作品だった。

一般質問16(その4)増毛高校の存続 / 再質問

2017年06月25日 | 一般質問
増毛町議会平成19(2007)年6月定例会においての一般質問「増毛高校の存続」に対する石○町長と雨〇教育長の答弁を踏まえ、上〇議員は次の再質問を行っている。
↓ここから
● 上〇議員
雨〇教育長の答弁で増毛町教育委員会の考え方が大体理解できたように思います。
ありがとうございました。
石〇町長のほうになんですけれども、道教委のほうで留萌合同庁舎で開催するだろう報告会、あるいは協議会でまた要望していきたいというようなお考えを示されましたけれども、私のほうで聞きたかったのは、町民の方からどこに問い合わせればいいんだ、どこで中心になっていくんだというような話があるものですから、教育委員会の中に置けないのであれば、役場庁舎内で何か増毛高校の存続問題に関する部署等を設置したりして、そこが中心となって運動するような考えがないのかなと思ったんです。
というのは、苫〇のほうでは以前、郵政民営化の際ですとかに、苫〇町から郵便局をなくさないでほしいというような総決起集会みたいなものがあったと記憶しておりますし、道教委のほうで用意した所で発言するというのも一つの考えなんですけれども、こちらのほうから積極的に何か具体的な行動をする考えはないのかな、という所を一つお聞きしたいと思いまして、再質問いたします。
↑ここまで
この上〇議員の再質問に対する石〇町長の再答弁は次回更新で。

つづく

哥(うた)

2017年06月24日 | ムービー
『哥(うた)』(1972年/実相寺昭雄監督)を見た。
物語は、「丹波篠山の山あいに豪荘な邸宅を構える森山家は、広大な山林を所有するこの地方きっての旧家。70歳を過ぎた当主・森山伊兵衛(嵐寛寿郎)は妻・ヒサノ(毛利菊枝)、そして古くからの召使・浜(荒木雅子)と共にひっそりと暮らしていた。伊兵衛には3人の息子がいて、弁護士をしている長男・康(岸田森)は、妻・夏子(八並映子)と共に本家を離れて独立し、弁護士を目指している和田(田村亮)、家政婦の藤野(桜井浩子)、書生見習の淳(篠田三郎)と共に暮らしていたのだが、実は淳は伊兵衛と浜の間に出来た子供で、その事実は伊兵衛夫婦、浜、淳自身しか知らなかった。そして、ある日、消息を断っていた次男・徹(東野孝彦)が突然現れた。"森山家は我々の代で滅びるから、生きている間に財産を使ってしまおう"と康と夏子に持ち掛け・・・」という内容。
淳は随分と几帳面な人のようで、柱時計の♪ぼーん♪ぼーん♪ぼーん♪という音と共に行動することから、「時計みたいな奴だな」と言われている。
食事は白米、おしんこ、味噌汁のみで、おやつは、はったい粉と砂糖を水で溶いたものだけという質素ぶりだ。
康に「たまには血の滴るようなステーキでも食べたらどうだ」と言われても、「穀物の味が僕には一番です」と、まったく聞く耳を持たない。
預かった裁判資料を明朝までにリコピーしなくてはならいと言われても、「僕は5時以降は働きません」とかたくなに拒み続けるのも面白かった。
母から「森山家を守るように」と言われている淳は、午前0時に必ず懐中電灯を持って邸内を見回りしていたのだが、淳の勤勉さのすべては"森山家"を守るために注がれ、書生見習の仕事は二の次なのだ。
(^_^;)
また、墓碑に刻まれている文字を書の手本としていて、墓石の文字を紙に写し取る。
通りかかった僧侶(内田良平)に「書の手本なら他にいくらでもあるだろう」と言われ、「この字を刻んだ石の中には死という名の絶対があります。墓碑名には格別の味わいがあるんです」と答えるのだが、僧侶は「石の中には何もない。あるのは暗闇だけ。墓を作ればいつまでも死者の記憶がこの世に残るというのもバカな考え。死人の魂なんか100年もすれば消えてしまう」と諭す。
あくまでも森山家が守る山林を絶対の存在として守り続けようとする淳の一途な気持ちを現したエピソードだが、淳に対するこの僧侶の台詞こそが実相寺昭雄監督の主張のような気がした。
山林の中の場面が多用され、深い緑が随分と綺麗そうだったのに、モノクロ映像作品であるのがもったいなく思えたのだが、物語は実相寺昭雄監督作品にしては理解しやすい作品だったのではないかと思う。
(^_^)

一般質問16(その3)増毛高校の存続 / 教育長答弁

2017年06月24日 | 一般質問
"増毛町議会 平成19年第2回定例会"における仁左衛門の一般質問「増毛高校の存続」に対する雨〇教育長の答弁は以下の通り。
↓ここから
● 雨〇教育長
上〇議員のご質問にお答えを致します。
お話にありましたように、教育委員会において高校の存続運動につきましては、ご指摘のとおりであると思っております。
これまでの質問の際にお答えしていることでございますけれども、まずもってご理解いただきたいことは、教育という根っこについては同じでありますが、私共は、全ての子供達が同じく教育を受けるというか、受けさせなければならないという義務教育を進めておりますし、高校は、自分の将来や夢を実現するために自分に合った教育を受けるための入学試験を受けて勉強する、すなわち、選抜制度における教育でであるということでございます。
根っこは同じですけれども、スタンスは全く違うということを、まずご理解いただきたいなというふうに思っております。
このことから、進学において、子供たちの選択肢を狭めたくない、また子供達自身が決めることという考えのもとに、増毛高校の存続の一助として3年生を対象とした高校の体験学習が毎年実施されておりますが、増毛高校の良さを大いに体得していただいておるところでございますけれども、結果として、町内からの進学率は20~30%で推移しているのが現状でございます。
小規模校がなくなってしまうことをどう思っておいでかというご質問でありますが、教育を受けることにおいて、小学校、中学校、高校と同じ町内で教育を享受できることは、非常に恵まれた環境にあることと思っております。
特に高校においては、容易に通学ができること、保護者の経済的負担の軽減が図られること、また、地元の人材要請に応えられること、さらに、小規模校においては、特色を生かした学校経営による、きめ細かな教育や指導、地域の結びつきの強さなど、より開かれた学校として地域に受け入れられているものと思っておりますが、なくなることとなった場合については、形容の仕方は様々あるとは思いますけれども、大変困ったこと、残念なこととしか言いようがないと私は思っておりますが、町長が先ほどお答えいたしましたように、これからも関係機関の方々を通じて地域を支える大切な教育機関であることを訴えていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
↑ここまで
以上が上〇議員の一般質問「増毛高校の存続」(増毛町議会 平成19年第2回定例会/2007年6月21日)についての雨〇教育長の答弁である。

つづく

エアポート'80

2017年06月23日 | ムービー
『エアポート'80(原題The Concorde...Airport'79)』(1979年/デヴィッド・ローウェル・リッチ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「アメリカのワールド・フェデレーション航空がフランスから購入したジェット旅客機コンコルドが、ベテラン機長ポール・メトラン(アラン・ドロン)の操縦で、ワシントン・ダレス国際空港に到着した。翌日には早速、アメリカ人パイロット、ジョー・パトローニ(ジョージ・ケネディ)の操縦により、ソ連から訪米中の親善スポーツ選手団を乗せ、パリ経由でモスクワへと飛び立つ。一方、テレビのニュースキャスター、マギー・ウィーラン(スーザン・ブレイクリー)をカール・パーカー(メイコン・マッカルマン)という男が訪ねてきた。彼はマギーの恋人ケヴィン・ハリソン(ロバート・ワグナー)が社長を務める大手軍需企業のハリソン産業で働いているという。訪問目的は、会社による武器の不正輸出について内部告発をするためだったが、その男はマギーの目の前で射殺され、彼女も・・・」という内容。
"コンコルド"は、イギリスとフランスの企業が共同で開発した超音速ジェット旅客機で、1969年3月の初飛行から2003年11月の退役までわずか20機が製造されたに過ぎないらしいのだが、マッハ2.0(時速3,600km/h)で飛行するという性能もあって、その名前は広く知れ渡っていたのではないだろうか。
翼の形が特徴的で美しいが、ハガキくらいのサイズしかないという小さな窓には驚く。
パリからワシントンへの飛行所要時間は、通常のジェット機だと8時間50分程度らしいのだが、コンコルドだと3時間半。
さすが、"超音速"と言うだけあるものの、ワシントン・ダレス空港でコンコルドを待ち構えていたのは「コンコルド絶対反対!!」というプラカードを掲げていた"エアピース"という団体。
滑走路付近に気球を飛ばして着陸を妨害するという徹底的な妨害工作を仕掛けるのだが、これは多くの人命を危険にさらしているわけで、その過激な行動は決してほめられるような行為ではない。
まったく、"○○ピース"という連中にはろくな奴らがいないらしい。
(-_-;)
いかにもハードルが高そうなソ連のオリンピック選手アリシア・ロゴフ(アンドレア・マルコヴィッチ)とアメリカのジャーナリストであるロバート・パーマー(ジョン・デヴィッドソン)の恋愛や、本作ではメトラン機長とイザベル(シルビア・クリステル)だったが、恒例の(!?)操縦士と客室乗務員の不毛な恋愛沙汰を絡ませたとしても、興行収入は振るわなかったのだろう。
飛行中なのに、操縦席の窓を開けて照明弾を撃つという無茶苦茶な場面もあったりして、『大空港(原題Airport)』(1970年/ジョージ・シートン監督/アメリカ)を第1作と数えてシリーズ化していた一連の"エアポート"ものが、これを最後に終了してしまったのもうなずけるような内容だった。
ジョージ・ケネディが演じ続けたジョー・パトローニだけでは集客力が不足だったらしい。
(^_^;)
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一般質問16(その2)増毛高校の存続 / 町長答弁

2017年06月23日 | 一般質問
"増毛町議会 平成19年第2回定例会"における仁左衛門の一般質問「増毛高校の存続」に対する石〇町長の答弁は以下の通り。
↓ここから
● 石〇町長
上〇議員のご質問にお答えしたいと思います。
増毛高校の存続運動についてでございますけれども、今回の配置計画案の基となっているものは、少子化における就学生徒の減少が一番であると思っておりますし、国が進めております教育における構造改革、他にも北海道の財政状況など様々なことが推測されるところではありますが、、町にとっても是非とも必要な教育施設でありますから、先般の署名活動や陳情活動は大いに存続活動をアピールできたものと思っております。
私も先般、管内で開催されました高〇知事とのまちかど対話の場におきましても、高等教育の大切さや存続に向けてお話をさせていただきました。
存続署名の陳情後も、機会を捉えては支庁長あるいは留萌教育局長へもお願いをしに行ったところでございます。
来月31日には羽幌町におきまして、このたび発表されました配置計画案について、道教委の意見を聞く会が予定されておりますので、改めて増毛高校の必要性について強く要望をしていきたいと思っております。
また、聞くところによりますと、9月頃にはこの計画がまとめられるのではとも耳にしておりますので、短い期間ではありますが、機会を捉えて関係機関への方々の1人でも多くに、高校の必要性を粘り強く訴えて参りたいと思っております。
↑ここまで
以上が、上〇議員の一般質問「増毛高校の存続」(増毛町議会 平成19年第2回定例会/2007年6月21日)についての石〇町長の答弁であるが、雨〇教育長の答弁については、次回更新で。

つづく

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

2017年06月22日 | ムービー
『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』(2008年/本木克英監督)を見た。
物語は、「人魚の一族である妖怪"濡れ女"(寺島しのぶ)は海人(萩原聖人)に恋をして人間となり、子供も授かって幸せに暮らしていたのだが、長く不漁が続いた際に化け物扱いをされ、鬼道衆を名乗る村人達により洞窟に封印されてしまった。1000年後、妖怪ぬらりひょん(緒形拳)の策略で、復讐のために鬼道衆の末裔の人間達を襲い始める。"かごめかごめを聞いた人は手に鱗が現れ、48時間以内に死んでしまう"という呪いをかけられた比良本楓(北乃きい)は、偶然知り合った怪奇現象研究所の所長と名乗るビビビのねずみ男(大泉洋)に助けを乞う。ゲゲゲの森を訪ねた2人だったが、頼られた鬼太郎(ウエンツ瑛士)は、いつもと違い、どうにも乗り気がしないのだった」という内容。
何とも力の抜けたヤル気のない鬼太郎が描かれていたのだが、「いつも人間達のために頑張って妖怪と戦っているのに、人間はろくに感謝もしないし、僕達のことをすぐに忘れてしまうじゃないですか」(確かそんな台詞)と、楓の命の危機にもさほど関心を示さない。
その代わりに猫娘(田中麗奈)、砂かけ婆(室井滋)、子なき爺(間寛平)が随分と頑張っていたが、鬼太郎はさとり(上地雄輔)との戦いの中、「この偽善者め」と罵られたこともあり、"人を助けるのに理由などいらない"と気がつく。
さすが、正義の味方だ。
(^_^)
オープニングでは、鬼太郎が母・岩子の墓から出てきて、目玉おやじ(田の中勇/声)として再生した父と共に家の中に這っていくというナカナカに興味深い様子が映し出されていたが、主題歌が熊倉一夫ではなかったのは、やはり残念に思えたのだった。
(^_^;)
目玉おやじが洗眼薬のアイボンを使って、「あー、いい気持ちじゃ」という場面があったりもして、面白かった。

一般質問16(その1)増毛高校の存続

2017年06月22日 | 一般質問
増毛町議会の平成19年第2回定例会(2007年6月)において、仁左衛門は「増毛高校の存続」という一般質問をしている。
↓ここから
● 上〇議員
(2007年)6月5日に北海道教育委員会が公表した「公立高等学校配置計画案」では、平成20(2008)年度以降の再編計画に増毛高等学校が含まれており、同校は浜〇高等学校など3校と共に平成21(2009)年度に生徒の募集を停止するとされています。
増毛高等学校同窓会では、学校PTAや学校評議員の皆さんと共に、"北海道増毛高等学校の存続を考える会"を組織し、平成17(2005)年9月8日の初会合には(当町教育委員会の)雨〇教育長も出席され、同校の存続に向けた取り組みなどについて協議してきました。
当時も、4~8間口を適正規模とする北海道教育委員会の基本方針を考慮すると、学区内の中学卒業者数の見通しや地元生徒の残留率等明るい材料は多くはありませんでしたが、それでも同校は地域を支える人材育成を目標に掲げ、"北海道ふるさとハイスクール"としてインターンシップの実施、各種検定への助成、修学旅行でのふるさと増毛PR活動、学校開放講座等、様々な事業を行ってきたことから、生徒数の減少で機械的に間口を減らすのはいかがなものかといった北海道教育委員会の手法に疑問を抱く声が多かったと記憶しています。
現在は、昨年度、留萌合同庁舎で2回開催された"新たな高校教育に関する指針に係る地域別懇談会"や、本年4月に開催された"公立高等学校配置計画地域別検討協議会"を踏まえ、新たに"北海道増毛高等学校の存続を求める会"を結成、町民の皆さん等から3,984人分の署名を集め、北海道ならびに北海道教育委員会に要望をしたところです。
その際に石〇町長も同席していただいたことは、先日6月11日の行政報告の中ででも触れられていましたが、同時に増毛高校の存続を求めていきたいとも発言しておられました。
また、4月25日の"効率高等学校配置計画地域別検討協議会"では、「小規模校の良さを理解してほしい。今年、当初11人しか応募がなかったのは、報道がされいずれなくなる学校には行きたくないという心理が働いた結果ではないか。過疎地がきちっとした生活をしていくためには学校が必要だ」との発言をされています。
「"北海道増毛高等学校の存続を求める会"は役場のどこの課にあるのか」、「どこに問い合わせればよいのか」といった質問が私の所にも寄せられましたが、道や道教委とのやり取りですから、やはり町に期待する町民が多いと思います。
町は今後、どう具体的に増毛高校の存続を求めていくのかをお伺いしたい。
5月末に出された増毛高校の学校だより"はるにれ第37号"には、「勉強も基礎からで、とても分かりやすい授業で苦手な所も分かるようになりました」との新1年生の感想が載せられています。
以前実施された"高校教育に関する道民意向調査"において、"現役中学生は基礎的・基本的なことをしっかり教えてくれるスタイルの高校"を望む声が、"応用的な内容も教えてくれる、自分の興味や関心に応じて選択できる高校"よりも多かったのは、義務教育の9年間で苦手な分野ができてしまった生徒達には、増毛高校のような学校が向いているからではないかと思います。
雨〇教育長におかれましては、過去の議会答弁において、「高等学校は増毛町教育委員会の所管事項ではない」、「志望校の選択は生徒自身の問題であり、関知しない」との趣旨の発言をされているようですが、今回、道教委が再編案を公表、北海道議会文教委員会にも提示されたこと、増毛高校のような小規模校がなくなってしまうことに関してどう考えておられるのか伺いたい。
また、「学力に差はあっても、せめて高校くらいはと考える親がほとんどのはずです。そうした子の受け皿としても地元高校は必要だと思いますが、石〇町長は道内の公立高等学校配置計画や増毛高校の存続を求める活動について、どのように考えておられるかお伺いいたします。
↑ここまで
この上〇議員の一般質問に対する石〇町長の答弁と雨〇教育長の答弁は次回更新で。

つづく

ハンコック

2017年06月21日 | ムービー
『ハンコック(原題Hancock)』(2008年/ピーター・バーグ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ロサンゼルス。銃撃に見舞われても身体には傷ひとつかない不死身の男ジョン・ハンコック(ウィル・スミス)は、まるでアルコール依存症でもあるかのように酒浸りで、小さな子供からもクズ呼ばわりされている。凶悪犯罪が起きていると知れば、まるで酩酊状態であるかのようにふらふらと空を飛んで現場に駆け付けるのだが、周囲のことを一切考えないのでビルや道路は破壊されつくす。それ故、ロス市警からは感謝されるどころか、"ニューヨークへ行け"と突き放される始末。しかし、彼に命を助けられたレイ・エンブリー(ジェイソン・ベイトマン)は、嫌われ者のハンコックが一転ヒーローになれるようなイメージ転換戦略を彼に持ちかけ・・・」という内容。
ハンコックは、スーパーマンやバットマンのように市民から敬愛される存在になりえる存在なのだろうが、いかんせん、態度が横柄な酔っ払いなので、誰からも嫌われている。
子供からも生意気な態度をとられるだなんて、少しばかり可哀想な気もするが、まぁ、あの感じでは仕方がないか。
(^_^;)
レイの妻メアリー(シャーリーズ・セロン)は最初から妙にハンコックを嫌っている様子だったので、随分と潔癖な人なんだろうなぁと思いながら見ていたのだが、どうにもあの感じは不自然だった。
まぁ、それでなければ話は面白くならないのだけど。
(^。^)
素直になって、感謝の気持ちを言葉で表現する。
それができさえすれば、ハンコックは無敵になれるのだろうし、また、それはすべての人間に当てはまることなのだろう。

増毛町議会における仁左衛門の一般質問 目次

2017年06月21日 | 一般質問
●平成27(2015)年
48.市場化テスト(第1回定例会/2015.03.19)
47.委託事業(第1回定例会/2015.03.19)
●平成26(2014)年
46.クレジットカードによる公金決済(第3回定例会/2014.09.10)
45.集落支援員制度の活用(第3回定例会/2014.09.10)
44.よくわかる去年の仕事(第3回定例会/2014.09.10)
43.空き家対策(第2回定例会/2014.06.12)
42.住宅の解体(第2回定例会/2014.06.12)
41.節目年齢の情報提供(第2回定例会/2014.06.12)
40.中歌から弁天通りへのアクセス(第2回定例会/2014.06.12)
39.緊急時における拠点(第2回定例会/2014.06.12)
●平成25(2013)年
38.除雪サービス事業(第4回定例会/2013.12.12)
37.公共施設整備等基金(第1回定例会/2013.03.14)
●平成24(2012)年
36.1丁目通りの新たな取組(第3回定例会/2012.09.13)
35.雨水対策(第3回定例会/2012.09.13)
34.自然エネルギー研究会(第2回定例会/2012.06.14)
33.節電計画(第2回定例会/2012.06.14)
●平成23(2011)年
32.増毛町広報での委員会報告(第4回定例会/2011.12.15)
31.国民健康保険(第3回定例会/2011.09.15)
30.清潔な町(第2回定例会/2011.06.16)
29.役場組織の検証(第2回定例会/2011.06.16)
28.被災地への復興支援(第2回定例会/2011.06.16)
27.今期の町政運営(第1回定例会/2011.03.17)
●平成22(2010)年
26.町指定史跡(第4回定例会/2010.12.16)
25.役場業務の分離と集中化(第1回定例会/2010.03.18)
●平成21(2009)年
24.商標登録の把握(第2回定例会/2009.06.18)
23.情報・通信体制の整備(第2回定例会/2009.06.18)
22.公官庁オークションの利用(第1回定例会/2009.03.18)
21.公金のクレジット収納(第1回定例会/2009.03.18)
●平成20(2008)年
20.限界集落(第3回定例会/2008.09.18)
19.若手職員の育成(第1回定例会/2008.03.18)
●平成19(2007)年
18.行政評価制度の導入(第4回定例会/2007.12.13)
17.増毛高校(第3回定例会/2007.09.20)
16.増毛高校の存続(第2回定例会/2007.06.21)
●平成15(2003)年
15.愛町債の発行(第1回定例会/2003.03)
●平成14(2002)年
14.姉妹都市提携(第2回定例会/2002.06)
13.学校と家庭を結ぶネットワーク(第2回定例会/2002.06)
12.メモリアルパーク100(第2回定例会/2002.06)
11.特別職・議員報酬等審議会の設置(第1回定例会/2002.03)
●平成13(2001)年
10.環境型優先の物品購入(第3回定例会/2001.09)
09.町民便利帳(第3回定例会/2001.09)
08.ベンチの設置(第3回定例会/2001.09)
●平成12(2000)年
07.防災無線の有効活用(第4回定例会/2000.12)
06.メモリアルパーク100(第4回定例会/2000.12)
05.諮問機関の構成員(第4回定例会/2000.12)
04.子供達の科学する心を育てる学習の場としての増毛天文台の整備(第2回定例会/2000.06)
●平成11(1999)年
03.ホームヘルプサービス事業(第3回定例会/1999.09)
02.介護保険制度への対応(第2回定例会/1999.06.28)
01.増毛葬苑のトイレ(第2回定例会/1999.06.28)