仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

一般質問26(その1)町指定史跡

2011年04月15日 | 一般質問
今期の町政運営』に続き今回記録しておく仁左衛門の一般質問の内容は、平成22(2010)年12月議会での「町指定史跡」(2010年12月16日)。
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● 上〇議員
本町には、昭和46(1971)年に制定された"増毛町文化保護条例"に基づく町指定史跡が30カ所あります。
本○町長の時代には"別苅発祥の地"など29カ所、石○町長になってからは平成11年に1カ所が指定されているようです。
今年、まだ暖かい頃に写真を撮りながら町内を散歩した際、暑寒公園内にある"天塩国水産会さけますふ化場跡"を見つけて写真に収めたのですが、標識しか建っていないので、史跡の詳細についてまったく分かりませんでした。
せめて、半坪程度でも柵で囲うなどした上で説明板くらい一緒に設置しなければ、おそらく誰一人、史跡として制定されている重要性どころか指定の意味すら感じないのではないかと思います。
同条例第33条、標識等の設置には、「町指定史跡名勝天然記念物の所有者は、教育委員会規則の定める基準により、その管理に必要な標識、説明板、境界標、囲さく、その他の施設を設置するものとする」とありますので、当初は標識1本で終わらせる構想ではなかったのだろうと推測します。
"墓マイラー"などの呼称ができるなど、自分とはまったく無縁のお墓を観光気分でお参りする人達も多く現れてきた世の中ですし、今後も本町が歴史ある町をアピールして観光客を呼び込むのであれば、旧本間家住宅や元陣屋と違って施設使用料を頂戴できるものではないものの、教育委員会は町指定史跡を条例通りに整備し、本町の歴史や文化財を活用していくことが必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。
↑ここまで
これは、石○町長にではなく、尾○教育長に対しての一般質問
一般質問は町長の他、教育長にもすることができるのである。
答弁については次回の更新で。

つづく