Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SP端子を交換して見るか?

2021年08月21日 | ピュアオーディオ

1970年前後のSONY製のアンプのSP端子には、「音質的」に疑問を持っています。何故なら、音数や音の広がりを感じない。既にINPUT端子と電源のインレット化を終わっている。残るはSP端子のみ。


このアンプに使っているのが、フルテック製の「音質」に拘ったSP端子。このSP端子に交換しただけで、音数の多さや音のヌケ・キレ・ノビががらりと変わる。自宅システムでは、低域と高域用パワーアンプのSP端子やINPUT端子が貧弱です。この2台の端子類を交換しない限り、中域用のWE101Dppパワーアンプの音数に釣り合わない。この辺が「音のバランスがおかしい?」事に繋がっていると思う。そろそろ対策に手を付けなくては・・・。

なかなか対策方針が決まらない

2021年08月20日 | ピュアオーディオ


自宅システムは、基本的に最高級グレードのケーブル類での「活性化」が完了しています。「質感」は十分に良くなっていますが、「音のバランス」がイマイチな感じで悩んでいます。特に、中域と高域の繋がり部分と高域の量が足りない様に感じます。高域のパワーアンプのSP端子の質が良くないのだと思います。

この件は、8月の初旬には分かっていたのですが、大雨が降り続いているので、まだ対策そのものをどうやってやるか?と云う点が決まっていません。是正する方法は幾つかあります。その一環として、ストックしている管球パワーアンプの配線の監修をしました。他にも方法が有るので、どちらが良いか?を考え続けています。何分にもスペースが有りませんので、大型サイズになるとラックに収まり切れません。

ようやくマーシャルのギターアンプのノイズが取れて来た

2021年08月19日 | その他

先月の初旬に写真のマーシャルMG-50DFXを購入した。直ぐに使い始めたが、SWを入れると「ルーズコンタクトモード」で音が出たり・出なかったり・・・。更にファンの音は物凄いし、ゲインやボリュームのつまみを触っても物凄いノイズが出ていた。多分、使われずに長い間眠っていた機器だと感じた。ただ救いは「私好みのサウンド」だった事。



それから約1ヶ月半、毎日SW ONして正常動作になるまで使い続けて来た。途中でつまみ類の基板の半田を再溶融させて、接続を確かなものにした。

酷いノイズはSW ON直後は相変わらずだが、1時間もすれば気にならないレベルまで下がって来た。オーディオ機器もそうだが、機器は「毎日使ってやる」事が大事です。使ってやる事により、正常な機能が回復して来て、更に良い電源ケーブルとシールドケーブルで内部のパーツが活性化されます。後1ヶ月もすれば正常な動作に戻るでしょう。

余りのトラブルに買い替えを考えましたが、何とか使える様になりそうです。

「音質アップ」のカギはケーブルに有り

2021年08月18日 | ピュアオーディオ


若い頃(20歳頃)、オーディオに目覚めて、一丁前にシステムを組んでいた。当時は「アナログプレーヤー」や「FM放送」、「カセットテープ」を楽しんでいた。しかし、「音質」を云々する前に「ノイズ」に苦しんでいた。これはFMラジオ時代からの悩みでした。

20年前から「音質アップ」をテーマに、オーディオ三昧の日々を過ごして来た。「直出し電源ケーブル」の機器達は、その直出し電源ケーブルがノイズを拾っているんです。当然機器内部の配線材もノイズを拾って居たり、抵抗になっています。それを知ったのはアキュフェーズのC280+M100のアンプの組み合わせの時でした。これらのアンプの直出し電源ケーブルをインレット化して、自分で作った電源ケーブルで鳴らした時、SN比が大幅に改善されたのです。「ノイズレス」になりました。



分電盤から「オーディオ専用電源を取る」方法も相当有効です。工事費も¥1万円位で出来ますから、機器を買い替えるよりも効果が高いです。電源をどの様にするかも大事な処です。私の場合、分電盤からオーディオ専用ラインの壁コンを設け、「うなり」の少ない大型電源トランスを内蔵させたタップを使っています。このトランス付きタップを使う事で「スケール感」と「音の厚み」が画期的に改善されました。当然「内部配線」の自作の「特殊な銀線」を使っています。

オーディオ雑誌では「機器の買い替え需要」を満たす為に、しきりと「新しい機器程良くなっている」と云うような表現が多いですが、機器の買い替えでは、グレードの違いは有りますが、劇的な「音質アップ」は出来ません。

自分の経験で「劇的」に変化したのは、「ケーブル類」の交換でした。それも「自作したもの」に市販品は到底及ばない状態でした。ケーブルをより高級品にする度に「激変」を味わって来ました。機器の買い替えで得られる効果は「重箱の隅をつつく」くらいの変化ですが、良いケーブルに交換すると「劇的」な変化をしてくれます。

管球アンプの内部配線について

2021年08月17日 | ピュアオーディオ


上の写真は、「一般の方が配線されたKT88シングルアンプ」の内部配線の状態です。自作の場合、「音が出た」と云う事で「完成」と思っておられる方が多いと思います。配線の色も太さも、材質もメーカーもテンデンバラバラな配線をなされているのが現状です。信号ラインに同軸ケーブルを使い、電源ライン周り、その他信号ラインと配線の種類を変えて、自慢されている記事も拝見した事が有ります。

そもそも、「どんなケーブルが良いのか?」があまり吟味されていない様に思います。ケーブル1本(メーカーの型番)毎に「情報量の差」や「伝送スピード」、「音のバランス」が異なります。全てに良いケーブルで統一して配線した方が「良い音質」が得られることを確認しています。


個人的に、このケーブル材について、20年間も追及して来ました。アンプ内の場合、「太さ」や「硬さ」の制約が出て来るので、「すべての配線」を一つの配線でやり終えるには大変な苦労が有ります。強度の弱い端子や極度に狭い処など難しい問題が有りますが、「最高に良い配線」ですべての配線をやり替えたら、同じアンプが別物、それも、数百万円のアンプを凌駕する様なサウンドが出てきます。管球式だからTr型アンプのSN比に及ばない・・・等と云う事は有りません。良い配線で内部配線をすれば、完全な「ノイズレス」でTr型アンプを上回るSN比を実現できます。

サブシステムの処分開始

2021年08月16日 | ピュアオーディオ

サブシステムの処分を開始しました。この部屋にあるものは全て処分の対象にします。


早速TA-2000+TA-3120Aのペアが居なくなりました。本当はTA-2000は残して置きたかったが、(計器並の作り)既に他にもシステムが有るので、思い切って手放す事にしました。まだまだSONYのアンプが残っていますし、スピーカーも残っています。ギターアンプも使っていない2台は処分します。年内にこの部屋もガランとするくらい処分してしまいます。過去20年間に何度サブシステムを作り・処分してきたことでしょう・・・・。もうこれを最後にしたいと思います。

GE6550シングルアンプの監修

2021年08月15日 | ピュアオーディオ

GE6550シングルアンプは2台所有しています。このアンプは三栄無線のキットを組んだものを入手し、真空管をすべてNOS品に交換し、内部配線を特殊な銀線に交換して、「高性能化」させています。


余りお見せした事のない「たどり着いた最終局面」の内部配線です。白い配線に見えるのは「特殊な銀線」です。基本的に太線1本に細線2本の3本で「1本」です。ただ、内部配線するには狭い処や、強度のないターミナルが有り、理想通りに配線できない処も有ります。基本的に必要な処の補強を終わりましたので、更なる音質アップをしていると思います。

このアンプは今回の監修をする前に、ALTEC604系のスピーカーを手玉に取るほどドライブ力でした。下手なプッシュプルアンプが軽く退けられる実力を持っています。特筆すべきはTR型アンプもかなわないSN比を持っている点です。


WE101Dppパワーアンプも監修しましたが、もう手を加える事を諦めました。余りにも狭く、半田こてが入りません。

真空管アンプの監修

2021年08月14日 | ピュアオーディオ
一時10数台有った管球アンプも、現在では6台に数を少なくしました。現在使用中は3台(オリンパスで2台、自宅システムで1台)です。3台は眠っていることになります。



音楽ばかり聴いていても飽きて来ますので、久しぶりに管球アンプの裏ブタを外して「配線」の確認をしています。配線工事は「息子」に任せていた。私の理想(技術)を彼は完全にマスターしている訳ではない事を知っているので「確認」をして見ました。



同じ型番のアンプが有るので、既に1台は私の監修が完了しています。かなり手を入れました。2台目を開いて見ましたが、やはり同じ処を「手抜き」をしている様です。かなり難しい処でもあり、こてさえ入れにくく、端子も貧弱なので責められはしません。しかし、私の理想とは違うので、出来る限りの挽回工事をしています。作業しているとアッと云う間に時間がたってしまします。

音質と音のバランスを確認して、自宅システムで使いたいと思っています。

大雨警報が出ているので何もする気にならない

2021年08月13日 | ピュアオーディオ

昨日から「大雨」が当地では降っている。この先1週間以上、この状態が続く予報だ。現在時点で、近くの山の井川は氾濫寸前の状態か? もしくはすでに氾濫している様な状態と思われる。こんな日は何もする気にならない。


NHK-FM放送-14時からの「クラシックカフェ」でモーツアルトのVn協奏曲第5番が流れている。今日はなかなか名曲揃いの番組だ。それで、このクラシックカフェを聴いている。音楽部屋は台地みたいな地形の高台にあるので水害の心配はない。崩れる様な山が無い。

お盆が明けたらサブシステムの処分を開始する。その為の前準備を昨日までしていたが、今日は何もする気にならない。

自宅システムのリアパネルのSP端子・RCAソケットを変更したい

2021年08月12日 | ピュアオーディオ

Olympusシステムの中域用に使っているSTC4033Lシングルアンプです。このアンプはWE300Bに匹敵する様な実力を持っています。多分実力はWE101Dppパワーアンプのはるか上のサウンドだと思います。癖がなく素直に音が伸び切って、高SN比なサウンドを出してくれます。


昨日のブログでも云った様に、リアパネルのSP端子やRCA・XLRソケット、電源のインレット化でフルテックの「音質」に拘ったパーツに交換して使ってい居ます。さすがにフルテックが「音質」に拘って作っただけのサウンドがします。音数の多さや音のキレ・ヌケ・ノビ、SN比が素晴らしいパーツ達です。

パーツのストックは有るので、自宅システムの低域と高域用のパワーアンプのリアパネルを早く交換したいと考えていますが、どの機種も「初めて」やる機種なので腰が重いのです。「初めて」と云うのはなかなか気持ち的に穏やかでは有りません。